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紹介が遅くなりましたが、L17 GREENを改めてご紹介いたしましょう。人気で言えばやはりL17 WHITEの方ですが、カタログスペックでそれを上回るグリーンがどんなものか気になります。

L17。40mmのヘッドを有する本格派のタクティカルライトですが、直径が小さく感じるコンパクトなヘッドのデザインと、SUREFIRE Z2を思い起こす(感覚が古いですかね)ソリッドなボディが特徴です。

まずはおさらいでL17 WHITE。ちょっと趣旨を変えて、薄いスモークで撮ってみました。
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後発のL18ほど集光性が高いわけでは無いのですが、圧倒的に広い視野に、「十分以上」の集光性を備えます。公称光束1400ルーメン、最大到達802mというのは伊達ではありません。
カタログスペックが優れている以上に、違和感の少ない視界は非常に好ましい感じがします。
特にほぼ左右まで回る広大な周辺光は素晴らしく、周辺光が狭かった旧世代のタクティカルライトと比較すると、覆せないジェネレーションギャップを感じますね。とはいえタクティカルシーンでは周辺光を絞る選択肢もありますが、日本で一般ユーザーが使用する限りでは、こちらの光学系が望ましい感じがします。

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お待ちかねのL17 GREEN。視界をそのまま緑に置き換えたような照射ですが、写真でも肉眼でもこちらの方が明るさ感は上。また、搭載するOSRAM KPの特徴で、単純な純色のグリーンではなく、色彩識別性を失っていません。
ホワイトを超える明るさ感といい、色彩識別力を残したまま緑に染まる視界といい、初見では脳が混乱する感じがしました。

一般的に、といっていいのかどうかはわかりませんが、CREEではRGBの単色LEDに、若干の色彩認識能力を持たせたバリエーションを用意していたりするのですが、OSRAM KPはそれらとも少し違うようで、スペクトラムグラフが全域に及んでいます。
いわば、「ホワイトLED」の一種ということになります。ちなみに青色のOSRAM KBや赤色のKRはホワイト系ではなく単色ですね。

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スモークショット。クールホワイトの場合、スモークの中を進行するに従って色温度が下がるのがわかるのですが、OSRAM KPも若干黄色味を増しているかな?という感じです。写真では少しわかりにくい感じですが・・・。
この色味の変化は、単色LEDでは起こりませんのでお持ちの方はお試しください。


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どう写真を撮っても、L17 GREENがL17 WHITEよりも明るいのを感じられます。周囲がグリーンに包まれる一方、単色LEDのように立体感や距離感を損なう感じもないので、ほんと、不思議な視界。


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この写真はLOWで撮っていますが、日常生活では見かけない色なので、施設の照明の下でも十分に目立ちます。L17の集光性が理由でもありますが、OSRAM KPの独特のカラーも一役買っています。
夜道を歩くときの安全灯としても良いかもしれませんね。タクシー会社の調査では、緑色の灯火がもっとも遠くから視認できるそうですし。


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L17は光学系がTIRなので、光っている部分をナナメから見てみても美しい。人は何故、光るものや透明なものが好きなのか・・・なかなか楽しめますな。
グリーンの光は埃が見やすく、クリーンルームで使用される・・・なんて話もありますが、正直実感はできません。レンズ表面の微細な埃が目立つっちゃー目立つ・・・でしょうか? 

グリーンのライトは一般的に草食哺乳類が感知できない色とされ、ハンティングなどで使われるのですが、「ホワイト系」のOSRAM KPの光は、動物もそれなりに強く視認できそうです。となるとハンティング用途でもないでしょうから、謎の多いLEDです。
ACEBEAMの担当者に用途を聞いてみても、「あなたの好きなように使ってOK」と、すっとぼけた答えしか返ってきません笑。
しかしマニア的には面白く、大歓迎ですね。広い場所で強烈なグリーンの光線を飛ばしていたら、目立つこと間違いなし。ぜひお試しくださいな。