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懐中電灯ライターのHATTAです。本日ご紹介するアイテムはSUREFIRE社のキセノンバルブP60互換のLEDモジュールです。アカリセンターが企画し、イーグルタックが製作したオリジナルモジュールです。演色性と実用性を重視したスペシャルなアイテムです。6PやG2をお持ちの方で、LEDモジュールによるアップグレードをご検討の方は、是非御覧ください。

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三眼仕様3つのLEDを搭載し、モードにかかわらず全灯します。各LEDは小型のコリメータレンズに収まっております。3灯が同時に点灯することで、各々にかかる負荷を減らし、効率的で燃費に優れた点灯をします。今回、アカリセンターが提案する明るさはHiモードが200ルーメン、Lowモードが40ルーメンの二段階調光。テールスイッチをタップすることでモードが切り替わります。

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タイプは3種類 すべて高演色LED
光の色は色温度別に 3000K 、4000K、57000K。ケルビン値が低いほど赤くなり、高いほど白くなります。太陽が水平線に近い時は赤くなり、正午の太陽が白く見えるそれと同じ。太陽光と比較した演色性CRIは何れのLEDも95と高く(MAX100)、どの色味も太陽光に近い光を照射します。
各LED種は以下の通り
・3000K:SST-20
・4000K:SST-20
・5700K:NICHIA 219B

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仕様電圧は2.7V〜9Vのワイドレンジ
使用可能電源は、CR123(3V) x 2本、16650充電池(3.7V) x 1本が一般的かと。もちろん、CR123を3本使用する9PやG3にも使用可能です。パッケージには6Vまでとありますが、アカリセンターの仕様は9Vまでとなっております。6Pにエクステンションチューブを付けて試しましたが、問題なく使用可能でした。使用する電池の容量によってランタイムは前後しますが、6V仕様でHiモード2.5時間、Lowモードで18時間使用可能となっております。

販売の際のパッケージは、懐かしのフィルムケースに入っております。昔からフィルムケースにP60系のモジュールがシンデレラフィットすることは有名でしたが、こうしてコンシューマー向けのアイテムとしてフィルムケースに入ったものを見るのは久しぶり。保管や持ち運びに便利ですよね。

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モジュールの他にスペーサーリングが付属します。SUREFIREの筐体であれば、このリングは使用しません。他社の同様のモジュール交換システムを持つライトで使う機会があればお試しください。電池との接点部は使用を繰り返すとバネの部分が少し傾きますが、これは仕様です。他社のモジュールでもこのようになりますが、使用に問題はありません。モジュール自体の完成度は高く、モジュールの筐体自体にフィンが施されており、空冷促進が考慮されたデザインをしております。

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SUREFIREの6P/G2系に装着可能ですが、樹脂ヘッドのG2Zの場合は若干ボディとヘッドの間に隙間が出来ます。ですが、止水用のOリングは越えているので使用上なんら問題はありません。

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三眼のLowモード 手元配光
手元を照らすという懐中電灯にとって必要なシーン。あまりスポットが強すぎる絞られた配光と異なり、手元を照らすのに適した配光です。よほど至近距離でない限り、配光が崩れることもなく使いやすいかと思います。各々高演色ですが、人肌の色味ですと4000Kが一番ナチュラルに感じました。

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より至近距離で使用する場合や、ランタン的な使い方をする時は拡散用のアイテムが便利です。6Pのヘッドに装着可能な拡散玉Pやワンドが活躍します。フラッシュライトの使い方の幅を広げるのに持っていると便利なアクセサリーです。
※ワンドはストリームライトのストリオン用が使用可能です。





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屋内でのHi or Lowモードの見え方の違い
屋内であればLowモードでも充分に使えるが、やはりHiモードの方が見えやすいですね。そもそもHiモードでも200ルーメン程度でありますので、明るすぎるということもなく見えやすい。瞬時に室内を隈なく照らすことが出来る三眼の配光は、照射距離をさほど気にしなくてよい屋内で効果を発揮します。

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屋外 色温度別の照射
存外に低色温度の3000kや4000kが良かったです。個人の好みもありますが、アウトドアではやはり電球色の方が見やすいように思えます。皆さんの好みはどの色でしょうか?個人的な見解ですが、日亜の5700kはSSTの他の二つに比べ中心光が少し広いように思えました。正面からLEDをのぞき込んでみるとSSTに比べ若干大きいように思えました。レンズやリフレクターが同じであれば、光源であるLEDが大きいほど集光は弱くなります。

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屋外照射 LowモードとHiモードの見え方の違い
光は程よく広がります。日亜の5700kの照射です。中近距離で効果を発揮する三眼の配光。薄暗い夜道を歩くにはとても適した配光です。一番ワイドな5700kは日常使用には適しているかも知れない。

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全く熱くならないヘッド
少し昔であれば、200ルーメンでも連続点灯ではヘッドが熱くて持てなくなるほど過熱していたが、最新のLEDを積んだこのLEDモジュールは連続点灯させても熱を持たず安定した照射が可能です。さらに3灯がぞれぞれ点灯するので1灯辺りの明るさは抑えらえるので熱を持ち難くなっております。こういった充分に明るく、連続点灯が出来るようなライトが欲しかった。SUREFIREを日常的に携行し、気軽に使いたいと考えている人にはピッタリだ。ウルトラ明るくてタクティカルなモデルが好きな人にはウケないだろうが、必要充分な明るさとランタイムの両方を実現するには、このくらいのスペックで楽しめると思います。

9P
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個性的な三色のLEDから好みのものを選んでみよう。
このLEDモジュールが良いのは、実用性を重視した明るさとランタイム、そして価格だろう。アカリセンターで税込み5000円。カスタムパーツのLEDモジュールとしては破格でしょう。少なくとも三眼で、しかも高演色。より手軽に6P系のカスタムが楽しめます。手が出しやすいというのは大切なこと。今は以前よりもこの手のモジュールが人気だとは思いません。しかし、もう10年以上前の6Pが我が家では未だ現役です。時代や時々の気分で明るいものから、暗いものまでモジュールを変えながら使ってきました。これからも使い続けることでしょう。そういった共に歩める一本として6PとこのようなLEDモジュールは一つは持っていても良いかと思います。懐中電灯がとても奥が深くて、楽しいホビーであることを気付くことが出来るかも知れません。