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イーグルタックの取り扱いを開始しましたのでご案内いたします。通常はEAGLETACと表記されていますが、一部地域ではEAGTACと表記されているようです。が、読み方はイーグルタックで良いとのこと。商標に関する事情があるようですね。よくある話。

さて。個人的には小型モデルをいくつか持っていたのですが、アカリセンター で取り扱うのは初めてのブランドかと思います。ヘビーデューティな仕様が印象的なブランドですが、その実力やいかに・・・?


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と言いつつ、最初にご紹介するモデルは手のひらサイズのD3C TI。名称の通り、チタンボディのライトです。規模はわかりませんが、限定生産とのこと。過去にも類似の限定生産品があり、一定のロットを生産した後はディスコンになるようです。実は、過去のモデル(D25C TI)は個人的に所有していまして、その印象の良さが今回の取り扱いにつながっています。


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D3C TIが使用するのはCR123Aまたは16340リチウムイオン充電池。ヘッド直径20mm、全長75mm。類似スペックのライトの中でもコンパクトですし、さらにテールスイッチというのも特徴的。あとでご紹介するD3A TIと比較すると、よりハイパワーなセッティングになっています。


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こちらは単三電池と14500リチウムイオン充電池を使用するD3A TI。電池のサイズを反映して、D3Cよりも細長いライトになっています。またパワー的にもやや控えめ。多少性格が異なるセッテイングになっています。それ以外にもモード数など、ビミョーに異なる設計になっています。


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D3C TI、D3A TI、共に3種類のLEDをラインナップ。メーカー側にはもう少し多くのバリエーションがありますが、全てを取り扱うのは難しいようです。今後の方策を考えたいところ。

当店で選定したのは、大光量のXM-L2、遠距離性能が高いXP-L HI、高演色のNICHIA 219C 92CRI 4000Kの3種類です。

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大光量モデルはXM-L2。ワイドな照射が特徴です。リフレクターは浅く、テクスチャードタイプなので中心光も周辺光も広め。EDCには非常に適した配光ですね。

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遠距離タイプはXP-L HIを搭載。EAGLETACの公式データよりも集光性は高く、あくまでも当店での計測にすぎませんが、D3C TIで10000cd、D3A TIは4000cdの中心照度があります。サイズや明るさを考慮すると非常に高い数値なのでご紹介しておきます。

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高演色モデルは、92CRI、4000KのNICHIA 219Cを搭載。集光性は高くなく、ワイドな配光。電球色ほど濃厚ではないため、目に優しく自然な光が得られます。


どちらのモデルも、ヘッドのツイストでモードグループを切り替えられるようになっています。

1)ヘッドを締めた状態→TURBO&STROBO
2)ヘッドを緩めた状態→VERY LOW&LOW&MED&HIGH&その他の5モード

2のモードグループは膨大なモード数ですが、モードメモリが作動しない設定にしておけば(切り替え可能です)、それほど気にならないのではと思います。個人的にはTURBOとLOWをヘッドツイストで使い分ける運用で非常に便利に感じていました。緊急性がない場合はゆっくりモード設定をすれば良いからです。

細かいセッティングが多いライトですが、慣れれば便利に感じていただけるかとは思います。ポケットを圧迫しないサイズでのテールスイッチ搭載機種、しかもワンセルサイズ・・・となると近年はモデルが少なくなってきました。シルバーのチタンボディで他者への圧迫感も少なく、便利に使っていただけるかと思います。