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先月は初回ということで、コンパクト・安価でマルチに使えるライトという感じで「KLARUS XT1A」をチョイスしました。
普段使いのSUREFIRE EDCL1Tと置き換えて使っていましたが、HIGHでの即時対応性には劣るものの、汎用的な配光と実用性の高いモード配分で満足度が高いライトでした。外部充電が可能なのは普段使いには大きなメリット。デュアルボタンによる操作系は、普段は良いものの、とっさの場合に神経を使うのはやむを得ません。とはいえ正直なところ、一般人はもちろん、警備員や一般の警察官であれば十分に満足できるかと思います。

さて、それを踏まえて今月はどうするかですね。先月の予算の繰越が若干あり、13,254円の予算です。この企画では、同クラスの類似ライトをコレクション的に増やしても仕方がないので、方向性は変えましょう。

1)同系統で大型化して18650クラスに
2)高演色系ライトをサブに購入
3)ランタン・ヘッドライトなど防災系
4)ガチ系のタクティカルライト

こんな感じですかね。XT1Aの機能自体は気に入っているので1)はありですが、その場合はXT1Aが早くもお役御免という感じがします。2)は個人的な好みもあってアリ。3)は大人の事情で来月にしましょう笑(防災の日がありますので)。4)も方向性はアリですが、もう少し予算を積んでからいいものを買いたい気もしますね。

ということで、タクティカル系のメインライトをバックアップできる、サブ系の高演色ライトを今月のターゲットとしましょう。







LEDのバリエーションが多いおかげで、どんな選び方をしても候補に上がる気がするEAGLETAC。D25LC2はお値段も安く、18650が使用でき、多彩なモードを備えていて、利便性が高いEDCライトです。正直なところ何の問題も不満もないですね・・・。あとはサイズやデザインが好みかどうか。小型機種が欲しい場合はD25C・D3CやD3Aといった選択も可能。D25Aはこれまで見送っていましたが、先月も候補にあがりかけましたし、ニッチなジャンルとして成立しそうですね。次回の仕入れで取り扱いを検討してみます。

実はD25LC2は私物を持っていますが、性能に不満がない反面、出番はあまり多くありません。ディフューザーなどを使用できる類似のライトの方をどうしても優先してしまうんですよね。サブライトでキャンプなどを視野に入れる場合、そうした要素も影響しそうです。






最近人気のEAGTAC 特注三眼、高演色バージョン。個人的にはすでに購入していますので良さはよくわかっています。ルーメンズファクトリー SP-6は安価で購入できるモジュールのホスト。ノーマルでは大電流に対応できませんがカスタムで耐大電流化できますし、今後モジュールを揃えるというのも方向性としてはアリですね。ちなみに今回の仕入れから本体の色味が代わり、青みが抜けたグレーになりました。近いうちに写真を撮りたい・・・。で、2つ合わせて6,936円。EDCするにはちょっと大きいですね。逆にキャンプなどでは頼りになりそうなサイズ。

H2Tのモジュールという手もありますが、皆さんに供給できない状況なので除外します。




一般的・あるいは性能的な大本命はこれでしょうか。ACEBEAM TK18 AL。これもEAGLETAC同様、特に不満がないライト。魅力は最大光量が1650lmもあることですね・・・。正直なところそんなに必要はありませんが、200lm以下で3モードあるのも魅力ですね。EAGTAC系
と同様に小型サイズのTK17、TK16を選ぶこともでき、操作ボタン1つで5モードを操作するのが相違点。ほぼ同様の仕様でEC65 NICHIAもありますが、LOWが明るめなので一旦横に置いておきます。


うーーん、高演色系のハンドライトってたくさんあるようで、ブランドで見ると多くはないですね。特に欧州・北米系のブランドが全滅なのが面白い。NITECOREもタクティカル系ライトでは高演色には興味が薄い感じですかね。一方、EAGTAC、ACEBEAMは複数のシリーズで高演色を揃えています。各ブランドの特色が見えて面白い。H2T系のカスタムにはまだ予算的に手が出ません笑


さて。最初に選んだKLARUS XT1Aが単三・14500機種なので、同じクラスで行くか、18650クラスに移行するかもちょっと迷うところですね。CR123A 1本クラスは今回はコンセプトから外れる感じがします。最終候補は





どっちかか、かな。



さて、今回はサクッと発表。やっぱり王道はACEBEAM TK18ALですね。ひねらずにこれにしましょう。



三眼による柔らかく広い配光、大容量電池を搭載しながらもコンパクトなボディ、1インチヘッドで今後の汎用性が高そうなこと、あたりが選定理由かな。弱点としては、充電機能がないこと、タクティカル性に劣ること。充電機能はNITECOREのLC10を買うか。タクティカル性に関しては想定の範囲なので妥協できます。拡散玉Eや、SUREFIRE F05フィルター、NITECORE NDF25フィルターなどを転用できる、物理的な汎用性の高さも注目ポイントです。

ということで、2点合わせて10062円のお買い物です。・・・意外性がない割に予算使い切ってしまってますね笑、貯金ができませんでした。そうやって考えると充電モデルはなんやかんやでお得です。そして品切れ中の商品から選んでますがいいんでしょうか・・・。TK18 AL NICHIA自体はB品から取得、LC10はすでに私物があるのでレビューに問題はないのですが、宣伝効果を考えると在庫がない商品をピックアップする意味ってなんなんでしょうか←心の声


収支報告
----------------------予算
今月の予算・・・10,000
先月からの繰越・・・3,250

合計予算・・・13,250

----------------------購入品

ACEBEAM TK18 NICHIA・・・7,865円
NITECORE LC10・・・2,197円

合計金額・・・10,062

----------------------繰越

来月への繰越・・・3,188円

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周辺機器が揃わないうちは本体の他に金がかかりますね。今月も3000円程度貯金したいところでしたが止むを得ない。充電機能は、ガチなタクティカルユーザーは好まないケースも多いんですが、エントリーユーザーにはお勧めできる機能ですね。ブランドごとの特色も実感できましたし、普段はあまり候補に上がらないメーカーに目を向けたりするので、販売側としては面白いです。読者の方がどんな視点で見るのか、気になります。

実は今回の企画は、高演色・18650の方向性になることが予想できていたので、充電機能もついていて安価な本命が別にあったのです。が、もし入荷が遅れると今月中に記事が書けない事態になりそうだったので、夏休みを機会に書いてしまいました。本命の登場もぜひお楽しみにしてください。