アカリセンターのHATTAです。本日はSUREFIRE L1 LUMAMAXのH2Tカスタム施工例を紹介します。今回のカスタムのベースとなるL1はかなり初期型のモデル。SF123(CR123)乾電池1本使用し、加圧式の二段階スイッチでLo/Hi切り替えが可能なモデルです。発売開始は2003年ごろのようです。ボディの形状からしてその頃の物かと思います。
オリジナルの明るさはHiモードでも20ルーメン程度だったかと思います。最終的には65ルーメンくらいまでモデルチェンジを繰り返していた製品です。ヘッドやボディの形状も時々でバラエティーに富んでおり、ユーザーの好みで意見が分かれるマニアックな1本です。
ラッパ状に少し広がったベゼルと単セルの割には長いボディ。しかし、握り易さなど定評があり長く愛されたモデルでもあります。短いながら角ばったボディがカッコいいですね。
そんなL1はテール側の抵抗制御で調光しておりますのでコンバータを載せ換えても調光が可能です。コンバータはヘッドではなく、ボディ内側にありカスタムの際は樹脂でふさがれた部分を開封し作業を行います。若干ですが、黒い樹脂に施工傷が残ります。今回はそれでもかなり綺麗に状態で戻ってきました。
明るさは最大200ルーメン 3V仕様 CREE XP-G3 4000K 90CRI 人気の高演色LEDのNWを積んでおります。
Lowモードはオリジナル同様控えめな明るさですが、レンズによる集光でそれなりに飛びます。至近距離で有れば全然使える明るさです。配光の広さはオリジナルよりもやや広いように思えます。
スイッチを強く押し込むとHiモードが作動します。オリジナルをはるかに凌駕する明るさです。照射範囲も申し分なくL1の良さが引き出されております。黄金色にも見える美しい光りはHi CRIならではのものかと思います。
L1等の加圧式スイッチの良いところはエコなLowを常時点灯させて使用し、必要に応じてHiを必要なときだけ点灯させることが出来るところです。消灯させすにシームレスにHiモードを作動させることが出来るのは非常に素晴らしいと思います。そういったモデルが現行ではないのを少し寂しく思います。古いモデルだからダメ、、、という訳では無くライトそのものの使い勝手や魅力は明るさに左右されるものではありません。
気に入っているライトなんだけど新鋭LEDと比べると明るさやランタイムに不満のある方はH2Tによるカスタムをご検討されてみてはいかがでしょうか?LEDの換装のみ、LED&コンバータ、さらにリフ化など様々なご希望に添えるよう努力いたします。LEDについて詳しくなくても「これくらいの明るさで、これくらいの時間点灯できるように出来ますか?」などざっくりしたご希望でも構いません。お気軽にお問い合わせフォームよりご相談下さい。どうぞご検討お願い致します。