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フラッシュライトライターのHATTAです。
今回ご紹介するライトはACEBEAM L18です。すでにアカリセンターによって紹介されているライトですが、非常に興味深いライトだったので改めて紹介させていただきます。

このライトは、同社のL35の兄弟機にして性格の異なるモデルです。L35がワイドビームなのに対して、L18は弩スポット。分かりやすい味付けの違いとユーザーのニーズを考えて作られたモデルです。どちらも全長154mm ヘッドの全幅が約52mmと比較的コンパクトながら極めて優秀なスペックを有したモデルです。

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L18の最大の売りであるビームディスタンスは1km。鋭く力強いビーム状の光軸で遠方を照らすことが出来る性能です。最大輝度は250,000cd(カンデラ)と危険とも言える眩しさを放ちます。ターボモードでの光源の直視はお薦め致しません。

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この強烈な輝度を生む光学システムは、幾重にも重なるTIRレンズによるものです。灯台のレンズのようなその姿はなかなか見ごたえがあります。ターボモードでも1500ルーメンとやや控えめな数値ですが、コンパクトなボディに使用されている電源は、5100mAhの21700リチウム充電池1本になりますので、実用面を考えると妥当な数値です。
以前から幾度となく書いておりますが、ルーメン値=照射距離ではありません。光学システム、搭載LEDの大きさ、そして明るさが複雑に作用しあって照射距離が決まります。このL18が凄いところは、「このサイズにしてこの照射距離」、という点であることをご理解ください。

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テールスイッチボタンは大きく、シュラウドから少し出っ張った仕様。押しやすく軽いタッチで点灯します。このスイッチは常にターボモードで点灯し、半押しでの間欠点灯も可能。最もタクティカルなシーンに適応したスイッチボタンです。

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順手で持った際に操作できるサイドスイッチは金属製。長押しで5段階の調光が可能。任意の明るさでスイッチから指を離すとその明るさで常時点灯し、再点灯の際は、消灯時の明るさでリスタートできます。また、どの明るさからもスイッチをダブルタップすることでターボモードを発動させることが出来ます。つまり、ライトの持ち方を変えることなく瞬時に緊急事態に対応することが出来ます。

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常に逆手にライトを持たなくてもターボモードが使えるのは非常に便利で実用的。純粋なタクティカルライトの性格を持ちながら、普通の懐中電灯としての性格も併せ持つライトです。
実際に手にしてみると実にコンパクトで取り回しが良く、軽いと感じました。専用のホルスターも付属するので、携行することも充分に可能です。

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付属充電池は、USB-Cタイプのケーブルで充電が可能。充電池に直接挿して充電ができるので別途充電器をそろえる必要ありません。USB-Cケーブルも付属します。この手のタクティカルライトを初めて手にする人にも優しい充電方式です。

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消灯時 実際に屋外で照射してみました。かなり暗い川沿いの遊歩道です。街灯もなく鬱蒼と木々がしげる道なので夜に歩く人はいません。

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ターボモードでの照射 
光源がLEDなので瞬時に最大パワーで点灯できるのが魅力。力強い光軸がまっすぐに道の先を照らし、周囲から漏れる周辺光で周囲の木々や路面を照らすことが出来ました。こういった狭く長い場所を照らすには非常に適したライトだと思います。道路だけでなく、屋内でも見通しの良い場所であれば、効果を発揮するものと思われます。

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750ルーメンのHiモードでも二時間強のランタイムは実用的。ヘッドもほとんど熱を持つことなく快適に使用が可能です。こういった弩スポットでありながらコンパクトなボディは、消防士の方には人気があると思います。かつてライトを何本も持って消防署に営業しに行っていたことを思い出します。もしあの時、このライトがあったら間違いなくお薦めしていたことでしょう。この集光性と明るさ、そして優秀なランタイムは、彼らが最も欲している性能に違いありません。

コンパクトで集光性に富んだパーソナルライトをお探しであれば、ACEBEAM L18はお薦めの一本です!