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1000ルーメン級のコンパクトライトが出た時、「こんな明るいライト誰が使うんだろう?」と思ったものですが、最近はもはやびっくりしなくなりましたね。流石に無理を感じないわけはありませんが、4000ルーメン級が中華系メーカーでは一般化しつつあります。

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中国系高品質ライトの中でファンが多いKLARUSもこのクラスに参戦してきました。今回ご紹介するXT21Xです。カタログスペックは先行するACEBEAM L30やNITECORE i4000Rに匹敵しますが、さすがKLARUS!と思うような味付けは健在です。ぜひご紹介いたしましょう。


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まずはどぱーんと配光をご紹介。いやあ明るいですね。まぁまぁ深めのリフレクター搭載なので、割とタクティカルな印象を受ける配光です。とはいえ、このクラスの明るさになると反射光で周辺光の外側まで白く染まるレベルなので、周辺光の広さはこの明るさでは関係しないかもしれませんね。

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ご参考までに、同じ設定で撮ったNITECORE MH12。こちらは1000ルーメンですね。スタンダードな配光、充電機能付き、1インチヘッド、18650電池搭載、およそ10000カンデラ…と、「スタンダード機」として比較照射でも長らく活躍してくれました。十分明るい、という認識でしたが、4000ルーメン級の後では暗く感じますね。

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KLARUS XT21X 、HIGHモード、1200lm。
うーんこれ、1500ルーメン以上はあるような気がしますが・・・、とりあえず配光はこちらの方がわかりやすいですね。スポットは大きめでほとんど目立ちません。それほど中心照度は高くなく、中距離で使いやすいかと思います。


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MOONLIGHT、5ルーメン。大光量から低光量までよくやりますね・・・。このサイズのライトで5ルーメンの明るさがどこまで需要があるかはわかりませんが、防災等を意識する場合は欲しい機能ですね。この明るさでも10m先の障害物は十分に視認できます。そしてこのモードも5ルーメンにしては明るい気がします。


明るさは
TURBO:4000 lm(1.2時間)
HIGH:1200 lm(2.3時間)
MED:400 lm(6.5時間)
LOW:100 lm(21時間)
MOONLIGHT:5 lm(200時間)

実用側からすると若干飛んでる印象を受けるLOW側の設定ですが、上が4000もありますからね、仕方ありません。とはいえサイズもそこそこ大きいライトなので、手元足元用というよりはもう少し遠い10m〜の使い勝手が重要かと思います。

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大光量を絞り出すCREE XHP70.2。でかいですが流石に見慣れた感じもします。発光面積が大きく、ワイドな配光になりますが、効率の高いLED。

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大光量大型LED + 21700型内蔵電池という組み合わせもスタンダード化してきましたね。この構成では小型化が難しいので、フルサイズのタクティカルライトは顕著に更新が進んでします。大光量のためには大容量電池が欠かせません。プラス極が普通でよかったー(←心からの声)

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KLARUSの特徴の一つが、デュアルスイッチによるコントロール。なんですが、さらにサイドスイッチまで搭載しております。いやあ。1つのライトに3つもスイッチがあるんですね。テールにある丸い方のメインスイッチでON-OFF、サイドスイッチかテールのレバー式のモードスイッチで明るさを調整するのがメインの使い方。


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また、テールのモードスイッチの長押しで、どの状況からでもストロボを発動します。この発動の速さがKLARUSファンを魅了するところでしょう。モードレバースイッチによるタクティカル性とユーティリティ性の融合はXT21Xでも実現されています。
機能面ではNITECORE i4000Rとよく似ていますね。配光面ではXT21Xの方がスタンダードに近く、i4000Rはよりワイドで面で捉えるような設定です。

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ボディはKLARUSにしては珍しいデザインに感じます。この手の細かなテクスチャによる滑り止めは医療用器具に多い意匠。素肌にもグローブにも吸い付きが良いですし、触れるもの皆傷つけるパイナップルボディ のような過激さはないので、今後普及してほしいですね。


品番、XTの20番台は今回が初かな?伝統のXT11シリーズから一歩踏み出したアイテムといえそうです。その一方で操作性などに伝統を残し、従来のファンもスムーズに機種更改できそうです。KLARUSファン待望の4000ルーメンモデル、ぜひお試しください。