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年末の時期ということもあり、初めてのフラッシュライトをご購入いただいた方も多いようです。すると増えるのが「初期不良」のご相談です。ところがこの「初期不良」、かなりの確率でなんらかの勘違いが含まれます。そこで本日は、故障かなと思ったらチェックするべき3つのポイントをご紹介いたします。

(1)フラッシュライト故障かな?と思ったら「電池」または「充電」
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最も多いのが、電池関連です。
1)向きが逆
2)使い切っている
3)充電できていない
4)電池が壊れている
5)電池の機能上の制約
6)箱出しのまま充電されていない

うそやーん!?と思うかもしれませんが、人間あるところに勘違いあり、当店で電池を入れたら解消した!というケースはよくあります。
「いやいや新品使っているし」
「充電したばっかり」
というお話はお電話でも本当によくあるのですが、高価な懐中電灯を何本か持っている方の手元には必ず「まだ使える気がするけどほぼ使い切った電池」とか、「充電したつもりだけどされてない充電池」があるようです…。もちろん自分も身に覚えがあります。


充電池がはじめから付属する場合も増えてきていますが、従来の(他社製の)充電池を使用した場合に、機能上の制約でトラブルになるケースもあります。例えば、NITECORE TM03は18650電池を使用しますので他社製電池も装填でき、LOWでは点灯できますが、TURBOなどの高出力モードは専用バッテリーでしか点灯できません。


また、充電池内蔵のライトが増えてきたこともあり、充電せずにテストして不点灯と思い込むケースも増えてきました。小さいモデルは電圧が抜けやすく、大きく明るいモデルほど満充電にしないとHIGHやTURBOを使用できません。特にNITECOREやACEBEAMなど電子制御に積極的なメーカーのライトは、電池残量に応じてモードを制限するケースが増えています。こうした安全措置は増加傾向にありますから、一部のモードに入らない場合は充電してみてください。



(2)フラッシュライト故障かな?と思ったら「締める」

主に円筒型のフラッシュライトの話になります。こうしたライトは通常、ヘッド+ボディか、ヘッド+ボディ+テールという2〜3パーツ構成になっています。こうした場合、どこか一箇所でも緩んでいれば点灯しない場合がございます。

「いやいや、ちゃんと締め込んでチェックしたよ!」

そのセリフは聞き飽きました。当店でチェックをした場合に何事もなく点灯した、という例は実に多いです。SUREFIREやNITECOREは、初期状態でロックアウトされている(点灯しないところまでテールキャップが緩めてある)機種が多いため、そのままでは使用できない、という事情もあります。


ちなみに、このSUREFIRE Eシリーズは「締め込み不足による不点灯」の常連機種でございます。
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△SUREFIRE Eシリーズ

もちろん、性能や制度は一流です。ただヘッドとボディが変形しないパーツ同士で接合するため、少しでも緩んでいると点灯しません。その一方でボディが細く、ボディ全体をクリップが覆っているので締め込みにくいのです。というわけで、フラッシュライトは全力で締め込んでください。

特に、「過去にもEシリーズを買っていて、経験があるから大丈夫」というケースも多いです。締め込みの硬さはかなり時代差と個体差があります。かなり強めに試してみてください。純正CR123Aを装填してあれば、内部で電池に不具合が出ることはありません。




(3)フラッシュライト故障かな?と思ったら「パーツチェック」
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ライト本体の問題ではなく、他のパーツが邪魔をして(2)同様の電気の回路が遮断され、点灯しない場合があります。
代表的なのはこの手のコンバットリングですね。

写真の機種のようなネジ式のコンバットリングは、ある程度以上緩んでいるとテールキャップを完全に締めこんでも導通せず、不点灯になる場合がございます。

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SUREFIRE純正、あるいはサードパーティのコンバットリングキットも、可能性は低いのですが勘違いを誘発するかもしれません。こうした勘違いがあると「点灯しない」ことがままあります。





いかがでしたでしょうか?当店に初期不良として戻されたライトの多くはこのチェックを受け、
「なんだ、点くじゃん」
と約半数が送り返されていきます。初期不良かな?と思ったら、とりあえず上記3点を確認してみてくださいね。







当店では、国内代理店がございますブランドの保証対応の判断は、すべて代理店の判断に従っております。通常、初期不良のご相談は代理店様へのご連絡を推奨しておりますのでご了承ください。