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SUREFIRE(シュアファイア)G2ZX COMBATLIGHT 600ルーメン G2ZX-C-BK LEDコンバットライト

アカリセンターのHATTAです。先日入荷してきましたリニューアルモデル G2ZX-C-BKを、本日はご紹介します。G2X、6PX等のパーソナルライトでMAX320ルーメンだったモデルが、軒並み600ルーメンになる中、唯一遅れておりましたG2ZXが600ルーメンにアップグレードし、再販となりました。すでに600ルーメンクラスの明るさや配光については、ご紹介しておりますが、改めてG2ZXの魅力をご案内致します。

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G2ZXは、品名に「コンバットライト」とありますように、「戦う」というストレートな使用用途を全面に押し出したモデルでもあります。「なんでも使えるよー」と言うフニャッとしたニュアンスはなく、研ぎ澄まされたナイフのようなコンセプト。
外観の最大の特徴は、通常のパーソナルライトよりも、若干絞られたボディと、外側に張りでたゴム製のリングかと思います。G2X等のボディは1インチ(25.4mm)ですが、G2ZXのそれは、0.85インチ(約21.6mm)。僅かな差のように思えますが、握った時の感触はかなり異なります。また、様々な持ち方が出来るのが特徴であり、主にハンドガンとの併用を想定したデザインとなっております。

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ボディ及びテールキャップは、ナイトロロン樹脂で形成されており、ヘッドはG2Xと同様のサイズを持ったアルミ合金製になります。G2Xと異なりボディが細いせいか、若干フロントヘビーに感じます。ただ、使用上の不都合は無い程度なので心配は要りません。昨今の大型LEDの搭載に伴い、ヘッドが大型化する傾向のある他社製品と比べれば、可愛いものかと思います。

G2ZXは、上記の写真のように注射器を持つように構えることが出来るモデルの一つです。スイッチは、モメンタリーのツイスト式スイッチ。テールを押している時だけ点灯し、素早く、且つ瞬間的な点灯を旨とするものです。クリッキータイプを好む方にとっては、あまり歓迎されない仕様のものですが、ブレないところが、SUREFIREらしいと思います。こちらのモデルには、コードストッパーが付いた比較的長いランヤードが付属します。手首に巻くだけでは、少し余る感じですが、G2ZXのランヤードといえば、これかな?と思います。

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個人的には、ゴムグリップの部分を掴むよりも、その下のテールキャップとの間にある少し括れた部分を握った方が良好かと思います。キセノンバルブの頃は、数枚のゴムスペーサーが付いており、「好きな枚数にして調整してね」的なものでした。しかし、Xシリーズ以降は、今の形になりました。人の掌の大きさはそれぞれですが、手の大きな人であれば、ゴムグリップの辺り、そこではちょっと遠いかな?と思う方は、この括れた部分がジャストフィットすると思います。エルゴノミックにデザインされたこのスタイルは、非常に考えられたものだと感じます。

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搭載LEDは、新鋭のXP-L系かと思います。6Vで600ルーメンというスペックからも概ねベストな選択だと思います。リフレクターは、G2X・6PX同様に細かな凹凸の付いたオレンジピール仕様。深さも搭載LEDのサイズを鑑みたサイズで、手前から奥までを広く、明るく照らすことが出来ます。

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配光は、リフ形ライトのお手本のようなもの。1度の照射で、近くから遠くまでを過不足なく照らすことが出来るこの配光は、パーソナルシリーズの特徴であり、非常に視認性に優れたものだと思います。LEDがまだ今より小さかった頃に搭載されていたモデル(Xシリーズが登場した時は200ルーメン)と比べると、中心光の存在感は薄れますが、それは致し方ないことです。同じサイズの径で、ほとんど同じ深さのリフレクターを使うのであれば、光源であるLEDは小さい方が、集光され、よく飛びます。しかし、このサイズのリフレクターで、XP-Lであれば、かなりベストマッチではないだろうか?と、私は思います。

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G2ZXには、柔な調光機能はありません。漢のシングルアウトプット!
600ルーメンしか出せない実直で、不器用なライトですが、そんなライトが今どきあってもいいじゃなか!だって、戦うことにしか使わないんですから、、、。実際何と戦うのがかは、分かりませんが、使用用途が特化されたツールと言うのは、説得力があり、美しいです。
「あれも出来ます」、「これも出来ます」という便利なライトの方が、普通は人気です。しかし、「これ用です!」とキッパリしているいのが、SUREFIREの良いところでもあります。

SUREFIRE(シュアファイア)G2ZX COMBATLIGHT 600ルーメン G2ZX-C-BK LEDコンバットライト