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LUMENS FACTORY(ルーメンズファクトリー)SERAPH SP-9 HOST P90バルブ対応ホスト
LUMENS FACTORY(ルーメンズファクトリー)SERAPH SP-6 HOST P60バルブ対応ホスト

本日はLumensfactoryのフラッシュライトホストをご紹介したいと思います。ホストという言い方はあまり馴染みがありませんが、海外ではモジュールや電池を内蔵する入れ物に相当するパーツをHOSTと呼ぶようです。

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HOSTですので、中身は空っぽ。機能部品でついているのはスイッチくらいですね。モジュールや電池は別途購入する必要があります。

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このホストはSUREFIREの6P系のフラッシュライトと互換性があります。ヘッド、テールそれぞれを付け替えることができます。といってもデザインが違うので、それほど「イケてる」感じはありません。LumensfactoryのSP-6は結構なめらか系デザインです。

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こういうのはありっちゃありかな? まあ、デザインの問題は判断をお任せします。

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機能的には、こうして18650電池を使用できるので、H2Tなどのバルブを低燃費で使用できるようになります。SUREFIRE系趣味を長く続けていると、どうしてもバルブの余りが出がちですし、色違いのバルブなどはすぐに使い分けたいもの。そういう場合に使い勝手が良さそうなボディです。

画像でも載っていますが、純正状態では許容電流量は2Aまで。概ね600〜700ルーメンくらいを公称するバルブまでが限界です。この辺りは安価な製品ゆえの限界という気もします。あまりパワーを求めず、ランタイムを狙ったモジュールと相性が良さそうです。

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ボディの仕上がりは悪くはなく、ネジもきしんだりすることはなくいたってスムースです。HAがかかっている部分とかかっていない部分の境界には雑さもありますが、なんせお値段がお値段ですから、ご容赦願います。
モジュールルームは広く、ひと昔前の、SUREFIREにそのまま入れると隙間が開くタイプのモジュールも収容できるかと思います。また、ボディ側から電池が落ちてこないような作りになっていて、これは便利・・・かな。

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ボディは突起が少ない滑らかなもの。SUREFIRE Z2のゴムリングみたいなものが2本装着されており、指がかりは悪くありません。滑り止め効果も高いです。

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スイッチ部分はガードがあるタイプなのでテールスタンドが可能。アウトドアユーザーを中心に人気の高い仕様ですので、6P系ボディでこれができるのは歓迎されるような気がします。

長い方はSP-9。こちらは3セルの長さなので、SUREFIREで言えば9Pに相当するアイテムです。キセノン時代は3セルにすることで電圧を上げ、明るさをアップすることができましたが、LEDでは変圧回路を持っていることがほとんどですので、昔ほどの違いはありません。それでもバリエーションがそこにあれば手を出してみたくなるのが漢ですよねえ(笑)。

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もし最初に購入するモジュールは・・・?と聞かれれば、雷光壱眼XP-L HI 2000mAをオススメしておきます。汎用的な配光ですし、それなりによく飛ぶので満足感も高いかと思います。あまり大光量すぎず、長時間点灯させても比較的問題が少ないのもおすすめポイントです。明るさを求めて大電流化して行くと、熱関係のトラブルはどうしても増えてしまいます。このモジュールであれば、将来さらに明るいモジュールを購入しても、標準モジュールとして長く使っていただけるかと思います。


SP-6、SP-9は廉価版というイメージでしたが、6Pが入手困難になった現在、唯一に近い選択肢になってしまいました。現代的な目で見れば多少の不満もありますが、遊ぶぶんには全く問題がないアイテム。カスタムを重ねることでハイグレード機種に匹敵する個体に仕上げることも可能。気軽に買ってみることができる価格帯のアイテムですので、モジュール交換をする楽しさを味わうには最適です。


LUMENS FACTORY(ルーメンズファクトリー)SERAPH SP-9 HOST P90バルブ対応ホスト
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