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ACEBEAM(エースビーム)K70 CREE XHP35 HI 照射距離1300mフラッシュライト

本日はACEBEAM K70のご紹介です。商品名から分かる通り、先日ご紹介したK70の兄弟機になります。搭載するLEDが違い、その結果表面的なスペックは異なりますが、電池や操作方法などベースの部分は同一です。

「あれ?デザインも完全に同じじゃない?」

と思う方も多いかと思いますが、よく見ますとヘッド部分は結構違います。

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大きな相違点の一つは、リングセレクタの形状。フラットなK60に対し、K70は6箇所の突起があります。こちらの方が指がかりがよく好まれるように思います。もう一つは放熱フィン。やはりK70の方が加工の深さがあり、一般的にはかっこいいと言って良いかと思います。電池を収納する部分は大きな違いはなさそうです。

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内部部品では、リフレクタが異なります。オレンジピール、あるいはテクスチャードと呼ばれる、シボ加工されたリフレクタを持つK60に対し、鏡面に仕上げられたスムースリフレクタを持つK70。さらに、リフレクタの奥に存在するLEDのサイズも大きく異なります。
K70が搭載しているのはCREE XHP35 HI。HIはHIGH INTENSITYを意味し、リフレクタタイプのライトに搭載した時に集光性が高いことを意味します。アンバランスに感じるほどの広いリフレクタ、小さなLED。XHP35はハンドライト用としては決して小さなLEDではないんですけどね。そう感じてしまいます。

そこから放たれる光は、想像通り強烈です。

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周辺光も狭目ですが、さらに圧巻なのが中心光の絞られ方。ビームサーベルのように細く伸びていく中心光はなかなか爽快です。

明るさはカタログスペックで2600ルーメン。XHP35としてはかなり絞り出していると思いますが、このクラスのライトの「明るさ」としては驚くようなものではありません。やはり特徴は巨大なリフレクタによる飛びっぷりかという気がします。

比較として今日は、NITECORE MH25GTに登場してもらいたいと思います。
口径40mm、CREE XP-L HI搭載といえば、かなり照射距離を重視したライトという印象ですが、K70と比較してしまえばこの通り。

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明るさもさることながら、やはり中心光の絞られ方に差があります。

逆に、明るさのスペックで上回るK60と比較しても、飛距離に関しては優っています。
中心部の白とびを軽減するために、上の写真とは明るさの設定が異なります。

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この通り。明るさのスペックと実際の照射距離は必ずしも一致しません。
K60は比較的スタンダードな、中距離タイプとでもいうべき照射ですが、K70は遠距離に特化したものになっています。

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照射の到達距離は1300mにも及びます。もちろん、1300m先を明るく照らし出すことができるわけではありませんが、ちょっと予想できない距離まで照射が到達するのは事実です。

ACEBEAM K70の操作は、K60とほぼ同一。ただしLEDの違いにより、明るさの設定が異なっています。

MODE 1:1ルーメン / 1200時間
MODE 2:70ルーメン / 75時間
MODE 3:450ルーメン / 12時間
MODE 4:1000ルーメン / 6時間
MODE 5:1900ルーメン / 3時間
MODE 6:2600ルーメン / 2時間
ストロボ:2600ルーメン / 4時間

明るいモードがK60ほどの大出力ではないぶん、持続時間が長いのが特徴です。MAXとなるMODE6にもターボモード的な時間制限はなく持続的に点灯します。発熱はそれなりといったところでしょうか。X80のようなちょっとビビるような速さで加熱することはありませんが、かなり温かくはなるようです。

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操作方法は、K60同様にテールスイッチとリングセレクタ。メインの点灯・消灯はテールスイッチで行います。やはりボディのサイズから、あまり押しやすい感じはしませんがやむを得ないかと思います。

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モードの切り替え方法は、K60同様にリングセレクタ。点灯前に確認でき、スイッチとリングの場所さえ教えてあげれば、不慣れな方でも使えるため安心。
画像で赤く着色した部分がK70のリングセレクタになります。カキカキと小気味よいクリック感が各ポジションにありますので、慣れれば手の感覚でモードを変更できます。多少雑な感じですが、ポジションに対するマーキングもあります。回転角はトータル180度ほどです。

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バッテリーは専用のIMR18650が4本。当店のJETBEAM.jpのIMRで代用可能です。暗く感じられるようになったらすぐに電池交換してください。あるいは、電池を使い切っていなくてもこまめに充電することをお勧めします。手間を惜しんで使いすぎると、電池の寿命が極端に短くなることがあります。

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操作性に優れ、遠距離照射を比較的長い間維持できるフラッシュライトです。K60同様、よほどのプロフェッショナルかマニアでなければ、使途がないかもしれません。しかし、これほど飛ぶのであれば面白いのは間違いありません。海岸など広いところに出て試したくなるライトです。

このクラスのライトになってくると、野外に持ち出さなければ実力は測れないかもしれません。近々また比較してみたいと思います。どうぞお楽しみに。

ACEBEAM(エースビーム)K70 CREE XHP35 HI 照射距離1300mフラッシュライト