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GENTOS (ジェントス) UT-1000M ULTIREX アルティレックス 1100ルーメン 充電式ライト

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するライトはGENTOSの新シリーズ アルティレックスで最も遠方照射性能に優れたモデル UT-1000Mをご紹介します。型番の1000Mはそのカタログスペックにある最大照射距離1kmを意味します。明るさは最大1100ルーメン。4段階調光+ストロボ点滅機能があります。しかも、このモデルはデュアルフューエルモデル。専用のリチウムイオン充電池の他に単2電池3本でも使用が可能です。「単2電池」っていうのがGENTOSらしくて良いですね。

では早速、UT-1000Mの詳細をご紹介致します。

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まず目を引くのがこの巨大なターボヘッド。鏡面加工された大口径のスムースリフレクターは、飛ばす気満々の仕様です。透過性に優れたガラスの風防レンズを使用。これまでのGENTOSの製品とは異なる雰囲気を持っております。昔であれば、ちょっと大きめのコリメータレンズで済ませていたかも知れませんが、今回は気合の入ったフロントフェイスです。

ボディはアルミ合金で黒基調のアルマイトが施されております。光の当たる角度によってはややグリーンっぽい感じもあります。テール付近には転がり防止のアンチロール機能があり、卓上での転がりを軽減します。

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同シリーズのUT-3200HやUT-3000Hも大概な大きさのリフですが、遥かにデカいです。携帯性なんて微塵も考慮されておりません。リフレクターの広さと深さは「飛び系」では正義です。小型の搭載LEDは封緘樹脂が平らなHigh Intensity仕様。光源はより小さくなり、巨大なリフレクターによって集光されたそれは明確な光軸となって闇を貫きます。

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運用の鍵となるスイッチは、サイドスイッチ。全長265mm、重量835gの重量感あふれるライトなので、もはやテールスイッチでの操作は事実上不可能です。サイドスイッチで正解です。先にご紹介したUT-3000Rと同じく、スイッチには物理的に誤点灯を防ぐ為のスライド式スイッチロックが付きます。使用する際は、反時計回りにカバーを90度スライドさせてください。

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全長が長いのでパワーストラップではなく、ショルダーストラップが付属します。スイッチ付近とテール付近にあるリングに通して使います。最初から肩がけが想定されたライトになります。肩がけしてしまえば、重さはあまり感じません。ただ、ショルダーストラップがちょっと細いのが残念。充分に重量をに絶えられるものだと思いますが、もう少し太くて確りしたストラップの方が業務用途のユーザーは喜ばれると思います。

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付属する専用リチウムイオン充電池は7.4v 2600mAh。中身は18650充電池を2本繋げたような物です。ただ、サイズの割には容量が少ないような気もします。MAXモードで1.5時間は運用時間としては普通ですが、もうちょっと大容量でも良かったのかな?と思います。
充電は付属するACアダプターを本体に差し込んで行います。充電時間は約6時間。

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実際に持ってみますと把持部が長いのでしっかりと握れます。滑り止めのナーリングも施されておりますので握った時の感触は良好です。下手に細身よりもこれだけ長いライトであれば、把持部はある程度太さがあったほうが使いやすいと思います。

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最も出力を抑えたECOモード 100ルーメンの照射。
10m先の棚でも確実に照らすことが出来ます。中心光の照射面は狭く小さいですが、この部分が狭くないと光は飛びません。周辺光も広くは出ますが、明るく照らせると期待出来るものでもありません。

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スモークの中での照射。MAX1100ルーメン。
中心光が赤いのは煙によって波長の短い青色が手前で拡散し、波長の長い赤色系だけが残っている為です。このような環境下でも力強い光軸で突き通すことが出来るのは集光系のライトの特長です。消防や海上など煙や霧のあるような環境下でその威力を発揮します。

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スモークを通して見た光軸の様子。
「ルーメン」を漢字で表記すると「光束(こうそく)」と書きますが、まさに光の束といった感じですね。非常に美しい様でした。

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メーカーより提供されている屋外照射のイメージ。
結構ISO値が高そうな写真ですが、あながち嘘でもない照射画像だと思います。なぜならば、この手の大きなリフを搭載したライトは、中華系のメーカーでは以前からありました。そういったモデルを屋外で照射したことは何度もあります。そこで目にした1km超えのモデルは何れも素晴らしい照射でした。実際に1km先を照らせるかは分かりませんが、「飛んでる様」は同じ1000ルーメンクラスの小型ライトとは段違いの物です。

このようなモデルが国内のブランド、ジェントスからリリースされたと言うことに驚きを感じます。中華系のメーカーはとにかく新しいテクノロジーを製品に反映するのが早いです。早すぎて本当に使えるのか微妙なモデルさえあります。ただ、それが面白いのでライトが好きな方には人気があります。ただ、実際に使用される業務の内容や場所によっては、国内での手厚いアフターフォローが受けられることが重要だったりします。

そういった意味ではジェントスはかなり強いです。性能や価格だけでなく、その後のアフターのことも考えますと、このモデルはインフラや消防など様々な分野で導入が進むかも知れません。GENTOS UT-1000Mはそれだけの照射能力を持ったモデルだと思います。

GENTOS (ジェントス) UT-1000M ULTIREX アルティレックス 1100ルーメン 充電式ライト