rch21s-exposure2l

PHILIPS(フィリップス) RCH21S ドッキングステーション付充電式 ワークライト

PHILIPS RCH21Sは、LED関連商品の名門ブランドの新しいワークライト。
と言っても、この手のライト自体は多く世に出ていますので、高品質なものを求めるユーザーを対象sにした製品かという気はします。

フラッシュライト業界では馴染みの薄いPHILIPSですが、世間的にはCREEやNICHIA、LGなどと並ぶ名門のLEDメーカーです。自動車好きには各種ランプの供給メーカーとしても知られているかと思います。どの分野でも高級・高品質路線のメーカーとして認知されています。

IMG_7782

RCH21Sは、テレビなどのリモコンを一回り大きくしたようなサイズ感でしょうか。ボディは全面がラバー素材でできており、しっかりとグリップできます。グローブなどをしていても手が滑ることはなさそうです。防塵&防水規格IP65。雨に耐え、埃が多い環境でも使用できますので安心です。

IMG_7772

発光部分には6燈のLED。カタログによればLUXEON LEDとのことです。ん?と思う人もいるかな? ごく初期のSUREFIREはLUXEON LEDでしたね。LUXEONを製造しているLUMILED社も老舗のLEDメーカーです。
このヘッド部分は引き起こすことができ、段階的ながら好きな角度に固定可能。配光が超ワイドで、最大90度まで起き上がりますので、床や机に置いたまま照射するのには便利です。

rch21s-3l

背面には起倒式のフックがあり、何かに吊るして使用することができます。

rch21s-11l

また、背面には強力な磁石も装着されていて、鉄の面に貼り付けて使用することもできます。
いずれの場合も、ヘッド部分を起こすことで、最適な照射角が得られ大変便利です。

rch21s-exposure1l

ワークライトですので、配光は安定の超拡散。作業用にはこのような照射がもっとも有効。厳密には、縦に長い楕円形状に、緩やかな中心光があるのですが、1mも離れれば気にならず、ほとんどフラットに近い配光です。

rch21s-6l

乾電池は使用せず、内臓充電を専用の充電ドックにさして使用します。電池の性能がアップした現状では、あえて乾電池を使用するメリットは薄くなっています。RCH21Sの場合、より長寿命なLiFePO4タイプのリチウムイオンバッテリーを使用しています。

毎日のように業務で使用する場合、電池の管理は「使ったらすぐ充電」が一番問題が少ないかと思います。下手にランタイムギリギリまで使おうとすると、かえって電池を痛めるケースが散見されます。

rch21s-exposure2l

PHILIPSらしくスマートなデザインと、十分な性能、高品質な作り。プロの工房にはこうした製品がよく似合います。

PHILIPS(フィリップス) RCH21S ドッキングステーション付充電式 ワークライト