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ACEBEAM(エースビーム) X80-CRI 高演色COB LED・赤色XPE搭載

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するライトは再入荷しましたACEBEAM X80-CRIです。まず目を引くのが中心の丸いCOB(CIP ON BOARD) LEDよりも、その周りにビッシリと埋め込まれた赤いLEDだと思います。これ、全部赤色LEDなんです。気持ち悪いでしょう(笑)。では、なぜか?その点も含めてご案内致します。

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品名のCRIは演色性を表す単位。ウルトラハイルーメンなX80シリーズの名を冠したこのモデルに続く「CRI」とは高演色LEDを積んでいることを意味します。しかし、高演色LEDは中心のCOB LEDのみです。このLEDの演色性は95CRIを叩き出す非常に優れた色再現性を持ちます。COBは、基本的に遠くを照らすことに不向き。しかし、コンパクトでリフレクターの浅いX80シリーズにはむしろ適したLEDだと思います。近距離を明るく、フラッドに照らすことを目的としたものだからです。後ほど照射画像も紹介しますが、ルーメン値の割には全然光は飛びません。

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X80シリーズに共通するネジ穴。カメラ用の三脚ネジに適合。
と言っても、まだピンと来ませんよね。確かに中心部のCOBが高演色とは言え、その周りに埋め込まえた12灯の赤色LEDを説明することはできません。まぁ、赤色の照明を屋外でスタンドアローンで点灯出来る照明としては優秀ですが、それだけで「撮影用」と言い切るのは無理があります。

では、何のための赤なのか?

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ハッキリ言ってメーカーはかなりズルいのですが、その答えが英文の取説にありました。
どこにも「ダイビングライト」とは書かれておりませんが、製品のディスクリプションに「Under water 30 meters.」と書かれております。

はぁ?30m防水?

100m防水のような本格的なダイビングライトではないけど、シュノーケルを付けたスキンダイビングくらいには使えるよ、という程のようです。そうすると合点がいきます。

つまり、X80-CRIはダイビング用途を想定したモデルと言えます。
弊社が扱う本格的なダイビングライトのBIGBLUEの高額モデルをご覧頂くと分かりますが、そのほとんどに赤色LEDが搭載されております。これは「珊瑚」を照らす為のものなのです。赤色LEDを珊瑚に照射すると種類によっては非常に鮮やかに映えます。ダイビング映えってやつです。
BIGBLUE社の20万円を越えるようなモデルでも10灯しか搭載しておりません。まぁ、10灯でも凄いですけどね。で、12灯搭載したX80-CRIが5万円代なのですから、相当お買い得?ですよね??

しかも、メインの白色は高演色のCOB。もし、このX80-CRIが100m防水を有していたとすれば、恐ろしくコスパの良い水中撮影用ライトと言えます。しかし、容赦無く筐体を襲う水圧は生半可な防水性では敵いません。それ故にACEBEAMは「ダイビングライト」の表記をしていないのだと思います。

赤色のLEDの謎が解けたとこで、再びライトの特徴をご紹介します。

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スイッチの反対側にインジケーターランプを搭載。現在の残り電力量をランプの色で知らせてくれます。X80-CRIは2段階のターボモードを有します。1段階目のターボは2100ルーメン、2段階目が4500ルーメンです。どちらも地上の空冷状態では数分しか使えません。サーモセンサーが作動すると1100ルーメンまで落ちます。クドいようですが、ダイビングライトではありませんので水没時の水冷状態でのターボモードの状態が伸びるかは分かりません。常識的に考えれば伸びるハズですが、その限りではありません。

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充電池は付属します。IMR18650型が4本をカートリッジに装填して使用します。
電池を含みませんとわずか約330 gです。充電池込で約500gほど。コンパクトなボディにみっちりとした質量を感じることができます。
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サイズは350mlの缶ジュースくらい。この握り具合、この重量感こそがX80シリーズの魅力の一つです。精緻に削り出せれたアルミボディと各部のステンレスパーツは非常にカッコいいと思います。

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赤色LEDは少しだけ集光。COBは超絶ワイド。
スモーク下での照射では配光に違いが出ます。小さく、浅いリフレクターですが、赤色LEDは光源自体が小さなCREE社のXP-E2なので、割と光は飛びます。赤色という波長のせいもあるかも知れません。COBの光の広がり方は、これまでにも作業灯などで見てきておりますが、ハンディライトでこの明るさ、この広がりが見れるものは意外と少ないです。

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最も暗いモードのMOONモードでも150ルーメン。
全然、ムーンじゃないし(笑)。とっても使いやすい明るさと配光です。150ルーメンで23時間の超ロングランタイム。

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ターボMAX 4500ルーメン
狭い室内などでは当に光の洪水的な配光。先にご案内したとおり、撮影に特化したライトだと思います。どうしてもフラッド系のライトの場合、その配光が撮影用に適しているとは言え、絶対的な明るさが足りていないものが多いように思えます。演色性の高いLEDは、そうでないノーマルと比べ、明るさが落ちるからです。しかし、これだけ明るければ不足ということはないでしょう。

作業灯ではない充電式の高演色LEDライト。他には無い使い方が出来る1本だと思います。

ACEBEAM(エースビーム) X80-CRI 高演色COB LED・赤色XPE搭載