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「うーーんレビューしづらいな!」
としばらく思っていたので、思い切って撮影備品にセミコンパクトサイズのハンドガンを購入してみました。
納品書はこっそりと紛れ込ませておいたので、流れに乗って処理されることを願います・・・。


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で、とりあえず現物が届きました。UMAREXのGLOCK 19です。セミコンパクトサイズでは王道中の王道ですね。これまで私物のCZ P-09を使用していましたが、GLOCKの完成度の高さを実感させられますねえ。
まあ当店はエアガンレビューはしませんので、単に今後セミコンパクトハンドガン用ライトはグロック19でレビューしますよという予告です。

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実際に今回ご紹介するのはKLARUSのコンパクトウェポンライト、GL1です。
SUREFIRE XC1、OLIGHT PL-MINIなど、ここ数年で新世代に移行したミニマムクラスのウェポンライトの対抗機種ということになります。

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全体的なプロファイルはとても小さい。幅はグロックとほぼ変わらず、高さ方向はトリガーガードよりも低くなっています。乾電池は使用できずPL-MINIのように内部に薄型バッテリーを内蔵しており、その割り切りによって小さな外観を実現しています。

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底面にマイクロUSB充電ポートを備え、銃から着脱することなく充電可能。GL1の右側面にはインジケーターがあり、充電状況や使用中のバッテリー残量を知らせます。こうした合理主義はアメリカが得意とする分野と思っていましたが、ここ10年の中国メーカーは全く侮れません。


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光学開口部は小直径。サイズ上の制約からはどうしても逃れられないためやむを得ません。リフレクターも浅く、それほど高い集光性は得られないでしょう。とはいえ数百ルーメンを容易に叩き出す時代ですので、10m以内のインドアレンジでは不足はありません。
逆に、SUREFIREのマックスビジョンのように面で制圧する照射で、クロスレンジでは有利かと思います。

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スイッチは最近多いショートレバータイプの電子式ですね。クリック感はあまりなく、グッと下に押すとクリックとして扱われます。
最近は淘汰の結果なのか、各社操作方法が似てきています。KLARUS GL1もクリック→点灯・消灯、ダブルクリック→ストロボ、長押し→モメンタリ点灯という割り当てになっています。
説明書を読む前にとりあえず試す基本的な操作、って感じですね。


脱着は左側面のネジで行います。ある程度緩めたら、ネジ自体をボタンのように押すと、反対柄のレールが浮いて着脱可能になります。反対側のレールはバネの力で閉じる方向にテンションがかかっていますので、ネジを押して浮かせる必要があります。
OLIGHTのレバー式はお手軽ですが、ネジ式の方が軽く、幅を取らないのがメリットです。


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見よ、真上から見てシルエットがはみ出さないコンパクトさ。右側の下の方にはみ出て見えるのはGLOCKのフレームです。


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レールとの嵌合部は各メーカーの工夫が見えて楽しいところ。KLARUS GL1では、上部にギザギザの面があり、その上にロックバーが乗っています。このバーは上から押し付けると動きませんが、真横から押すと前後に動かすことができ、細かいピッチで調整することが可能です。
通常はどのメーカーも最低限2種類、GLOCK用とピカティニー用の交換パーツがあることが多いのですが、KLARUS GL1は1つのパーツで対応可能。しかもその調整ピッチは細かく、全く不満のないフィッティングが可能です。


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こうしてレバー位置がトリガーガード前面に重なるようなタイトなフィッティングもお手の物。
この手のライトは明るさ性能とともに使い手とのマッチングが重要ですが、KLARUS GL1のアジャスト能力は半端ないです。

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浅いリフレクターから予想される通り、広くて緩めの集光性。タクティカルというとどうしてもタイトスポットのイメージが付きまといますが、今時はクロスレンジで有利なワイドスポットが主流のようです。
明るさは600ルーメン。カタログスペック競争が進む昨今ではそれほどインパクトのある数字ではありませんが、小型ボディでこれだけ出れば十分合格でしょう。
長押し、クリック、ダブルクリックの反応も良く、短時間の練習で思い通りに扱えそうです。


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小型ゆえに構えた時のバランスも抜群ですね。重心が前に寄りすぎず、軽快に取り回しができそう。
ガンマニアではないため、グロック19で久しぶりにコンパクトサイズのハンドガンを構えましたが、わずかな全長の違いで取り回しが楽になった感じがしますね。
ならばこのクラスのライトにはきちんとコンパクトサイズのウェポンライトを乗せてあげたい感じもします。


SUREIFRE XC1クラス、徐々に激戦区になってきました。タクティカルライトはその性能の絶対値よりも「装備しているかいないか」の方がはるかに重要です。
これだけ小さなウェポンライトなら、常時搭載でも負担にならないレベル。妄想EDC系ユーザー、私服オフィサー設定でサバゲに挑む方々、ぜひ愛銃のお供にいかがでしょうか。