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当店が度々トライしている、EAGTACの特注三眼 PC AMBERですが、なかなか思うようにオーダーが通りませんね。今回入荷しましたのはノーマルのAMBERでございます。



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対応電圧2.7〜9.0V、電流量HIGH:700mA(100ルーメン)、LOW:140mA(20ルーメン)という基本スペックはシリーズの他のモジュールと同一です。というわけで、早速他の色と比較。


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上から順に、2200K、AMBER。ぱっと見の色感は同じですが、白色系LED(WHITE LED)である2200Kと、単色アンバーはかなり色の見え方が違います。また、写真として周辺に普通の色がある状態で見るとAMBERは濃いオレンジに見えるのですが、真っ暗な場所でAMBERのみを使うと、比較する色がない関係で目や脳が順応してしまい、灰色がかって感じます。


前回、PC AMBERと称して2200K入ってきたときは、照射の色で気づきました。一部の方からお誉めいただいたのですが、実はPC AMBERは青系統がめっぽう弱い特徴があり、青がほとんど黒く見えます。AMBERもまた青系統が弱いのはもちろん、さらに灰色とオレンジの区別がつかない、赤がわからないという特徴があります。コツを知っていると意外と判断できます。


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とはいえ。実は、PCAMBERとAMBERはLEDの外観が違います。光色よりもこちらでの識別が容易かもしれませんね。単色LEDは蛍光体を持たないので見慣れた黄色の成分がなく、素子の色がむき出しです。


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せっかく撮影したので、EAGTACの特注三眼モジュールを集めて同一条件で1枚にまとめてみましょうか。PC AMBERはSILVA TOPO Xを使用しています。CREE XP-E2のPC AMBERではないので、記憶にあるよりはちょっと赤っぽい感じがします。こうして並べてみると色の違いが比較できて面白いですね。普段人私たちが目にする太陽光は5000K前後ですので、NICHIAが最も自然に見え、基準になるかと思います。


AMBERは実用性が高い色とは思いません。ただ、暗所視力に影響する桿体細胞を刺激しないので、夜間視力の維持にはかなり有利。また一部爬虫類は赤・橙の光に感度が低いとされているので、刺激することなく観察できるなど、様々に活用できます。
また、独特の視界は非日常的な雰囲気を楽しむにも秀逸。特に屋外に持ち出していただくと、白色光って恵まれているんだなあ的な不思議な感慨を味わうことができるかと思います。


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PC AMBERですがどうやらLEDの入手が困難なようで、直近では製造の目処が立ちません。お待ちのお客様には、お盆明け以降に個別にご相談させていただきますね。
また、前回 PC AMBERの名目で2200Kをお届けしましたお客様には、2200K用のラベルシールを普通郵便でご送付しております。遠隔地を除き、数日程度で郵便受けに届きますのでご確認ください。何卒よろしくお願い申し上げます。