OSRAM1
ACEBEAM(エースビーム)TK16-AL OSRAM アルミ・遠距離照射モデル

懐中電灯ライターのHATTAです。
本日ご紹介するライトは先日ご紹介したTK16のアルミモデルの別バージョン。OSRAM OSLON BFを搭載したモデルでございます。最大の特徴は光軸。先の高演色モデルに比べ、搭載LEDが小さく集光性に優れたモデルになります。ボディやレンズに違いは無く、LEDのみの違いになりますが照射パターンは大きく異なります。同じモデルでLED違いを作るあたりが実にACEBEAMっぽいですね。

OSRAM2
三灯のLEDはそれぞれ小さなレンズに収まっております。その為そもそもの集光性は大型のレンズやリフレクターを搭載したモデルと比べると、そこまで良くありません。しかし、レンズとの相性はなかなか良く、レンズから放たれた光は素直に飛びます。最も弱いモードのムーライトモードでもシッカリと集光され、ウルトラローとは思えない照射が可能です。明るいモードで見るだけでなく、暗いモードで見たときにそのライトの良さが分かることもあります。

OSRAM3
メーカー公称の最大照射距離は338m、輝度は28500cdになります。同シリーズの最も明るい1800ルーメンのXP-G3モデルが158m 6250cdなので、照射距離は2倍以上、カンデラ値は4倍以上となります。確かに眩しい、、、訳ですが、LEDという光源はそもそも眩しいので6250cdであっても充分過ぎるほど眩しいんです。なので、何倍という数値はあまり当てに出来ません。重要なのはどのような配光になるかという事です。そして、それがユーザーの希望にマッチしているか光軸を見て判断していただきたいと思います。

OSRAM4
MEDIUM : 100 lm(3時間)、HIGH : 478 lm(50分)、TURBO(POWER) : 1300ルーメン(45分)
レンズを使用した配光なのでリフレクターモデルのようにキュっと絞られた配光ではなく、帯状の配光となります。その為、中心光はやや広く周囲に光を散らしながら飛びます。距離が離れるほどに照射面の広さは広がりますが、他のシリーズと比べると確かにスポット。この極端ではないビームパターンは好みが分かれます。ただ、レンズのサイズを鑑みれば十分にスポットかと思います。

OSRAM5
広い屋外はもちろん、トンネルや洞窟など比較的狭い環境ながら出来るだけ遠くを照らしたい時に有効なライトです。そういった状況で使われることがどれくらいあるか分かりませんが、先が見えなくて不安になるようなことはありません。広くはないが割りと手前から光が散るので足元が暗い、ということもありません。

OSRAM6
室内で近距離を照らすと、どうしてもダークリングが発生します。環状のリングが中心光の周りに発生するのはレンズ式ライトの特徴のひとつです。近距離を少しでも広く、フラッドに照らしたいのであれば、別のモデルを選ぶべきです。

OSRAM7
雨や湿気、埃など大気中に光を媒介するものがあると光軸を確認することが出来ます。スモークに頼らないナチュラルな光軸鑑賞(笑)。それが楽しめるのが梅雨の良いところです。
レンズが殊更大きいわけでもなく、深いわけではありません。このコンパクトなサイズで太く力強い光軸が見れるというのが面白いですね。ポケットにすんなり収まるサイズ感とその小さなボディからは想像も出来ない照射能力が魅力のフラッシュライトです。

OSRAM8
搭載するLEDが異なるだけで雰囲気が変わるのはカスタムライトっぽくて良いですね。ボディの造形も凝っていてやっぱりカッコいい。しかし、やっぱり道楽的なスペックかな?と思うこともあります。これだけ小さいといくら多灯とは言え、ターボモードでの連続点灯にはかなり難があります。ボディはあっという間に熱くなるし、電池の消費も半端ありません。実用的に使うのであればHiモード以下、使用電池は消費される電力のことを考えても16340形のリチウムイオン充電池を使ったほうが良いでしょう。充電機能はありませんので、別途充電器を用意する必要がありますがそれだけの価値のあるライトかと思います。お金がかかりますね〜。

そういう意味ではTK16シリーズは、沼の入り口で手招きする猫のようなライト、、、でしょうか?

ACEBEAM(エースビーム)TK16-AL OSRAM アルミ・遠距離照射モデル