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H2Tさんにお願いして、変わり種のモジュールを作っていただきましたのでご案内いたします。雷光KL6。当店からの要望で、とんがった仕様にさせていただきました。



SUREFIRE M3のLED化モデルであるL6は、ルママックスシリーズないしミレニアムシリーズの中でも変わり種。ユーザーの手で分解できる機構になっています。この構造を活用して、ユーザー自ら交換できるLEDユニットを企画してみました。

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搭載するLEDは、現時点で飛距離&人気ともに最高のOSRAM OSTER KW。もはや定番ですね。発酵面積の小さな素子にフラットシール構造。さらに3000mAまでかけられるパワーにより、XP-L HIの倍近い中心照度を叩き出します。
もともと極めて深いリフレクターを備えるL6。これに3000mAのOSRAM KWを組み合わせてみたらどうなるか?試してみたくありませんか?

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どーん!と中心光が伸びる独特の照射はさすがですね。OSTER KWファミリーは、飛距離は出るものの明るさの絶対値では劣ります。しかし遠距離への到達性は素晴らしいものがありますね。そしてL6の特性である周辺光の狭さ。ザ・タクティカルライトにはこのような配光のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

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大電流に対応するため、雷光KL6はキャニスターから新造しております。L6のキャニスターは樹脂性。100ルーメン時代のシロモノとはいえ、当時結構放熱に気を使っていたSUREFIREにしては疑問が残るのですが、取り外し可能な構造から見ても、交換式モジュールを模索していたのかもしれません。キャニスターのアルミ化で少々重くなり、コストもかかりましたが、放熱性を取る方が正解でしょう。このキャニスター単体の姿も、カスタム〜って感じがしてニヤニヤできます。


対応可能電圧は6-12V。このコンバーターはなかなか優秀で、6Vでもほぼ100%の能力を発揮します。通常のL6は9Vですが、C TO Mアダプターを用いて、2セルでも点灯できるようになります。まあ、リチウムイオン充電池を複数直列にした運用は正直なところあまりお勧めいたしませんので、できればCR123A電池2〜4本で使っていただきたいところ。

H2Tの推奨を超えて高い電流を流しますので、保証は3ヶ月とさせていただきます。基本的には間欠点灯推奨で、タクティカルな用途にご使用ください。レスキューのサーチングなど、長時間の連続点灯には向きません。その場合はもう少し電流を抑える必要がございます。

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とはいえ、長時間点灯ができないわけではありません。上記は6-12Vコンバーターで2セルで連続点灯した場合のランタイム。15分ほど維持して緩やかに低下し、ANSI規格で60分以上点灯できます。1000lm(3000mA)だと、初期光量を実質的に維持しないコンバーターが多いのですが、ある意味優秀な仕様かと思います。3セルの場合も明るさは変わらず、維持時間・点灯時間がそれぞれ長くなります。ただやはり無理がありますし、寿命にも影響するかと思います。


発売当時のSUREFIRE L6は、能力的にL5とさほど変わらず、また中華ブランドが台頭し始めていた時期でもあり、正直なところコストパフォーマンスに優れたモデルではなかったかと記憶しています。しかし外観デザインの良さは現代でも一流。3セルモデルの振り回しやすいサイズ感もあり、「もったいない」感じがする機種でした。カスタムパーツにも恵まれず、不遇の時代が長かったのではと感じます。しかしようやく、満足できるカスタムパーツになったんじゃないでしょうか。最近の機種を追い越せる近代化改修カスタム、いかがですか?