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PELICAN (ペリカン) 3315 IECEx防爆認証 LEDライト

今回ご紹介するのはこのところ好調な防爆ライト、ペリカン 3315です。以前にも紹介していますが、なかなか好評をいただいている防爆ライトです。IECEx防爆に対応しており、最も危険なゼロ種場所での連続使用が可能。ゼロ種場所はガソリンなど可燃性液体のタンク内部や、液体の付近を意味します。防爆としては最も厳しい規格に適合しています。

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防爆ライトを最も象徴するのがこの部分のテールキャップ部分のロック機能。マイナスドライバーなどでドックを回しておけば、不意に開くことがありません。可燃性雰囲気中で落としたり、あるいは勘違いにより開いてしまうことを防ぎます。電池と接点は脱着のタイミングでアーク放電を起こしやすく、着火の原因になってしまうため重要な機能です。

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テールキャップを開くと、2列に並んだ電池が顔を出します。テールキャップはコードでつながれ、なくす心配がありません。各接点は物理的に逆装填を防止します。万が一電池の装填方向を間違えても、電流は流れません。
面白いのは、この形状にもかかわらず電池3本仕様というところ。

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このように配置されています。電池一本分のスペースには、回路等が収納されている様子。ストリームライトもそうですが、このあたりの違和感を平然と割り切ってくる姿勢は新鮮に感じます。必要な性能さえあればいいよ、という感じ。NITECOREなど中国系のライトであれば、4本ねじ込んでくるところだと思われます。

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ボディ側面には水素吸収剤のペレットを内蔵。これもペリカンの防爆ライトでは比較的目にするものです。

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ボディは断面が楕円や長方形に近い形になっており、持ちやすくフィット感があります。電池をマルチカラムに収納するライトは好みが分かれるかと思いますが、手のフィット感は良好です。特にペリカン3315はサイドスイッチモデルですので、暗闇でもスイッチの場所を探しやすいのは大きなメリットと言えます。

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配光はナロー&ワイド。小さく、よく伸びるスポットと、広い周辺光を同時に発生します。これも防爆ライトには良い感じ。手元足元を広く照らしつつ、一方でタンクなどの奥を覗き見るような用途に適合します。調光機能もなく、160ルーメンのシングルアウトプット。これも防爆ライトとしては良い設定かと思います。十分な明るさと飛距離を持ちつつ、ランタイムを重視したセッティングです。そもそも防爆ライトは各社の明るさの基準が低いため、防爆ライトとしては明るい部類になるかとも思います。

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ボディのイエローは蛍光です。蛍光物質は外部からの光を自発光に変換するため、実際の明るさよりも目立ちます。火災現場など薄暗い場所でも見つけやすいように、通常の光でも明るく鮮やかに見えやすいのですが、

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面白いのはこのように紫外線を照射した時。実にくっきりと輝くように浮かび上がります。これは紫外線のエネルギー密度が高いため蛍光を発しやすく、なおかつ肉眼や一般的なカメラでは認識されにくいため、周囲と大きなギャップを生むからです。紫外線LEDをお持ちの方はぜひお試しください。

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同型機に蓄光の3310PLもあります。素材や色の違いはあるものの、外形は同一。明るさが違う他、3315は認証済みの防爆ライトで蛍光カラー、3310PLは防爆認証はなく蓄光ボディという違いがあります。どちらもコンパクトで扱いやすいライトです。ただ業務上使用するのであれば、IECEx防爆でゼロ種現場から使える3315が必携ということになります。日常的に使用するにもなかなか良いライトですよ。特にご家族に使ったいただくにも良い条件のライトとなっています。

PELICAN (ペリカン) 3315 IECEx防爆認証 LEDライト