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NITECORE(ナイトコア)MT22A 樹脂ボディ 単三電池×2 フラッシュライト
今回ご紹介するのはMT22A。電池を2本並列に搭載したフラッシュライトです。

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まず目を引くのは、独創的なそのボディ。丸みを帯びた箱型の形状です。この中に単三電池2本を収納します。
ボディは大部分が樹脂。ヘッド部分のみがアルミ製になっています。樹脂製のボディは放熱を不安視されがちですが、
昨今のLEDや回路の効率であれば、無理しない限り大きな問題は無いようです。
様々なメーカーで樹脂製ボディのライトのラインナップが増えているように感じます。

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何サイズと言うべきかわかりませんが、コンパクトなボディ。すっぽりと手の中に収まってしまいます。数年前までの標準機を半分にして並べてくっつけたようなサイズです。単三電池×2本のライトは長い!というイメージがあり、携帯性にも制約がありましたので、これはこれでいい感じかな。
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電池の交換のためにヘッドを外す方法もユニーク。ボディにあるシルバーのボタンを強く押し、ヘッド部分を引き抜きます。いずれもちょっと力が必要です。電池の装填、ヘッドの装着、共に向きがありますが、特に指示が来などはありません。電池のマイナス極にはバネ接点が当たる、という常識に従って電池交換をしてください。また、ヘッドの装着の際には、ボタンを押しながらヘッドを差し込む必要があります。ボタンを押さない限り、ヘッドを装着することはできません。電池はエネループなどのニッケル水素充電池対応。ランニングコストを抑えながら運用できます。
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配光はこのクラスのサイズのリフレクターでは標準的。開口径も大きくなく、深さはほどほどといったところなので、非常に見慣れた感のある、拡散ともスポットとも言い難い標準的なリフレクターの配光です。手元足元では中心光の存在感がありますが、数メートル以上離れる場合には中心光はなだらかに周辺につながっていくように感じます。中距離まででは非常に使いやすい配光です。

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モードは3モード+ストロボ。スイッチを押して点灯中に、一瞬の消灯を挟んで再点灯させると次のモードに移行します。HIGH:260ルーメン → MED:45ルーメン → LOW:1ルーメン → ストロボの順。ぱっと見の数値上も、実際の使用感としても、LOWとMEDが離れているのが印象的です。
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1ルーメンはごく弱い光。蓄光直後のグローフォブと並べてみても、眩しさを感じません。完全な暗闇であれば、数メートル先をギリギリで視認できますが、実用的ではありません。災害や停電を見据えてこのような暗いモードを求めるユーザーも少なくはありませんが、MT22Aに搭載されているのは意外な感じもします。コンセプト上、HIGH、MEDを常用してね、という印象を受けるモード設定です。
操作は底部のプッシュスイッチで行います。ストロークの短いリバースクリッキースイッチ。特殊部隊が使う格闘用ライトというわけではないため、この手のライトの場合はリバースクリッキーがマッチしています。

好みにもよりますが、従来の長い2AAライトよりは携帯性も向上したように思います。2AAライトの定位置といえばジーンズの尻ポケットが定番ですが(ですか?)、あぐらをかくときなどは非常に邪魔になりました。MT22Aならばそこまでの違和感がないかな。
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ポケットクリップで腰ベルトに挿しても丁度いいサイズ感。やや太めのレザーベルト程度であれば、余裕を持って引っ掛けられる、しなやかなクリップです。一時チタンクリップ等が流行りましたが、こういったバネ性を求められるパーツはスチール系の素材の方が安心感はありますね。ホルスターを使用した場合も一般的なライトのホルスターほど目立たないので、違和感少なく携帯できると思います。
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無理にタクティカル路線を追求せず、割り切った仕様にすることで、日常使用での満足感が向上しています。唯一の注意点は、HIGHモードでの連続点灯時にヘッドがかなり熱くなること。全般的には安全度の高いライトだと思いますが、その点のみ注意が必要です。全体的にはよくまとまった、現代的なコンセプトのフラッシュライトです。

NITECORE(ナイトコア)MT22A 樹脂ボディ 単三電池×2 フラッシュライト