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いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。懐中電灯ライターのHATTAです。
本日ご紹介するライトは、ACEBEAM H50でございます。新型の三つ目のヘッドランプ、とてもコンパクトでユニークなライトです。今回紹介するモデルはSAMSUNG LH351D 6500Kの大光量モデルです。H50はLEDの種別の違いで3タイプあり、この大光量モデルと、遠方照射モデル、そして太陽光に近い高演色モデルがあります。ACEBEAMはこのところ、1モデル3パターンが定番化しておりますね。目的別に確りと分類されているのは素晴らしいですが、在庫される店舗さんの悲鳴が聞こえてきます。

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横一列にお行儀よく配置された三灯のLED。
使用されているレンズはコリメータ系のレンズ。風防レンズには低反射加工されたガラスレンズが付いております。1灯ずつ風防レンズが付いているのか、一枚の板なのかは分かりませんが、なかなかクールな面構えです。LEDの収まるレンズは何れも小さく深さもさほど無いようです。つまり、この時点でワイドな照射パターンが想像できます。用法は人それぞれですが、H50は頭に付けて使うヘッドランプになりますので、一般的には手元足元を明るく照らせるものが正解だと思います。

それでは、ライトの詳細を見ていきましょう。

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H50は充電式です。付属するIMR18650充電池を使用します。ライトユニットの片側に充電池を装填するカバーがあり、反対側にCタイプのマイクロUSBを挿すためのポートが内蔵されております。ケーブルは付属します。ポート側の末端は乳白色の樹脂で覆われております。まるでH2TのPON樹脂カバー「拡散キャップ」のよう。
実際に充電を開始すると赤く末端全体が光り、充電が完了すると緑に光ります。これまでの充電式ライトでは例を見ないくらい分かりやすく、視認性に優れる仕様です。ちょっと心配なのは、ポートカバーのキャップが完全に外れるので無くさないようご注意ください。

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使用可能な電源は、CR123Aリチウム乾電池 2本または、16340リチウムイオン充電池 2本でも運用が可能です。普通に使うならば付属する18650充電池を使うと思いますが、バックアップとしてCR123Aが使えるのは良いですね。これから寒くなりますので、冬場のアウトドアではリチウム乾電池がその本領を発揮します。

ヘッドバンドの裏には波状の滑り止めのシリコンが付いております。スポーツ系のヘッドランプバンドによく施されているものです。帯状よりも丈夫で、より広い接地面積があるので効果的なものです。滑りやすいヘルメットへの装着にも使えると思います。

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個人的に「これは良い!」と思ったのがヘッドバンドの長さ調整部とセンターバンドの繋ぎ方。作り自体も確りしてますが、バンドの調整する部分が後ろにあるのが良いですね。ヘッドランプのバンドで余程のことが無い限り長さを調整することが無いので後ろにあったほうが見た目にスマートで良いですね、細かいことですが、よく考えられていると思います。

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このライトの特徴は三灯あるライトをそれぞれ独立させて点灯させることが出来る点です、SOSモードを含めると6モードあり、1灯から3灯まで計18モードを自在に選ぶことが出来ます。点灯個数の切り替えは、点灯もしくは消灯状態からスイッチをダブルクリックして行います。調光は点灯後に長押しすると4段階のオートチェンジで任意の明るさで指を離すとその明るさで常時点灯します。消灯してもその明るさが記憶され、次回点灯時はワンクリックで消灯時の明るさで光ります。慣れるまで少々コツが要りますが、さほど難しいものではありません。状況に応じて、バッテリーの具合に応じて切り替えられるのは便利なことだと思います。

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1灯での足元照射の具合
1灯でも十分に広く照らすことが出来ます。1灯のLowは20ルーメン、Midで150、Hiで350、ターボで650ルーメンもあります。灯数が増える分だけ明るくなります。全灯ターボでは最大2000ルーメンに達します。正直申し上げて、1灯でも全灯でも手元、足元での照射ではさほど配光の広がりに差を感じませんでした。確かに違いはありますが、実用上使い分けるメリットがあるのか微妙。明るさ、という点では確かに違いますけどね。ただ、明るくしたいのであれば、一つ上の明るさに切り替えればいいんじゃねない?と思ってしまいました。

ただ、、、

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配光に関しては実に素晴らしいです。特に手元を照らした時の死角のないワイドな配光は特筆すべきものがあります。面発光するCOBにほどではありませんが、COBよりも明るく高効率。手元を明るくムラなく照らしたいと思っている方にはお薦めの配光です。全灯Lowモード照射は手元作業にばっちり。こんな感じに実際に様々な状況で使えば灯数の違いで得られるメリットがもっとたくさん見えてくるのかも知れません。

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屋外での照射
3灯ターボ 2000ルーメンだとこんな感じ。超ワイドで見やすいです。照射角125度。小型のTIRレンズなので遠方への照射は苦手。目の届く範囲を広く、明るく照らすことが出来ます。さすがにこのモードで歩くと別の意味で不審者です。光の塊が向かってくるようで迷惑なことこの上ないと思いますので、使うシーンは選ぶと思います。Hiモードの1000ルーメンでも充分過ぎるくらい明るいので、周囲の環境やランタイムと相談して使い分けてください。明るさのモードはたくさんあります。いかようにも対応できるハズです。

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とうことで、ACEBEAM H50でした。18650が使える充電式のヘッドランプとしては小型で軽量。でも、小型な分、とても質量を感じます。指先でつついてみると良い音がします。詰まった感のあるミッチリしたアルミの質感は高級感も感じますし、丈夫そうに感じます。耐落下衝撃性能は1m、水深2m防水。必要充分ですね。
ハンディライトを含め、CR123Aもしくは18650充電池をメインに使用している方にお薦めのヘッドランプです。手元作業からトレッキングやランなどスポーツアクティビティを楽しむユーザーにも是非使って欲しいモデルです。ヘッドランプ以外での使用をあまり考慮していない点も潔くて個人的には好印象。これから寒くなるシーズンにアウトドアで活躍してくれるヘッドランプでしょう。冬キャンプのお供にH50を選んでみては如何でしょう?