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LEATHERMAN (レザーマン) WAVE+ ウェーブプラス マルチツール

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介する製品は、マルチルーツを代表するブランド LEAETHERMANの新商品 WAVE+(ウェーブプラス)です。既にWAVEという商品が存在します。LEATEHRMANを代表する製品であり、初代モデルの登場から20年の歳月が経つ、ロングセラーモデルです。LEATHERMANのことは良く知らなくても、WAVEなら持っている!という方もいるかも知れません。

さて、どこが変ったか?WAVEと比較してご紹介します。
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間違い探し!変ったところは、どこでしょう?







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正解は赤丸のところ、だけ(笑)。ハンドル部分もWAVEとしか入っていません。プライヤーを展開しないとWAVE+であることを確認出来ません。
プライヤーの基部にあるワイヤーカッターが脱着交換式になりました。替え刃はこちらです。ちょっと前からリリースされるモデルの多くが交換可能なワイヤーカッターが採用されておりましたので、ベストセラーのWAVEも変えましょう、という話だと思います。他のツールに変更はありません。僅かな変化と思われるかも知れませんが、レザーマンにとっては物凄い変化であったに違いありません。

それでは、各部位についてご紹介します。
【プライヤー部】
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先端のニードルプライヤー及びレギュラープライヤーに変化はありません。横溝のみ入ったオーソドックスなプライヤーです。先端部の幅は約2.4mm。特別細いという感じでもありませんが、「抓んでつかみ易い」サイズ感かと思います。プライヤーにはサスペンションは付いておりません。掴んだり、離したりするような使い方ではなく、掴んだものを保持するのが目的のツールです。

【外側ブレード類】
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メインのナイフは420HCの直刃 刃渡り7.3cmのレザーマンではおなじみのサイズ。ワンハンドオープン出来るようになっております。確りとロックが掛かる位置までブレードを展開して使用します。折り畳むときは鍵のマークの付いた部分を押し下げながら、折り畳みます。

WAVEは折り畳んだ状態でブレード類を展開できるようになっております。WAVEの「主なお仕事」は開封や切断、分解です。切る為のツールが多く入っております。

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ナイフの反対側にヤスリ、反対のハンドルには波刃ナイフとノコギリが付いております。のこぎりは小枝等を切るのに便利なツール。本格的な木材を切ることは難しいですが、焚き火の際に使用する柴(しば)を切るにはちょうど良いものかと思います。
波刃はロープを切る際に便利な刃物。他に、火起こしをする際に火種となるフェザースティックを作る際にも便利です。しかし、それだけの目的で波刃が付いているだろうか?と、ある日思いました。

話は少し逸れますが、私は、朝はいつもパン食です。既に切ってあるパンではなく、塊から切り出しております。その時「パン切り包丁」を使うのですが、形が波刃なんですね。直刃では、固いパンでは滑ってしまい、柔らかいパンでは断面がボロボロになってしまいます。形が似ているから、ひょっとして切れるかな?と思ってLEATEHRMANの波刃で切ってみたところ、綺麗に切り出すことが出来ました!考えてみれば、向こうは「パンの国」。キャンプなどでバケットを食べる際は必須という訳です。まぁ、工具箱に突っ込んでいたレザーマンでパンを切ることに些か抵抗はありますが、家族には黙って食べてもらいました(笑)。

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ヤスリは両面でその造りが異なります。片面はダイヤモンドコートされた細かなヤスリで、反対側は木・金属兼用の目の荒いものです。このヤスリが結構好きです。ホビーやDIYでなかなか役に立ちます。また、ナイフのブレード部に当る部分もヤスリになっており、極細い木材を切ったり、印をつける時に便利です。

【内側の工具類】
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ハンドルの内側には5つのツールが収納されております。使う際は一つずつ展開して使用します。すべてロック機能が付いており、安全に使うことが出来ます。
ラージビットドライバーは取り外しが可能で、別売のBIT KITエクステンダーを装着することが可能です。直にツールが収納されたものに比べ、確りとしているように思えます。
スモールビットドライバーは、眼鏡の蝶番ネジなど細かいネジを締めるのに便利なものです。

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内側の工具を折り畳む際は、この部分を押しながら行います。カッチリ感があってとても素敵です。

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黒染めのWAVE+ BKも存在します。黒染めの手間賃分高くなっております。
ハンドルをこのように展開するとスケールになります。インチとセンチの表記があります。かなりざっくりとしたスケールですが、釣った魚のサイズをおおよそ確認するには便利そう。フィッシングとレザーマンは相性がいいですからね。

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付属する収納ケースはカラーによって異なります。SV(シルバー)はメタルホックの新型ナイロンケース。BK(ブラック)はベルクロフラップ。裏面はSVが、ただのベルトループなのに対して、BKは、MOLLEやデューティーベルトに対応したものです。BKはやはりミリタリーやLEを意識したものだと思います。

※ケース類は予告無く変更になることがございます。予め御了承ください。

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折り畳んだときのサイズ感はこんな感じ。収納時の全長は約10cm。ポケットに突っ込んでも邪魔にならない程度。重量は240g弱。フルサイズのモデルと比べるとやはり軽いですね。長年愛される理由は、このサイズ感と重さにあると思います。極端に軽いわけでもなく、大きくも無く、手のひらで確かに感じる存在感は、さすがWAVEだなと思いました。各部の仕上がりも安価なモデルに比べると、やはり違いを感じます。

これからLEATHERMANを手にしてみたい、とお考えの方は、このWAVE+がおススメです。このモデルよりも安価なラインもたくさんございますが、「マルチツールのLEATHERMANってこんな製品だよ」と他人に言いたくなるクオリティーは、やはり、WAVEくらいからかな?と改めて感じました。

LEATHERMAN (レザーマン) WAVE+ ウェーブプラス マルチツール

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