MAIN


GENTOS(ジェントス) GZ-001UV COB LEDワークライト 紫外線LED搭載

好評のGENTOS ワークライトシリーズ、GANZから、UV、COB、SMDと3種類のLEDを備えた多機能なモデルのご紹介です。

GENTOS GZ-001UV。型式から分かる通り、紫外線LEDを搭載したモデル。トップライトは白色光のSMD(チップ型LED)、メインライトも白色光のCOB(チップオンボードタイプ)、その横に併設されたUVの3つの機能を備えています。
過去には紫外線オンリーのモデルもありましたが、それに比べれば遥かに汎用性が増しました。紫外線LEDを必要とする場合でも、可視光の懐中電灯を用意する必要がなく、1台2役、あるいは3役と対応できてしまいます。

_IMG_8905

トップライトはSMD、つまり通常のチップ型LEDですね。白色光。ドーム型の凸レンズを使用して、若干集光しているのが特徴的です。と言っても、集光されているというよりはワイドな照射。このような小型の光学系の場合、凸レンズ式よりはリフレクター式の方が効率がよく、コストもそれほど変わらないかとは思いますが、あえて中心光のない配光にこだわっているのだと思われます。他のGANZシリーズでは、光学レンズもないアイテムがあります。それに比べると、COBとの使い分けがはっきりして良いかと。

_IMG_8849

明るさは80ルーメン、40ルーメンの2種類に切り替え可能。フラッシュライトの場合、光量が半分でも体感は半分に感じません。もう少し明るく感じるかと思います。用途による使い分けというよりは、それほど体感が変わらない明るさで、ランタイムを伸ばす目的のものだと思われます。

_IMG_8850

メインライトはCOB。複数の発光体を広く同じ蛍光体で覆ったLEDです。従来の、多数のLEDを並べたタイプ(LOB)のワークライトに比べれば、多重影ができにくく、作業のストレスが少ないとされています。実際は・・・どうかな、蛍光面は連続しているものの、発光体は分離しているので、完全にフラットな照射というわけではないようです。しかしギラつくような感じはLOBに比べれば少ないのは間違いないかと。また、効率が高く、省電力でも明るい、あるいは同じ明るさならランタイムが長いのも特徴ですね。

IMG_8831

紫外線LEDはチップタイプですが、光学レンズを備えていないので広がる光となります。面白いのは、紫外線によって蛍光体が励起されて光るところ。チップが隣接しているために起こる現象ですが、なかなか綺麗ですし面白いですね。ただ、UV LEDは目に見える明るさの割に強いエネルギーを放出しています。じっと見つめるのはおやめください。

_IMG_8835

モードの切り替えは本体背面のスイッチをクリックするだけ。消灯状態から、→トップ(HIGH)→トップ(ECO)→メイン→紫外線→消灯と、順にモードが変化します。タクティカルライトに慣れていると冗長な感じがしますが、一般的にはこれで十分かと思います。
スイッチのすぐ上にはポケットクリップ。作業服のポケットなどに収納するときには便利。

_IMG_8903

グリップ部分はこのように回転します。角度は前後にトータル180度+といったところでしょうか。可動範囲としてはかなり広く、そして十分かと思います。

_IMG_8848

グリップ底部には磁石が仕込まれていて、水平面・垂直面、どちらでも自立できます。先ほどの角度調整と合わせれば、倉庫や機械周りでの固定は非常に楽チンかと思われます。ワークライトには必須の機能ですね。

_IMG_8833

乾電池は使用せず、内蔵充電池を使用。USBケーブルで簡単に充電できます。小型のライトなので充電にはさほど時間はかかりません。

コンパクトで軽く、フレキシブルで多機能なワークライト。点灯時間や明るさはさすがに大型モデルに及びませんが、それはサイズの都合上やむを得ないこと。コンパクトなワークライトが必要なのであれば、十分活躍できるモデルかと思います。

GENTOS(ジェントス) GZ-001UV COB LEDワークライト 紫外線LED搭載