L4XP-L2-1

いつもブログをご覧頂き誠にありがとうございます。アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するH2Tのカスタム施工例は新鋭のLED XP-L2を搭載したモデルです。封緘樹脂が平らなXP-L HiよりもノーマルのXP-Lの実質的な後継であり、拡散系の配光を望むユーザーにも対応したマルチなLEDかと思います。しかも、Hi-CRI(高演色性)がWW、NW、CWですべて揃っているのが嬉しいですね。
今回ご依頼いただきましたのはSUREFIREの不朽の名作 L4 LUMAMAX。新鋭LEDへの載せ換えです。色温度は4000K(NW) 90CRIの高演色仕様です。

L4XP-L2-2
オリジナルは初期型の6V系LEDのラクシオン5。オリジナルの明るさはメーカー公称100ルーメン。浅く、小さなリフレクターとの相性はとても良く、ワイドに手元から光る配光が魅力のライトです。しかし、如何せんLEDが古く、効率も良くないのでLEDを換装することになり、出力調整のためコンバータも変更しました。なお、初期型L4はLEDのみを換装しようとすると電圧の関係上、現状XHP50系のみとなります。後期型はLEDもコンバータも変わっており、LEDのみの換装が可能です。費用的にはLED換装のみの方がお安いです。

L4XP-L2-4
出力は抑え目の750mAh。約200ルーメンの仕様です。明るさよりもランタイムを重視したものなのです。オリジナルが100ルーメンですから、それよりも少し明るめで長く使えるものというオーダーです。LED素子のサイズはオリジナルに近いものがあり、中心光が絞られることも、広がることもありませんでした。オリジナルの配光がそのまま明るくなり、色温度が変ったように感じました。その上、効率は格段に良くなっておりますから概ねオーダー通りの仕上がりかと思います。

L4XP-L2-5
手元から広く広がり、程よいところまで光りが飛ぶ万能タイプの拡散配光。近距離でも中心光だけが酷く目立つこともなく程よい散り具合です。

L4XP-L2-3
手の平に収まる2セルサイズのエグゼクティブ・エリートモデル。尖塔状のベゼルなどではなく、オーソドックスで大人しい印象のあるモデルですが、それ故に携帯しやすく常に日頃持ち運べるEDCライトとしては最適。電池も2本入れられるわけですからランタイムも充分に長く、実用性の高いもです。オリジナルは1時間程度のランタイムでしたが、このカスタムの仕様であればランタイムは数倍にすることが出来ます。

復活の機会を得て今後もオーナーと共に活躍されることを期待しております。

H2Tのカスタムに関して、ご質問やお見積もりをご希望の場合は弊社のお問い合わせフォームよりお願い致します。H2Tのレギュラーモジュールや完組みライトのカスタマイズなども承っております。ご興味のあります方はお気軽にお問い合わせ下さい。