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H2T 雷光 SUPERTAC ストリームライト スーパータック用 LED交換モジュール OSRAM OSLON BF搭載 CW

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するアイテムは、H2Tの新作「ストリームライト スーパータック」用のLED交換モジュールです。これまで、SUREFIRE社の6P系のモジュールをレギュラー品としてご紹介してきましたが、新たにストリームライト社のモジュールも拡充していく予定でございます。その第一弾がこちらのスーパータック用でございます。

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スーパータックは現在最新モデルがSUPERTAC Xでございますが、発売年数はかなりのキャリアとなります。SUREFIREが6PをLED化させた2007-8年頃から既に存在し、当時としては類稀無い集光性を誇ったモデルです。その特異な形状から「ラッパ」、「ハンドベル」などの異名を持ちました。

「ハンディサイズで如何にして光を飛ばすか」その一点に置いて、スーパータックは割り切った仕様となっております。スリムで整ったSUREFIREのE系モデルなどに比べると、その特異なデザインを嫌忌する方もいらっしゃったかも知れませんが、ルーメン至上主義の今だからこそ、ご提案したい製品の一つです。

ルーメン(明るさ)= ディスタンス(照射距離)ではない

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モジュール換装前と換装後。搭載LEDのサイズが重要です。
オリジナルのLEDサイズに近いもので、オリジナルよりも明るく、高効率なLEDとしてオススメなのが、このOSRAM社のOSLON BFです。小型ながら最大1.5Aの出力に耐えられ、最大400ルーメンほどの明るさが出せます。

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オリジナルと比べても配光はほぼ同じですが、周辺光も中心光も明るさが上がっております。スーパータックのように集光性の極端なモデルの場合、搭載するLEDによっては配光が崩れてしまう恐れがあります。OSLON BFよりも高い出力がかけられるLEDは他にも存在しますが、何れも思い通りの配光にはなりませんでした。拡散系の小型で浅いリフレクターであれば、様々なサイズのLEDを許容することは出来ますが、スムースリフレクターでここまで深いモデルでは、可能な限りオリジナルに近いサイズのLEDを載せなければいけません。

次点で近いものがCREE社のXP-E2ですが、こちらではオリジナルとあまり変わらないスペックになってしまいます。良くわからないブランドでXP-E2を1.5Vの単3乾電池1本で走らせて、300〜500ルーメン出せます、なんて記載のある製品はそもそも疑わしいと言わざる得ません。

さて、愚痴を言って少しスッキリしたので、本編に戻ります。

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実際にこのモジュールを交換する場合は、先端の細いライオペンチまたはプライヤーが必要です。先端のリフレクター部はネジロックでは留められておりません。簡単に手で開けることが出来ます。余談ですが、このリフレクターは取り寄せが可能です。レギュラーパーツではありませんので記載はございませんが、お問い合わせ頂ければお取り寄せ可能です。そこがストリームライトの素晴らしい所です。

リフレクターを外すと、上記の写真の丸印で囲まれた凹みが二箇所あることがわかると思います。この凹みにプライヤーを当てて、反時計回りに回すとLEDモジュールを留めている治具が外れます。

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治具が外れるとオリジナルのLEDモジュールは簡単に摘出することが出来ます。注意点としては、LEDモジュールに付いた外バネは、H2TのLEDモジュールに再活用します。なので、失くしたり、捨てないでください。
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このように外バネを付けて、ボディに戻します。後は、逆の手順で治具を固定し、リフレクターを取り付ければ換装完了です。プライヤーを使う点が少々手間ですが、懐中電灯のメンテナンスではプライヤーは良く使うツールの一つなので、一つ持っておいても良いと思いますよ。

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煙の中でも高い透過性があります。
スーパータックの醍醐味はその集光性だと考えております。それほど高くはないルーメン値で遠くを照らす。オリジナルの200ルーメンであっても1.75時間は初期照度を保ちます。1.75時間後の明るさの減衰はわずか10%以内です。急激に熱を持って明るさが降下する類のライトとは基本的に異なります。H2Tのモジュールに搭載されたLEDは明るいですが、高効率なので400ルーメンであってもオリジナルには及びませんが、かなり近いランタイムは稼ぎ出せます。

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オリジナルと比べると近距離での中心光の形が丸ではなく、少し崩れた感じなります。これはLEDの影響と言うよりは、リフレクターの形状が影響を与えているようです。元々スーパータックは近距離を照らすことは目的にしておりません。その点は予めご了承ください。

「ルーメン値が欲しい」つまり、明るいライトが欲しいという市場のニーズは加速度的に近年増えております。それは、明るさの指標であるルーメンが一般化してきた証拠だと思います。ですから、スーパータックのように200ルーメンでスペックの変わらないライトは「過去の物」ように思われている方が多いと思います。なぜ、10年近くも経つのにルーメンが上がらないのか?それはストリームライトのその技術が無いわけではなく、、、このリフレクターに見合う、最適なLEDが存在しなかったからです。また、その必要が無かったと言ってもいいでしょう。

すでに10年前からそのスタイルは変わりがありません。光源は小さく、照射システム(リフレクターやレンズ)が大きくて深ければ、「光は飛びます」。逆にどんなにルーメン値が高くても、それらが小さく、浅ければ「光は飛びません」。この懐中電灯の基本的な構造原理は、ルーメン値の飛躍的な向上を前に影を薄くするのでした。なぜならば、ルーメン値が高い製品の方が売れるからです。しかも、小さく、軽くすることが尊ばれて来ました。今でこそ、ターボヘッド系のライトがまた増え始めましたが、やはり何れもルーメンに走った性能設定が主流です。

スーパータックの持つ優れた照射能力を充分以上に引き出すためのアイテムが、この雷光スーパータックです。LEDがモジュール化されたことにより、今後のLEDの更新にも対応出来ます。素性が良いライトだけに末永くお使い頂けるものと思っております。スーパータックをお持ちのお客様は是非、ご検討お願い致します。

H2T 雷光 SUPERTAC ストリームライト スーパータック用 LED交換モジュール OSRAM OSLON BF搭載 CW