A2 LED-1 (1)


懐中電灯ライターのHATTAです。
暑かった夏も過ぎ、朝夕は秋の風。すっかり涼しくなって夜の照射撮影がだいぶ楽になりましたね。これから皆さんもお気に入りのライトを持ってアクティブに夜の徘徊が楽しくなる季節ではないでしょうか?

本日ご紹介するアイテムはSUREFIREのサードパーティアイテムを数多くリリースするLumensFactory(ルーメンズファクトリー)のSUREFIRE A2に使用可能なLEDモジュールです。
「ついにその日が来た」いや、「来てしまった」とでもいいましょうか、国内外を問わずライトの改造やパーツを作る人々が成し遂げなかったアイテムがついにリリースされました。

と言っても、このアイテムは完全体ではないのです。

SUREFIRE A2 AVIATORというライトはLEDとキセノンバルブの両方を使うことが出来るライトです。LEDはビルトインでキセノンのみがモジュール化されております。多くのA2ユーザーがメインの光源であるキセノンのLEDモジュールのリリースを待ち望んでいたわけですが、LFが出した答えはA2のLow側の機能をオミットする形となりました。本来、A2は加圧式の二段階スイッチを採用しており、軽く押すとビルトインされた3灯のサブLEDのみが点灯し、さらに押し込むとメインのキセノンとLEDの両方が点灯するものです。

暗順応をメインとするLowと明るさを必要とするHiでハッキリと光源の特性を使い分けることが出来るライトなのです。
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しかし、LF製のモジュールは、LowでもメインのLEDモジュールが点灯します。これをどのように解釈するかは、ユーザーによって意見が分かれるところでしょう。私が思うに、「それでもよく作ってくれた」と思わすにはいられませんでした。なぜならば、本来の暗順応をメインとした機能を重視するのであれば、従来通りキセノンバルブを使えばよいだけです。SUEFIREの純正バルブは作られておりませんが、しっかりとLFが代替製品をリリースしております。

価格も純正よりも安価で明るいと評判のアイテムです。このバルブがある限り、A2の性能が褪せることはこの先もありません。その上で、「もっと明るく」とか「もっと省エネに」という希望を叶えるのが今回のLEDモジュールとなるわけです。まったく同じ機能を実現できないのは致し方ないことです。

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スイッチを軽く押すとサブLED&LEDモジュールLow、強く押すとサブLED&LEDモジュールHi

このLF製のモジュールが素晴らしいのはリフレクターとのマッチングです。6P系のドロップインモジュールと異なり、オリジナルのリフレクターを活用し、それに合わせたタワー型のLEDモジュールを制作することは実は容易ではありません。なぜならば、LEDとキセノンでは発光原理、光の拡散具合が全く異なるからです。ほんの僅かでも光源の高さが異なると配光は途端に崩れ、実用に耐えられない配光となってしまいます。
しかし、今回のモジュールはA2のリフとの相性が良く、程よい中心光とワイドな周辺光を描く優れた実用性をもつユニットに仕上げられております。近距離では中心光の存在がハッキリと分かり、Lowモードでも充分に手元、足元を照らすことが出来るものです。個人的にはこれがHiモードであってもなんら不満の無い程度のものに感じました。

色温度はおよそ4000Kくらいでしょうか?暖色系の白色光。私の持っているA2はサブLEDが赤なので、なお一層赤味を帯びた色になります。低色温度が好きな私にとってはベストなものかもしれません。逆に青やイエローグリーンのユーザーはちょっと残念に思うかもしれない。

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10m付近での照射
先述したが、このモジュールが描く中心光はそれほど鋭くない。「程よい」程度なのです。なので、Lowモードではあまり飛びません。Hiモードだと全体が明るくなります。ほぼ完全な拡散光とも言える配光で周囲を広く、明るく照らすことができます。ただし、遠方照射向けではないのは確かです。そもそもA2のヘッドは小さく浅いリフレクターになりますので過度な遠射は得意としない性質を持ちます。A2の使用環境はコックピットや車内など狭く閉鎖的な空間です。これだけ広く、明るく照らせれば全く不満のないものだと思います。配光的にはかつてのA2Lに似ておりますでしょうか?

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こちらのブログで事あるごとに紹介しております私のお気に入りの一本であるA2ですが、LFのLEDモジュールの登場でさらに「現役復帰」の機会が増えそうです。すでにこちらのモジュールをお使いの方もいらっしゃるでしょう。ご感想やご意見などございましたら #a2aviator でツイッターにツイートお願い致します!



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アカリセンター スタッフより追記

アカリセンター では初期型A2で点灯確認をしております。ボディが4面削りで、後期とはヘッドの互換性がない最初期のA2でも問題なく使用可能です。