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NITECORE(ナイトコア)NTP20 TC4 6Al4V チタン タクティカルボールペン

本日ご紹介するのはNITECOREのタクティカルペン、NTP20。なかなか悪くない雰囲気のペンです。

NITECOREのタクティカルペンは、前作NTP10がありました。しかしNTP10は全長108mmと非常に小さく、タクティカルペン?!という感じでした。数値的にはTEC ACCESSORIESのPICOPEN TIと類似したサイズ。

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一方、NTP20は、全長143mmと、長さ・太さともに標準的です。太さについては事務用のボールペンよりは一回り太いですが、Dr.グリップと比較すると細い。携帯しやすいサイズとなっています。
重量的にも35gほどと、一般的なタクティカルペンと比較するとかなり軽く仕上がっています。
素材はTC4チタン。6AL4Vチタンの一種で、医療素材として認定されたものを指します。有名な様に、軽量で非常に高い耐腐食性を高剛性を誇る素材です。

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全体の切削は非常に精緻で、一般のタクティカルペンの様な「いかにも」な雰囲気はありません。精悍でシュッとしたデザイン。ドイツあたりで作られていそうなデザイン感です(笑)。これなら周囲に違和感を与えることなく使用できるかと思います。
ペンはキャップ式。ノック式を好む声も多そうですが、ノックパーツは壊れやすい部品の一つなので、堅牢性で言えばキャップ式の方が上かと思います。個人的な経験で言えばキャップの開閉もすぐに慣れます。ただ、検品などで頻繁に移動しながらメモを取る様な業務には向かないと思われます。


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本体が2分割かと思いましたが、実際は3分割される構造でした。ペンの交換は前後どちらの部品を外しても可能です。本体にはキャップの緩みを防止するOリングが付属します。目立ちにくいシリコンタイプですが、防水を担うものではない(キャップ自体に穴が空いています)ため、不要なら取ってしまっても良いかと思います。


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書き味はなめらか。流量の多いゲルインキの贅沢な感じを味わえる替え芯です。NTP20本体は、高級ブランドの太めのペンに使用感が似ています。筆圧を下げてペンの重さを利用して書く感じが合いそう。

あらかじめ装填されているリフィルはシュナイダー、GELION 39。高級ペンメーカーとしては数が多くないゲルインキの替え芯です。
この替え芯、どこを探しても国内ではまともには販売されていないのですが、実はペンのリフィルはISOで規格化されておりますので、必ず純正である必要はありません。GELION 39はISO G2と呼ばれる規格で、同じG2のリフィルであれば、他メーカーのものも使うことができます。ただ、書き味や微細なガタ付きなどは防ぎようがありません。まあ、ペンを趣味としている方であれば許容していただけるかと思います。
参考:PARKER - ボールペンManiax


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ペンと反対側の先端チップは説明ではタングステンスチールとなっています。推測になりますが、いわゆる高速度鋼、ハイスピードスチールではないかと思います。ドリルビッドなどに使われる素材で、回転による衝撃によく耐え、切れ味を保つ粘り強さと刃物として十分な硬度を併せ持っています。ガラスブレイカーとしての使用を想定しています。

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写真では表現しにくいのですが、クリップの形状が素敵!高級ボールペンでもクリップはプレス打ち抜きが多いのですが、NTP20では削り出しで作られています。経験的に、こだわりグッズのこういったパーツは真っ先にコストダウンされるので(笑)、こだわりのある方は現在のロットでのご入手がよろしいでしょう。クリップの抑えの部分は、セラミックがインサートされており、磨耗しにくくなっています。

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なかなか良いデザイン、使用感なので、タクティカル!と気負わなくても使える良いペンだと感じました。重すぎず、卓上での使用に不満がありません。
ただし!
やや仕上げが硬く、エッジが立っています。そのままでも問題はありませんが、手に馴染む感じに仕上げるには、少し手をかけてやる必要がありそうです。あくまでも男子向きの無骨なペン、と言ったところでしょうか。

現在、父の日セールでお安くなっていますが、すでに半数ほどははけてしまいました。木になる方はお早めにどうぞ!


NITECORE(ナイトコア)NTP20 TC4 6Al4V チタン タクティカルボールペン