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ナイトコアが得意とするミニマムサイズのヘッドライトがまた増えました。NU17。以前にもNU25、NU32とご紹介していますので、毛色の違うNU05も含めると当店としては4機種目のNUシリーズです。これだけ数を出すということは、NITECORE的に一押しのシリーズなのでしょう。


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メイン白色は130ルーメン。決して明るくありませんが、「そーゆー競争」をするための機種ではありません。手元足元には十分な明るさですし、このコンパクトボディに「そーゆー競争」を求めるのはナンセンスかもしれません。


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小型のTIRを使用した配光はワイド。ほぼ180度横まで光が回りますので、例えば登山や狭い機器の間にもぐりこむような場合には特に重宝するかと思います。同時に中心光も発生するので、奥行きがある場所でもそれなりに対応できます。

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サブの高演色LEDは80ルーメン。サブとしてはかなり明るい設定ですね。美術品などの鑑定、腐食箇所の変色の確認、大量の配線の選り分けなど、色味が重要になるシーンで活躍します。特にNU17は他の類似機種に比べてサブ高演色が明るいので、このモードを多用することを念頭に置いているように思われます。

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一方こちらは赤色。星空観察などに適した暗いLOWと、鮮烈な赤を放つHIGHの2モードです。上位機種に当たるNU32が砲弾LEDを使用しているのに対し、NU32はより効果でパワーの出るチップ型LEDを使用しています。このような構成から、サブを多用するヘッドランプというコンセプトを感じます。

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ヘッドバンドも20mmと通常より細く、コンパクトでかさばりません。現場系というよりは、スポーツなどで役立ちそうな印象です。あるいは、ホワイトカラーの管理者が、たまに現場に立ち寄る時のためにカバンにしまっておくようなライトかな。


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前面一面に再帰反射加工をされていて、光を照射されれば目立ち、NU17を点灯し忘れてもある程度の安全を確保できます。

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充電式なので、現場に向かう車の中で充電すれば電池を用意しなくてもすぐに使えます。

とうことで、ヘッドランプを常用する作業員というよりは、監督者や検査官、鑑定士のような方に向いているヘッドランプですね。NITECOREのメーカーサイトを見てみると、スポーツ推しのようですが、メイン白色の独特の配光や、サブLED各種の明るさや性能設定の高さを考えると、スポーツっぽさはそれほどないような気もします。「スポーツにも」使えるとは思いますけどね、しかし特にスピード競技ではもう少し遠射性がないと辛いでしょう。

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NUシリーズ、ぱっと見よく似ているのですが、細かな仕様の違いからコンセプトを汲み取ってみると違いが見えてきて面白いですよ。