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NITECOREのアイテムが入荷しましたのでご案内いたします。MH12Sです。

MH12、MH12GT、MH12GTS、MH12V2・・・バリエーションを誇るMH12シリーズですが、このタイミングで追加してくるとは思いませんでした笑。とはいえ、MH12GTSとMH12V2をいいとこ取りしたような機種になっており、正統進化と言っていいのではないでしょうか。

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外観上はぎゅっとコンパクトな感じになりましたね。実際は全長141mm、ヘッド最大直径29.5mmと、意外と大きい印象を受けるカタログサイズです。ただ、全長が縮んだことや、各部のデザインのうまさで、あまり大きくは感じません。端正な印象を受ける初期のMH12と比較すると、獰猛な印象を受けるデザインです。

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テールスイッチにシュラウドのないタイプになり、操作性が向上しています。後方に向かって傾斜がつけられていることもあり、テールスイッチの操作しやすさは別格ですね。MH12はもともとタクティカルモデルではなく、P12がそれを担う役割でしたが、機種統合によりタクティカルっぽさが増している感じがしますね。


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ボディ直径は頑なに1インチを守っています。こういうところも評価できるところでしょうか。1インチ対応のマウントリングを足すことで、簡単にカービンなどの小火器に搭載できます。ボディに突起が少ないので、指を2本かけるジャックバウアー持ちも痛くないですね。ギザギザの多いボディでこれをやると結構手が痛いです・・・。NTR-10に対応する溝が切られているので、滑りにくいかと思います。


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搭載LEDはLUMINUS SST-40-W・・・ですって。CREE XP-Lなどと互換できる3V系LEDですが、倍の6Aもの大電流を流すことができます・・・。CREE系も進化を止めているわけではないのですが、なかなか恐ろしい進化の伸び具合ですね。これにより公称1800lmもの大光量を発揮します。これまでXHP35が担ってきたクラスですが、XHP35は12Vを要求しますので、6Vで済むSST-40-Wの方がメーカーからするとバリエーション展開がしやすいかもしれません。


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配光は、典型的な小口径リフ+大光量LEDという感じですね。SAMSUNG LH351Dにも似たすっきりとした色味で、かなり好印象。リフがそれほど深くないので、タクティカルな印象は薄れ、普段使いに良さそうですね。


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ULTRA LOW。明るさ調整は5段階あり、一番暗いULTRA LOWでは1ルーメン。実に1800倍もの明るさを制御できるのですから、優秀な電子制御です。また、ULTRA LOWの点灯時間がおよそ60日(1500時間)と公称されています。低電流領域では電子回路が食う電流が増え、なかなかランタイムが伸びないのですが、カタログスペックとはいえ他社の倍近い公称値は自信の現れという気もします。こうした極低ルーメンのモードは普段使いでは出番が少ないのですが、真っ暗な場所では歩くこともできますし、防災を意識する方には歓迎されるかと思います。


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このテールスイッチはなかなかいいですね。ちょっとMHシリーズの系譜には似つかわしくない気もしますが(当店が産業用におすすめしているせいでそう見えるのかもしれません)、タクティカル度がぐっと高まりました。とっさに手にとってぐっと押しても指が痛くなりません笑。個人的にはこうしたレイズスイッチは好みですね。


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装着しているタクティカルリングはNITECORE 純正のNTR10。これまで、NTR10対応機種は結構でかくて持ち歩くに至らなかったのですが、MH12Sはなかなかよろしいものがございます。マッシブな感じで、カタログスペックのサイズよりは小型に感じます。


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付属するホルスターはハードタイプ。とっさの抜き差しの場合は、ナイロンホルスターよりも優れます。この辺りもタクティカル感が増しています。どちらかというとPシリーズに近い構成。携帯性と堅牢性のバランスの良いサイズということもあり、かなりガチな用途にも答えてくれそう。


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バリエーションを増やしていったMH12シリーズですが、MH12Sの完成度は高く、一つの帰結点と言えるかもしれません。タクティカルにも使え、EDCしやすくなり、災害対策にもなる長時間モードを備えています。無理に小型化していないのでボディ剛性の高さも感じられます。NITECOREのタクティカルモデルが好きな方には気に入っていただけるかと思います。