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ACEBEAM(エースビーム)K65 CREE XHP70.2 DD 6200lm 大光量フラッシュライト

本日ご紹介するのはK65。このところ勢いのあるメーカー、ACEBEAMのアイテムです。

ご存知の通り、ACEBEAMにはK60とK70の兄弟がいます。
どちらも類似した仕様やプロポーションで搭載LEDの違いによって飛距離や明るさが異なるモデルでした。

K60 XHP70、最大5000ルーメン、照射距離704m
K70 XHP35 HI 、最大2600ルーメン、照射距離1300m

明るさと飛距離、どちらかがもう片方のおよそ倍という、ある意味ではわかりやすい仕様設定になっていました。明るい方がいいか?飛ぶ方がいいか?という選択肢。

ここに登場したK65は

K65 XHP70.2 De-domed 、最大6200ルーメン、照射距離1014m

という仕様。K60よりも明るく、飛距離は中間ということになります。

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LEDはXHP70.2。サイズや発光面積などの基本的な構成はXHP70に似ているように感じますが、光量は大幅アップ。さらにこのLEDのドームを外して遠距離仕様にしています。

このドームを外す加工、加工されたLEDをデドームといい、メーカー表記ではXHP70.2 de-domedとなっています。ドームを外す作業はカスタムとしてLEDメーカーが行うのか、ライトメーカーが独自に行っているのかはわかりませんが、この結果大光量かつ遠距離性の高いLEDになるようです。ただ、色温度などの数値には変化が出るそうで、K65の場合は公称よりも色温度が低く感じられます。LED表面は綺麗に処理され、XP-L HIのようなフラットな表面になっています。



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実際の照射はこのような感じ。エッジの効いたスポット志向のライトですが、K70ほどの激しさはありあません。中心光の広がりが増し、常識的な距離範囲での見やすさは増しているのではないかと思います。光色もニュートラルホワイトっぽい感じがします。

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単品では明るさがわからないぞ!という方のために、1000ルーメン、XP-L HI、50mm口径のライトを比較してみます。このライトも十分以上に明るく、またよく飛ぶライトなのですが、K65と比較してしまうと子供のようです。もちろん、重量やサイズが大きく異なりますので、性格の違うライト同士の比較であることはご承知ください。

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その一方でEcoモードは非常に暗く、5ルーメンしかありません。一緒に写したGLOW FOBや、パソコンのスクリーンセイバー、キーボードバックライトとの対比から、「暗さ」を感じていただければと思います。さすがに5ルーメンで使う機会は少ないライトかとは思いますが、真っ暗な中で歩くことはできますので十分。そのぶん照射時間が長くなっています。いざという時に心強い仕様です。

この手のライトで重要になるのは、100〜1000ルーメンの実用レンジの方かもしれません。K65で言えば、Ultralow 250ルーメン(21時間)、LOW 700ルーメン(10時間)といったあたり。直接照らしたり、壁や天井に反射せることで十分な明るさを確保できます。その状態で長時間使用できるとあれば、家庭用電源が必要な機材をもちだす必要もなく、手軽に使用できます。持って歩き回るには大きな、しかし「照明器具」としては非常にコンパクトなサイズ感は、業務などでの出先で非常に役立つものです。

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こうして三脚と組み合わせれば簡易的な投光器としては十分に機能します。ただ、きちっと固定するには三脚の雲台との相性が必要です。比較的取り付けできる面積が狭かったりネジ穴の深さと三脚側のボルトの長さの相性によってはきっちりと締めきれません。比較的狭い面積で支え、調整機能が優れた雲台のついた三脚が必要になります。

照射がスポットなこともあり、近距離での使用ではなく、遠距離での使用に向いています。15mほど離れてようやく人一人が中心光に収まるようなスポット具合です。

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操作は側面のスイッチで行います。スイッチボタンは金属製で高級感があります。すぐ横にはバッテリーの状態を示すインジケーター。これも業務で使うにはありがたい仕様ですね。

操作もよく整理されており、難しくはありません。クリックで点灯、長押しで調光、点灯中にクリックで消灯します。どの状態からでも、ダブルクリックでターボモード、トリプルクリックでストロボモード。このルーメン値でのストロボは照射している本人ですら嫌すぎますが(笑)

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大光量を支える電源は18650電池×4。カートリッジ式。K60・K70と共通のカートリッジということです。電池の収納サイズはバッテリーの長さ、太さともに余裕はありそうですが、無理はしないようにお願い申し上げます。当店のJetbeam.jpのIMR18650であれば問題なく使用できます。

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表面のつや消しも綺麗で高級感があります。皆様好みの黒という感じがします。各部の切削なども仕上がりのよさも特徴的です。最近の中国メーカーのライトは非常によくできていますが、ACEBEAMの綺麗さはなかなか上位にあるかと思います。


正直、このサイズのライトは使い道は多くないんですよね。やはり使用頻度は細身の2セルか1セル機が圧倒的です。ACEBEAMで言えばL30のような、タクティカルなサイズでさえもちだせる機会は多くありません。しかし、K60、K70、K65といったよくできたライトを立て続けに見てしまうと、「ありかも?」と思ってしまうのも事実です(笑)。

ACEBEAM(エースビーム)K65 CREE XHP70.2 DD 6200lm 大光量フラッシュライト