WALTHER (ワルサー) PL75MC ワルサープロド UMA37068 単4/CR123A/18650 LEDフラッシュライト
アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するライトはドイツ ワルサー社のフラッシュライト「プロシリーズ」の一つPL75mcです。MCは恐らくマルチカラーの略。白、赤、緑、青の4色の光を自在に操ることが出来るマルチカラーモデルです。しかも！フォーカス機能まで付いております。カラーチェンジが出来るだけでなく、ワイド、スポットの切り替えまで！
それだけではございません！
電池は様々な種類のモノが使えるマルチ・フューエルモデル。18650充電池、単4乾電池、CR123A乾電池の3種が使えます。これだけの機能を突っ込んだライトも珍しいです。それでは早速詳しく見ていきましょう！
アルミ合金のボディにブラック ハードアノダイズド。凹凸の少ないボディはドイツデザインの定番なんか？どうしてもLED LENSERと比較してしまいます。特にカラーチャンジ可能なマルチカラーLEDを積んでいるモデルと言えば、P7QCやTスクエアQCが思い浮かびます。価格的な面を比較すると敵いませんが、機能の面では圧倒しております。
正面から覗きますと、4色に分かれた1個のLEDが乗っております。レンズはクリアーなコリメータ仕様のもの。「これでちゃんと配光が整うか？」と心配になりました。何故ならば、LED LENSERのマルチカラーモデルは、何れもフォーカス機能は捨て、ハニカム構造のディフューザーレンズを付けているからです。しかし、実際に点灯させますとこれが実に不思議な事にさほど配光が崩れることもなく、普通に使えます。
カラーチェンジはヘッドを回転させます。ボディ側に矢印が付いており、ヘッドにあるカラードットをそこに合わせると、任意のカラーが使えます。
スイッチはテールプッシュタイプ。スイッチを押す毎にHi→Med→Lowの3段階に調光。必ずHiモードより点灯します。また、一定時間点灯させた後、スイッチを押すと消灯するインスタントオフ機能を搭載。スイッチ長押しでオートストロボモードに移行します。
ヘッドを回転させ、任意のカラーに設定しておけば、そのカラーで点灯させることが出来ます。点灯させた状態でヘッドを回転させると順次光色を変えることが出来ます。
ヘッドを周回するように付けられたワルサーのイメージカラーであるブルーのリングは若干の凹凸があり、レンズをスライドさせる際に非常に便利です。LED LENSERはヘッド自体を前後に動かすので、ボディとのジョイント付近を指で押し下げしますが、PL75MCは、ヘッドの一部が動きます。そのため、指が掛かりやすいように工夫がされているのだと思います。デザイン性と機能を備えたクールなパーツです。
4色＆2配光＆3調光、、、盛り過ぎです。しかし、どもれ蛇足ではない機能。それが凄いです。
マルチカラーLEDなので、ルーメン値で表記出来るのは白色のみ。最大でも220ルーメンではございますが、不足は無いと思います。フォーカスレンズを使用しますので、確りと集光されるとルーメン値以上の照射能力があると思います。
白色 SPOT照射
驚くほど、と言っては過言かもしれませんが配光もキレイです。マルチカラーLEDを積んでいるので配光に関しては期待しておりませんでした、スポットでも充分に使えると思います。
しかし、なんと言ってもカラーLEDの染める能力をご堪能頂きたいです。単色の光は非常に強力で周囲を染める能力に優れます。赤、青、緑を次々と切り替える事が出来、さらにワイド、スポットを自在に操れる「ハンディライト」は他にありません。
マルチバッテリーは本当に便利。
基本的に一つのバッテリー種のみをユーザーはメインで使うことになると思いますが、不測の事態に対応出来る可能性があるのは心強いと思います。18650充電池を使った時が最も明るく、ランタイムにも優れます。ただし、付属の18650用スペーサーが必須となります。これがありませんと通電しません。お使いの際はご注意下さい。
倒立も可能。天井を照らしてお部屋を染めましょう。
カラーLEDは「何に使うの？」と聞かれることが多いのですが、一つ一つ説明してもその用途を実際使用しない人にはイマイチ納得して頂けないことが多いです。そりゃそうですよね（笑）。だから最近は、「面白いから良いんじゃないですか？」と答えるようにしています。そして、御利用頂きましたお客様の多くが「これ、面白い！」と言ってくれます。
とりあえず、夏は肝試しに使っていただければ良いかな？と思います。屋内でも屋外でも効果絶大でございますよ。
WALTHER (ワルサー) PL75MC ワルサープロド UMA37068 単4/CR123A/18650 LEDフラッシュライト
