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ACEBEAMは「かっ飛んだ集光性」か「ぶっ飛んだ大光量」かに振って来ることが多いメーカーですが、今回はかっ飛び系ですね。照射距離1682mだそうです。

ACEBEAM Kシリーズと Xシリーズはデザインが似たものも多く、ついでになぜか数字も寄せて来るので混乱に陥りやすいのですが、基本的にKシリーズは1灯で飛び系、Xシリーズは多灯で大光量系です。


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K65の特徴は大直径ターボヘッド。そしてLuminusのSBT-90 GEN2を搭載していること。でっかいリフレクターにでっかいLED。通常、発光素子の上にはドームが載っているものですが、SBT90ではフラットタイプになっていてこれが集光性に寄与しています。一般的に、同じタイプのLEDではドームの有無により2倍ほど集光性に差が出ることが多いです。


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10m照射。6500lmは間違いなく明るいのですが、ACEBEAM Xシリーズのとんでもないライト達を見た後では常識的だと感じます。まだなんとか1000lmクラスと同じ設定で撮れますし。どちらかというと10m先を完全に白く飛ばす集光性がKシリーズの特徴ですね。公称70万カンデラオーバー。犬吠埼の灯台が110万カンデラ、もっと小さな灯台では40万カンデラ程度の物もあるようなので、もはや据付の大型機械並みの光度を持っていることになります。

手元では太く感じる光軸が、吸い込まれていくように細く伸びる様はターボヘッドならではの快感です。が。室内10m程度ではそこまで真価を発揮できません。こういうのは海や山や河原に持ち出して遊ぶとレベルの違う飛距離を楽しめます。大型ライトを抱えての野外照射は気分的にヘビーなんですが、こういうライトを見ちゃうとうずうずしますね。


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18650電池を4本搭載。カートリッジ式で、電池さえ正しく装填すればカートリッジ自体には前後の違いがありません。よくできていますね。またXシリーズ、Kシリーズに共通で互換できますので、もっと手軽に手に入れば大規模運用もしやすいのになあと思うパーツでもあります。


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Kシリーズ、Xシリーズのお約束、後付けのキャリングハンドル。Kシリーズの太いボディは鷲掴みにせざるを得ませんが、キャリングハンドルがあれば指に引っ掛けて使用できます。あるとないとでは大違いのアイテムです。好みによっては前後を逆に付けてもOKです。


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このネジ穴はカメラの雲台のネジと同じ規格で、三脚に取り付けての運用が可能です。Kシリーズのようなライトは普段から持ち歩く用途ではなく、プロジェクトやミッションごとに持ち出されるライトです。こうして三脚を使い、角度を固定してハンズフリーで照射できるのは大きなメリットでしょう。ただ、このネジ穴はあまり深くなく、周りの平面も狭いので、物理的に雲台につかなかったり緩みやすいというデメリットもあります。せっかくなので、もうちょっと見直されると嬉しいですね。


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例によってACEBEAMのマットな仕上げには高級感があり、シルエットも優等生的。近いうちにレビュー予定のTM39Liteに比べれば、優美さすら感じられます。まともな人はあまり買わない暴君的なライトですが、その分楽しめるかと思いますよ。