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アカリセンターのHATTAです。本日はH2Tによるカスタム施工例のご紹介です。今回はSUREFIRE E2DL (旧型)のLED換装のみの事例です。搭載LEDはこれまでご紹介した白色系でも高演色でもないアンバー(琥珀色)です。CREE XP-E2のPC AMBERというLEDです。

オリジナルのE2DLは現行のE2DL-Uの旧型モデル。明るさはHi200ルーメン、Low5ルーメンの二段階調光モデル。キセノンモデルE2DのLED版であり、発売当時は非常に人気のあったモデルです。この頃になるとLEDもかなり明るいものが搭載されるようになり、今でも明るさだけであれば充分イケてるモデルですが、如何せん搭載LEDは古く効率が良くありませんでしたのでレイテストなLEDに載せ換えることにしました。

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LEDの換装のみなのでLowモードも作動します。出力が充分にあるコンバータを載せておりますし、調光機能も残したかったのでオリジナルのコンバータを流用しました。LEDに関しては遊び心もあって「アンバー」を選択。アンバーオンリーのライトなんて珍しいし、個人的に琥珀色が好きだっただけですが、その頃発売されたSUREFIRE AVIATORの琥珀に触発されたのも理由の一つです。
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アンバーは色温度がWW(ウォームホワイト)よりもさらに低いものです。数値はおよそ2000ケルビン以下。スペクトラムもほぼ赤と黄色のみとなります。白色系の数値とは全く異なるものになります。

ちなみに色温度(ケルビン数)に関して「低い」とご説明するとネガティブなイメージを持つ方がいますが、性能とは全く関係ありません。「高い」と青に近くなり、「低い」と赤に近付くだけです。

LEDの光りの色が琥珀色だからどうした、と深くご紹介するつもりは無いのですが、一応メリットになりそうなものがあるので白色系のヘッドと比較してご紹介します。

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比較しますのは同じくH2Tが手を入れたKXカスタムメイドヘッドで製作したものです。LEDはXP-G3 5700K 90CRI 出力は2000mA フルドライブです。高演色の白色で明るさはおよそ600ルーメン程度のものです。KXカスタムヘッドはSUREFIRE KXヘッドをベースとしてLEDとコンバータが自在に選べるサービスです。KXヘッド込みのお値段なのでかなりお徳なサービスかと思います。H2Tさんの在庫限りの企画なので気になる方は弊社までお問い合わせ下さい。
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さて、この2点をお馴染みスモークマシンを使ったもくもく部屋で使って比較しました。このブログをよく読んでいただいている方は既に察しが付いているかも知れませんが、、、アンバーが勝ちます(笑)。
色温度が低いと言うことは波長の低い光りと言う意味でもあります。赤には及びませんが、それに近い「伸び」があります。この環境では色の識別は絶望的ですが、モノの影や輪郭などは白色よりもシャープに見えると思います。

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明るさ、光軸の太さともにXP-G3の方が優れているのですが、煙りの中では白色光の場合、空気中の煙が媒体となり白くなってその先が見渡し難くなります。少なくともKXヘッドのTIRレンズではその力が足りないのです。もっと細く狭角な照射であればまた違った結果かと思います。

TIRレンズは良くも悪くも周辺光がそれなりに出るものです。もちろん、搭載するLEDの種類や明るさでも見え方は変りますが、狭角ながらも周辺光が得られるのが特徴です。

煙りという環境下は特殊ですが、霧や小雨はよくある自然現象だと思います。そういった時に低色温度のライトは役立ちます。暗所では白色よりも目に優しいというのもアウトドアアクティビティーでは便利なものかと思います。

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また、アンバーの特徴の一つとして「赤や青や緑に比べて」色の識別が可能です。アンバー以外の「色物」LEDでは「その色 or 黒」の世界に染まります。しかし、アンバーであれば赤色や緑色などが識別できます。

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暗所で地図などを確認しなければならない時、以前は赤色光がよく使われますが、マーカーなどで印をした部位が黒くなったり、マーカーが見分けられなったりすることがあります。その点アンバーはある程度色が読めます。

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アンバーに限らず色物のライトは面白いものです。現在H2Tのカスタムで白色系以外のラインナップを豊富に揃えるのがXP-E2というLEDです。小ぶりで最大照度や効率にやや見劣りする部分がありますが小さいが故に集光性に優れるなどの利点もあります。バリエーションに富んだカラーはとても魅力的です。単純に明るさや演色性などに囚われない自由な設定が出来るのがカスタムの魅力です。こんな明るいアンバーオンリーのライトがあってもいいんじゃないでしょうか?

H2Tのカスタムにご興味のある方はお気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。