main

HAZARD4 (ハザード4) PLAN-B17 プランB17 スリングパック ライトゴーバッグ

本日ご紹介するのはHAZARD4のplan-b '17というモデル。以前より販売のある、plan-bの2017バージョンということになります。plan-bは廃盤になるわけではなく、同じ仕様のままplan-b classicという名称で継続販売されます。


IMG_9017

主な相違点は3箇所ございます。もっとも目立つのは背面上部のポーチ部分。classicでは本体と同じナイロンのポーチでしたが、セミハードなものに変更されています。使い勝手は各自好みはあるかと思いますが、何かにぶつけたりするような、ちょっとした打撃からの保護力はかなりアップしているかと思われます。

IMG_9019

もう1箇所はその下のポーチ。ポーチそのものは大きな変更はないようですが、背面にあるMALLEシステムのウェビングが凹凸の少ないタイプになっています。よりロープロファイルにして、ひっかかりにくくするためのもの。また、その表面はベルクロのメス型になっており、各種のパッチなどを張ることもできます。

IMG_9020

最後はショルダーベルトのバックル。不意に外れるのを防止するためのロックが付属しています。classicのスライド方式に対し、レバー式へと変更されています。スライド式レバーではそれほどクリック感がなかったのですが、レバー式の方はカチッと動作します。バックル自体がしっかりしているので、どれほど必要性があるものかはわかりません。この辺りはさすがにミリタリー、と言える念の入れようです。

IMG_9022

変更点を除けば、前作を踏襲したスリムなバッグです。
特に幅の狭さが際立ちます。これは、普段車両などに必要最低限のものをパックしておき、車両などからの脱出時に素早く持ち出すコンセプトだから。ザック類によくある左右の張り出しをなくして、狭い出入り口に干渉するのを避けています。日常生活でも、車への乗り降りに最適。自転車・バイクの場合は、障害物や歩行者などに当たりにくくなるというメリットもあるかと思います。

IMG_9061

スリングパックですから最大の特徴は前に回せること。普段はサイドのストラップを締めておけばバッグの位置がずれにくいのですが、中身を取り出す場合にはストラップのバックルを外して回すことで、一瞬で前方に持ってくることができます。こうして立ったまま中身へアクセスすることができるため大変便利になっています。

IMG_9032

メインコンパートメントは、三方向をダブルジップで開いており、ガバッと開くことができます。パッキングをしたり地面に置いて中身を展開する場合には迅速。内面にはメッシュ状のポケットが装備されていて各種小物を分類しやすくなっています。

IMG_9033

左右の側面は、仕切り板を固定するための起毛素材になっています。全面ベルクロのメスになっており、オスの接着面を持つ仕切り板はどこでも好きな位置で固定できます。

IMG_9034

細長いバッグですので、上下に分けて収納する場合には活躍します。不要な場合にはどちらかの壁に貼り付けておけば紛失の心配もありません。

IMG_9055

背中のハイドレーション収納ポケットはこの手のバッグではお約束ですね。不要な方は折りたたんだ地図などを収納することもできますが、幅はB5クラスが限界と思われます。
下部からハイドレーションのチューブを出して上まで導くために、シルダーストラップにはコードホルダーを何箇かに配置。活用すればイヤフォンやヘッドセットなどのケーブルを邪魔にならないように固定することも可能かと思います。また装着できる装備は限定されそうですが、MOLLEシステムのウェビングもあります。

IMG_9059

側面には内容物を引きしぼるためのコンプレッションストラップと、ここにもやはりMOLLEシステムのウェビングが。こちらはポーチなどお好みで様々なものを取り付けられるかと思います。もし左右にポーチを取り付けるのが決まっているのであれば、のちにご紹介するrocket'17がおすすめかもしれません。

IMG_9047

スリムなボディ、タクティカルな仕様がお好みならイケるバッグだと思います。収納力はサイズ感なりといったところですが、自転車+電車通勤などでバッグの向きを変える必要がある場合には便利かと。極太のショルダーストラップはなかなか一般商品では少なく、インパクトがある部分だと思います。HAZARD4、続々ご紹介予定ですので、新しいバッグをお探しの方はもうしばらくお待ちください。


HAZARD4 (ハザード4) PLAN-B17 プランB17 スリングパック ライトゴーバッグ