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本日、STREAMLIGHT 1L1AA のカスタムをご紹介したばかりなのですが、H2Tに依頼済みの分でEDCL1-Tが仕上がってきたので、こちらもご紹介いたしましょう。

以前E2DLU-4Sと言うロングスローカスタムのご紹介をいたいましたが、それと同じく飛距離に特化したカスタムモデルです。同じようにOSRAM KWを搭載。フラットシールのLEDで、非常高い集光性と、黄色味のない光色が特徴のLEDです。

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▲ノーマルEDCL1-T
ノーマルEDCL1Tは、EDC目的のコンセプトにしたがってやや広めの配光。実際には集光性は高めですが、あまりそれを感じさせない雰囲気です。

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▲EDCL1T-2Dカスタム
一方で、EDCL1T-2Dカスタムは、メリハリのきいた照射になります。色温度もかなり高く、中心付近もしっかり白い。奥の棚の明るさで集光度の違いがわかりますね。左右に回る光は少なくなりますが、特に肉眼では十分な周辺光が出ており、HIGHモードでの不便さは感じません。



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▲ノーマルEDCL1-T

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▲EDCL1T-2Dカスタム

中心円の直径は2/3くらいに縮まります。計算上、同じ出力で照射面積が2/3なら、2倍以上の中心照度になります。実測してみると、EDCL1T-2Dカスタムはノーマルの3倍以上の高い中心照度を誇ります。肉眼で見ると、EDCL1T-2Dカスタムの中心部にはさらに芯のようなホットスポットがあって、これによりよく伸びる照射になっているようです。


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▲ノーマルEDCL1-T
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▲EDCL1T-2Dカスタム

スモークショットでも、パワフルな中心光の雰囲気は伝わりますね。

ただ、この至近距離のスモークショットは、その時々のスモークのムラによってかなりイメージが異なります。実際には、ノーマルEDCL1-Tの方が光量自体は多いですね。ロングスローカスタムの真骨頂はその集光性です。


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一番最初の試作の時点で非常に気に入り、すぐに私費で購入してしまいました。THYRMスイッチバックとの相性も良く、2セルモデルほど威圧的ではないので持ち歩きやすく、重宝しています。こうした狭角照射のライトはEDC向きではないのですけどね。振り回すと楽しいのは間違いありません。

EDCL1T-2Dカスタムをメインのタクティカルライトに、本日ご紹介した1L-1AA HCRIをサブのEDCライトに・・・なんて選択はとても贅沢ですが、理にかなった組み合わせかもしれません。こちらはすでにストックがございます。もし気になるようでしたら買うものリストにぜひ入れておいてくださいね。