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LED LENSER(レッドレンザー)P14 500901 (2018モデル) 単三電池×4本 LED懐中電灯

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するアイテムはLED LENSERの2018年新商品P14です。同社のP14.2の後継にあたる商品です。リニューアルされる2018モデルの一つで単三電池4本使用 MAX800ルーメンのモデルです。先日までご紹介してきたマイナーチェンジモデルと比べると最大時(パワーモード)での明るさが800ルーメンとかなりアップしております。搭載LEDを変えることでルーメンのアップとLEDの高効率化が図られた新商品P14 500901を見ていきたいと思います。

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全長198mm ヘッド径47mm 把持部は34.5mm 電池込みでの重量は約350g。サイズだけ見ると2D(単一電池2本仕様)のライトに近いものがございます。ヘッドは前後にスライドするアドバンスフォーカスを搭載。照射角の調整を自在に行うことが出来ます。ヘッドのスライド幅は最大14mm このサイズのフォーカスタイプのライトと比べるとかなり「絞れる」ことを意味します。つまり、遠方照射が可能ということです。ただ、実際に照射してみます感覚的には少し違うものがありました。

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他社のフォーカス付きのライトもそうですが、概ね「ワイド寄り」の配光を重視した感じです。最ワイドでは非常に広い面を照らすことが出来ます。しかも、ムラの無い美しいサークルビームは近場を全体的に照らすことに長けたものです。一般的なリフレクターモデルに比べ中心光と言うものが無いで明るさの強弱がなく手元でもその先でもフラットな配光になるのが特徴です。

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もちろん、ヘッドを前方にスライドさせることで照射角を絞ることが出来ます。フォーカスに段階はなく無段階に行えます。遠近同時に過不足無く照らすことは出来ませんが、割り切って使うことが出来ます。しかし、先に書いたとおり最スポット時の照射距離は思っいたよりも絞られません。照射レンジで言えば30m程度での使用感は良好ですが、照射対象が50m以上になるとかなり霧散するように弱くなってしまいます。

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その理由は最スポットでも光軸が太いためかと思います。実際、夜や暗所では50m以上先を昼のように照らすとなるとかなりのルーメンと巨大なレンズやリフレクターを必要とします。P14くらいのサイズ感のライトでそれを実現するのはかなり難しいです。少なくと単三電池4本でそれを実現しようとするのは酷というものです。また、照らせたとして「見えるか」というとそれもまた疑問です。必要以上の照射距離を稼ぐよりは現実的な範囲内で充分に「見える」事を選んでいるようにも思えます。

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単三乾電池4本は従来品同様カートリッジに装填して使用します。カートリッジ式だと「電池の出し入れが面倒」と感じますが、単三電池使用のP14に関してはその心配はありません。装填自体は簡単ですし、取り出す時もカートリッジを手の平に軽く当てるようすると電池が排出されます。カートリッジ部分の接点バネのテンションはさほど強くはありません。個人的には面倒くささを感じることは有りませんでした。
付属品はテスト用電池とナイロンホルスター、ストラップとなります。

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スイッチはテール側にあります。LED LENSERの意匠のスイッチボタンは大きく柔らかく、そしてセンシティブです。軽く触れただけで点灯します。半押しでのモーメンタリー点灯が可能。モーメンタリー時は必ずパワーモードになります。そういった意味ではかなりタクティカルな仕様です。軽いクリック音がするまで押し込むとHiモード350ルーメン常時点灯、続いてクリックするとLowモード40ルーメン常時点灯。3回クリックすると消灯します。また、Hi/Low何れの状態からもスイッチ半押しでホールドすると一時的にパワーモード800ルーメンが作動し、指を放すと元のモードに戻ります。つまり、Hiモードで常時点灯しながら巡回し、必要に応じてパワーモードを一時的に照らす、といった使用方法が可能です。より省エネを重視するならLowモード常時点灯でも室内ならば充分行けそうです。

LEDという光源の素晴らしいところは「瞬時」に点灯させることが出来る点です。白熱電球の場合は「一瞬」の遅れがあり、HIDなどのディスチャージランプでは最大照度に達するまでかなりの時間を要します。LEDは瞬時に明るさを変えることも出来るのでこのような一時的な調光に適した光源です。LEDの特性を上手く利用したオペレーションだと思います。
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また、Hiモードで連続点灯させてもほとんど熱くなりません。昨今かなり夜は寒くなってきたせいもあるかもしれませんが、少なくと以前のP14.2に比べると非常に高効率なLEDを積んでいることが伺えます。

屋外では少し不満の残るスポット配光も屋内では非常に良好です。サイズ的にも腰にホルスターで提げて持ち歩けるギリギリのサイズ感。単三電池という汎用性と入手性に優れた電池が使える点が非常に優秀です。ハイルーメンモデルの多くが電源をリチウムイオン充電池に依存する傾向にある中、4AAライトの新商品としてはかなり期待の出来る1本かと思います。

LED LENSER(レッドレンザー)P14 500901 (2018モデル) 単三電池×4本 LED懐中電灯