blog-review-klarus-e2





KLARUS E1の上位機種、ということになるでしょうか。KLARUS E2のご紹介です。


blog-review-klarus-e2-1

ご覧の通り、E1より10mmほど長い。以上。

というわけにも行きませんね笑。しかし、ちょっとびっくりするくらい、E1との外観上の差がありません。先日紹介したPROTAC 90°と90X USBもなかなかの類似機種でしたが、それ以上ですね。E1 レビューを御承知いただいている体で、さっくりと違いをご紹介しましょう。


blog-review-klarus-e2-2

まず、カタログスペック上、最大光量が1000→1600ルーメンにアップしています。2000ルーメン級とまでは言えないものの、コンパクトさも加味すれば十分以上の大光量と言っていいでしょう。

どっぱーん、と手元から奥まで確保できる視界も引き継いでいます。このワイドな視界の使用感は非常に優れていますね。先日ご紹介したSTREAMLIGHT PROTAC 90 X USBも秀逸でした。最近はこうしてカタログスペックには現れない、光学系の進化が著しい感じがしますね。タクティカルに使いたい場合も、奥を照らしながら足元や至近距離もカバーできます。近距離〜中距離で十分に使用できますので、装備を減らしたいアウトドア系にも最適でしょう。

HIGH 1000→1600ルーメンの他、ULTRA LOW 2→8ルーメンも多少影響のある変更かな。設定にもよりますが、OFFから直接アクセスできるモードなので、光量アップして使い勝手が良いのは歓迎されるのではないかと思います。また、微細なことですが、周辺光外縁にあったイエローリングが目立たなくなりました。


blog-review-klarus-e2-3

よく見ると、レンズの仕様が変わっていますね。凝りに凝ったE1のUDLレンズとは異なり、時々は見かけるTIRの一種ですね。正直なところ、光学系に関してはE1の方がお得感があるような笑。ただそれもあくまでも部品レベルの話であって、結果としての照射はE2の方が綺麗だと思います。


blog-review-klarus-e2-4

おそらく光量増大の影響だと思うのですが、ライト側に充電機能が追加されました。その代わりに電池の方の充電機能がオミットされました。付属する電池自体の容量が2600mAh→3600mAhに大幅アップ。この辺りは光量増大に伴う様々な考慮が働いているんでしょうね。電池自体の互換性はあり、E1とE2でバッテリーを逆にしても点灯でき、E2+E1バッテリーの組み合わせで充電も可能です。


blog-review-klarus-e2-5

テールスイッチはKLARUSの特徴の一つなので、もう一度おさらい。丸いのがメインスイッチで主にON-OFFを、レバー式のモードスイッチが明るさ切り替えに使えるほか、長押しでストロボ(タクティカルモード)またはULTRA LOW(アウトドアモード)が選べます。初心者でも使いやすいほか、特にストロボ重視のタクティカルユーザーには使いやすいライトかと思います。例えば初心者にオススメする最初の1本にも良い感じですね。

E1はコンパクトで機能的にもまとまったライトですが、E2はその正統進化といった感じ。操作性もKLARUSのデュアルスイッチシリーズに共通のもので秀逸。E1の明るさでは物足りなかった方には良い選択かと思います。