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GENTOSから今年発売された比較的新しいシリーズで、ショットシェルシリーズです。普段あまり取り上げない廉価版のライトですが、シンプルイズベストを実践していてジェントスの底力を感じます。

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左から、
・CR123A×1本のSH-1CRD
・単四電池×1本のSH-141D
・単二電池×1本のSH-121D
・単三電池×1本のSH-131D

非常にシンプルなシリーズで、機械式のスイッチはなく、ヘッドツイストでON-OFFします。明るさもシングルモードです。ボディにはクリップとカラビナ、ランヤードホールも設置されていて、幅広い携帯方法に対応します。防塵防水は日常生活レベルです。あまり過度な期待はできませんが、通常スマホなどを扱うような感覚で問題ないと思います。

ボディ素材はアルミですが、それほど高級なグレードではありません。比較的肉厚ですが、樹脂部分も多く重くはありません。安価な中華ライトと比較すると、削れて開閉の際にアルミ粉が落ちてきたりしないので笑、やはりそのレベルのライトとは一線を画するものかと思います。日本人的な意味での「最低限」はクリアしているかと。


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特徴的なのは、(SH-1CRDを除き)浅いリフレクターにフラットパッケージのLEDを組み合わせで、広い周辺光とくっきりとした中心光を併せ持っています。

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写真は標準設定。通常は500ルーメン以下のライトを撮るときに使う撮影場所です。

SH-131D。80ルーメンのモデル。SH-1CRDが250ルーメンである以外は、70〜80ルーメンに設定されていて、控えめな明るさと言えそうです。
配光的にはルーメン値を抑えつつそれなりに遠距離を照射しようという意図を感じます。SH-1CRDだけはドームタイプのLEDですが、スポットの小さい照射は同じです。

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一つ上の写真では暗く感じますが、足元距離であればどのモデルも歩行には問題ない明るさです(上と同じ設定)。平坦地で30〜50ルーメンあればストレスなく歩けますので、70〜80または250ルーメンという明るさは十分ないし十分すぎるほどでしょう。

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個人的に面白く感じるのは、SH-121D。単二電池を1本使用したライトです。この電池構成は他のメーカーでもほとんど見かけません。単三、単四電池よりもはるかに電池容量が大きく、非力なアルカリ電池といえども80ルーメンであれば数時間のランタイムが期待できます。このバランスの良さは素敵。家庭の防災用に単二電池を備蓄している場合、かなり有効な選択肢になりそうです。


シンプルで安価なシリーズだけに、正直に言って過度な期待は禁物です。が、理解して使う分には問題ありませんし、一般の方にはこれくらい「基本的」なライトの方が扱いやすいだろうと思います。祖父母の家に置いてきても安心なライト。そんな感じのシリーズです。