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ACEBEAM(エースビーム) X80-GT 32000lm CREE XHP50.2搭載4×18650

ACEBEAM X80は、驚愕の25000ルーメンを叩き出すフラッシュライトでした。
当店でも、X80が発売する直前までは別のメーカーの12000ルーメンモデルを心待ちにしていたのですが、それを吹き飛ばす衝撃的なデビューとなったのはまだ去年のことです。

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ACEBEAMというメーカー自体、取り扱い開始直後でしたので、おっかなびっくりレビューしたのを覚えています。

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それからほぼ1年、X80GTがデビューです。
X80との違いは、このフロントフェイス。X80ではRGB+UVの各LEDが乗っていた部分にもXHP50.2を追加しています。X80のもつRGB+UVといった多機能性を捨て、明るさ特化で32500cdを絞り出しています。

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ボディ自体に大きな変更は加えられていません。ACEBEAM得意のチェッカリング。手が痛くなく、かつ滑りにくい、非常に感触の良いものです。ACEBEAMの多くのモデルに共通しますが、かなりマット感の強いHA仕上げは高級感があります。
中華系メーカーの仕上がりとしてはトップクラス。一般の方はもちろん、マニアも満足する仕上がりです。

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ヘッド周りには大ぶりな放熱フィンと、スイッチなど4つのパーツが配置されています。スイッチは金属製。電子スイッチですが、ストローク感のあるしっかりしたもの。

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スイッチの反対側には、1/4ネジのねじ穴があります。これはインチ規格ですね。カメラ関係のご趣味やご職業の方はピンとくると思いますが、カメラの三脚の雲台やクイックシューのネジ穴と同一です。ただしヘッド周りの平面が少ないため、多くの場合あまり安定しません。本格的に三脚で使うには工夫が必要そうです。

このネジ穴に入っている部品はランヤードリングを兼ねています。ハンドストラップ等を通す場合はこちらをご利用ください。

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X80GTには、X80になかった金属製のハンドルが付属します。三脚用のネジ穴とネジを使用して固定します。後述しますが、X80GTはターボ時に非常に熱くなりますので、ハンドルは良いアイテムと思います。

このほか、ヘッドの周りにはバッテリーインジケーターと内圧放出用のバルブがついています。放出バルブの作動圧など詳細については記述がなくわかりません。

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バッテリー搭載はカートリッジタイプ。表記を見ると4本直列で駆動させるようですね。X80-GTに付属しているIMR18650電池はは安全度は高いのですが、極端に定電圧にすると電池寿命を削りますので、一般論としては警告が出たら(赤色点灯)すぐに電池交換していただくことをお勧めします。

ただ、実際には電池は片減りします。これは電池や回路に関わらず、直列すれば必ず片減りが発生すると思っていただいて結構です。ですのでインジケーターがあまりあてになりません。使用したらこまめに充電するのがリスクとしては最も低くなると思います。便利な機能は増えましたが、万能ではありません。

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実際の照射は完全な拡散タイプ。リフレクターが小さいため、ほとんど均一な照射になります。サイドはほぼ真横まで回り込みます。レンズ系ライトの回り込み型と違い、真横もかなり明るく照射します。数値上はミドルクラスのタクティカルライトくらいの中心照度はあるのですが、周辺光が非常に明るいので奥が暗く感じます。これは実際に屋外に持ち出したとしても同様ではないでしょうか。

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▲MED1 1000ルーメン

というわけで、近距離用ですね。1番暗いLOWモードでも80ルーメンあります。集光されていないにも関わらず、歩行には十分。
余裕を持って長時間照射できる1000ルーメンのMED1であれば、壁面は明るく均一。塗装などの広い面積を照射する必要がある作業でもストレスが少ないかと思います。

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こちらは普段の倉庫の様子。明るくはありませんが、不便なほど暗くもありません。みなさんがオフィスで目にするような、1mほどの長さの蛍光灯が何本か吊るされています。
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で、こちらがX-80GTを上むきで照射した画像。照射方向が違うため印象も異なりますが、驚くほど明るいのを実感していただけるでしょうか。「見える」ではなく、「明るい」のです。

電子機器はより大きな電源に接続されているものの方がパワーでは有利です。パソコンでもそうですが、モバイルタイプは据置タイプに勝てません。しかし、X80GTは、一時的ながら完全に逆転する明るさを持っています。

ただ、32500ルーメンを発揮するターボマックスモードの過熱ぶりはやばいです。誇張ではなく、ヤバイのです。素人に触らせると、「あちっ」とか言って落とした挙句「これ壊れてるよ?あぶねー」とか言ってきそうな熱さです。
熱監視センサー機能があり、自動減光しますが、早めに手動でダウンさせた方がよろしいかと思います。X80シリーズの機能不良は今だに一本も出ていませんが、それが不思議なくらいの熱量を吐き出します。


時持続可能なMed3 4000lmでも、十分明るいです。常用できるのはその明るさまで。なーんだ、と思いかもしれませんが、物理的な限界はそうそう超えられません。

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このサイズ。大きいと思うか、小さいと思うかは用途と好みによりますが・・・。X80シリーズの衝撃は、NITECORE TM11、タイニーモンスターシリーズの初登場を思い出しました。TM11も衝撃でしたが、X80GTの光量はすでに10倍を超えました。ヤバイ。LEDヤバイ。(10年前のネタ)

ACEBEAM(エースビーム) X80-GT 32000lm CREE XHP50.2搭載4×18650