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■ OLIGHT(オーライト)PL-2 VALKYRIE ウェポンライト CREE XHP35 HI搭載

本日ご紹介するのはOLIGHTの本格派フラッシュライト、PL-2 VALKYRIE。先に紹介しましたPL-MINIと比較しますと、サイズ的にも本格派と言えるものになっています。

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ヘッド直径は28mm。28.5mmのSUREFIRE M300やX300よりもひと回りコンパクトなサイズということになります。

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あれ、SUREFIREっぽい?!と一瞬思いましたが、よく見るとそれほどでもなく、全体的な雰囲気以外、共通した部分はほとんどありません。

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マウントレールへの取り付けは非常に簡単です。本体側面のクイックレバーを前方に180度開くだけ。レイルに噛むアゴのパーツとレバーそれぞれにバネが仕込まれていてテンションが常時かかっているので、もたつくことなく脱着できます。ウェポンライトなどで重要視される耐久性については現時点ではわかりませんが、これは一般的なSUREFIREのクイックレバーよりも装着しやすいものです。

レイルの溝と噛み合うレイルアダプターは2種類あります。一般的なMIL-STD-1913とグロック用。付け替えてご使用いただければと思いますが、つまり一般的なレールにはGLOCK用でも装着はできます。

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装着したプロポーションはこのような感じ。高さがないので非常にコンパクトに感じますが、長さはそれなりにあります。レイルのかみ合い部分の長さの問題で、セミコンパクト系には厳しいかな。左右5mmずつ程度、幅方向がはみ出しますが、それほど気にならないものかと思います。

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操作は後部左右にあるスイッチを押します。電子スイッチですが、PL-MINIのレバータイプのスイッチよりも操作した感触は明瞭で使いやすいように思います。操作方向は横方向。中の軸側に向かって押し込む形になります。クリックでは点灯・消灯。長押しは押している間だけのモメンタリ。オペレーションはINFORCEなどと共通ですね。クリックと長押しの区別はシャープで、良い反応。

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搭載LEDはCREE XHP35 HIとのこと。外側から視認できません。集光は独自のTIRレンズ。OLIGHTはS1以降レンズ式のライトを多用しており、相応の手応えをつかんでいると思います。ベゼル雰囲気もちょっとSUREFIREぽさを感じますね。

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実際の照射。まずはその明るさに圧倒されます。公称1200ルーメン。M600あたりと比較すると、明るさは確実に上回ります。スポット・周辺光共に十分に広く明るく、死角の少ない照射が可能です。特に屋内では壁などを介した反射光で光が周り周囲を認識できたりしますので、明るのは正義だなという気はします。ただ、至近距離で正面の壁に照射したりすると自分に目潰しをかけることになりますけどね。

当然ながらシンプルなシングルモード。ただし、1200ルーメンを発揮するのは1分間だけで、1分後から緩やかに減光していき、600ルーメンで維持する設定になっています。減光した後も一旦消灯して再点灯すれば再び1200ルーメンを発揮します。

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1インチのリフレクタータイプの配光はこのような感じ。ハンディライトとしては秀逸なものかと思います。LEDの選択で多少変わりますが、少し狭目の照射範囲、くっきりとした外周部、目立たないスポットなどの特徴は大きくは変わりません。

ウェポンライトとして意識されたものと思いますが、PL-2 VALKYRIEの配光は非常に良くできています。中心光はくっきりとしていて銃口の向きを認識しやすくなっています。周辺光は薄めですが認識は可能で、左右への広がりも広くなっています。
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実際、SUREFIREのX300やM600などのウェポンライト系と非常によく似たものです。


ただし、レンズの構造自体や設計思想は多少異なります。SUREFIREのTIRはあくまでも乱光を押さえた設計になっていますが、PL2 VALKYRIEは中心光を積極的に散らして周辺光としています。どちらが良いかは好みですが、PL2 VALKYRIEの照射範囲はSUREFIREのTIRよりも広く、銃を構えた状態で手元から遠距離まで対応できるものになっています。その代わり、SUREFIREのTIRの方が集光度は高くなっていますので、この辺りは設計思想により違いが生まれる部分かと思います。ウェポンライトとしては非常によく要求を満たしているものの一つかとは思います。

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本格派のハンドガン用ウェポンライトということで、電源はCR123Aバッテリーのみ。充電池が普及した昨今ですが、やはりシビアな環境下での信頼性は乾電池の方が上回るかと思います。


バッテリードアのロックはユニークです。開くときは特に問題ないかと思います。表示通り、小さなレバーを起こすと、バッテリードアがほぼ同時に開きます。

問題は閉じる時で、
.丱奪謄蝓璽疋△魎袷瓦吠弔犬覆ら
 (指で完全閉鎖状態を維持したまま)
▲蹈奪レバーを閉じる
という手順になります。ロックレバーは90度引き起こすと自立しますので、一旦ロックレバーを完全に開いて自立させてからバッテリードアを完全に締め、ドアを押さえた状態をキープしたままロックレバーを閉じると作業しやすいかと思います。
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ロックレバーが寝ている状態でいくら押し込んでもバッテリードアを閉じることはできません。わかりきったことと思われるかもしれませんが、この手の問題で不良品とされるケースは少なくありません。

買う方の立場に立つと、やっぱりちょっと高いランニングコストが気になるかな?ただ、PL-2 VLKYRIEは実銃用のライト。本気でその世界を狙ったアイテムです。何より本格派フラッシュライトメーカーからの流れなので、LEDマネジメントによる圧倒的な明るさや使い勝手の良さは玩具品にはないものかと思います。さらに、現在当店に入るものの中では単純に最も明るいウェポンライトになります。他メーカーの情報でもPL-2を超えるレベルのものは出ていません。満足感は高いアイテムではないでしょうか。

■ OLIGHT(オーライト)PL-2 VALKYRIE ウェポンライト CREE XHP35 HI搭載