main_gz203

GENTOS(ジェントス)GZ-203 GANZ ガンツ 折り畳み可能薄型 COB LED ワークライト

このところ好評をいただいているGENTOSのガンツシリーズです。またかよ、なんて声も聞こえてきそうですが、やはり現場系アイテムはPV(閲覧数)も多いです。PV狙いでアイテムを選んでいるわけではないんですけどね(笑。

gz203-2l

GZ-203の最大の特徴は、二つ折りのボディ。グリップの表面から裏面まで、ぐるりと回転させることができます。

gz203-3l

その機能はこのダブルヒンジによるもの。ボディ先端に一つ、ヘッド(発光部)側に一つヒンジが入っております。ボディ側はカチカチと動くノッチつき、ヘッド側はシームレスに動くヒンジですが、それぞれ180度回転しますので、合わせると360度の回転が可能ということになります。

gz203-6l

ボディ底部にはこのような収納式のフックと内臓のマグネットが付属。どちらもしっかりとしたものです。

IMG_8906

どうしてもフックの場合は揺れますが、不安になるような貧弱さはありません。シンプルなフックですが機能としては十分。ヘッドの角度調整と合わせて、かなり自由度は高いかと思います。

IMG_8876

このように垂直面にもしっかりと自立する強力なマグネットも内臓。ヘッドを水平に伸ばした状態でも不安なく保持できます。ワークライトには必須の機能。倉庫などでスチールラックがあったり、機械類の整備の際には極めて役に立ちます。

_IMG_8912

GANZシリーズのハンディワークライトはトップライトとメインライトを別々に備えているものが多くあります。GZ203も、トップライトを持っています。白色光の拡散光。広く広がる光ですが、光は1点から放たれます。狭い隙間などを見たいときに、漏れた光の照り返しがほとんどなく、見やすいライトと言えます。

_IMG_8909

メインLEDはCOB(チップオンボード)タイプ。GANZシリーズでも多用されている、流行のLEDと言えます。複数の発光体を持つのは従来の多灯LEDと同様ですが、蛍光体を連続して実装しているため面発光に近く使用感が良いこと、熱や電気効率が良く、高い出力を小電流で出しやすいことなどに特徴があります。

IMG_8911

多重影もほとんど気にならないレベルかと思いますがいかがでしょうか。多灯LEDは20灯ほど実装していても多重影がくっきり出ることが多いので、それに比べればはるかに良好かと思います。ディフューザーで拡散する透過効率がかなり落ちますしね。そうやって考えると色々な意味でCOBは高効率です。多用されているのも納得。

IMG_8885

もう当然の機能と言ってもいいんでしょうか、充電機能付き。GZ203の場合は、センターピンタイプのコネクターですね。今時マイクロUSBタイプでもいいかとは思いますけどね。センターピンの根元はUSB、USBポート付きのACアダプタになっていますので、ケーブルさえ持っていれば充電する場所には困らないかと思います。そもそも、外に持ち出すよりはガレージや車内に置いておくライトかという気もします。

ボディは太めですが、折りたためば中型のフラッシュライトと同じくらいのサイズ感。発光面積の割にはコンパクトで扱いやすいボディです。一つお気をつけいただきたいのが、防水性能がIPX2相当と、他の固定ボディのGANZシリーズに比べるとやや劣ります。防滴ですので、ちょっとした水跳ねや小雨は問題ありませんが、バシャバシャかかるような状況は避けた方がよろしいかと。まあ、ヒンジつきで便利な機能を持っていますから仕方ありません。やはり、ガレージや工場で活躍するライトかな。

GENTOS(ジェントス)GZ-203 GANZ ガンツ 折り畳み可能薄型 COB LED ワークライト