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SUREFIRE(シュアファイア) XH15 ウェポンライト MasterFire対応&MaxVision搭載 350lm

X300UH-Bに引き続き、MASTERFIRE HD1-R に対応するウェポンライトです。

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フレーム手素材は樹脂。G2Z、G2Xのボディと似た感触の樹脂です。なにやらぬるっとしたデザイン。SUREFIREは、ポリマーフレームモデルでもポリマーっぽさをあまり出さないメーカーという印象がありましたが、XH15では印象がずいぶん変わりました。初見では量産型エヴァを思い浮かべましたが、見慣れた今となってはあんまり似てもいない気もします。

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HD1-Rホルスターに突っ込んだ時に、最初に固定ピンを受けるカム溝から、そのままサイドに溝が伸びたデザイン。デザインのせいか、X300系よりも細く感じます。

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XH15はMAXVISIONを搭載しました。従来よりもヘッド直径の割に有効開口径が小さく、反射面に段のついた特徴的なリフレクターです。まずは集光、とにかく集光、というイメージのあったタクティカルライトにおいて、このリフレクターは新コンセプトと言って良いかと思います。

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配光はワイド。非常にフラットに見えます。LEDLESERなど純粋なレンズタイプの配光にも似ていますが、実際にはレンズ式のものよりも中心が明るい設定になっています。こうして奥行きがある場所でも見づらさがなく、壁面に近距離から直射しても眩しさを感じにくいのが特徴です。

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逆に光を受ける側から見ると、以前も検証したように、光軸から離れても眩しさを感じるのも特徴です。不意の遭遇が多い室内戦で優位に立ちやすいよう意図された設計です。XH15はそのMAXVISIONを最初に搭載したウェポンライトということになります。

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新デザインのためか、電池の搭載方法にも変更があります。LEDの制御回路・リフレクターなどがユニット化され、ボディの内側にねじ込まれるスタイルに。

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ヘッドユニットの脱着には付属する専用ツールが必要です。ちょっと手間にも感じますが、銃の整備にかかる手間を考えれば誤差のようなもの・・・ということなのでしょうか、ちょっとわかりません。

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ただ、専用ツールはレイルへの取り付けネジも回すことができます。六角レンチを1本用意する必要があることを考えれば、専用ツールを携帯しても同じことかもしれません。X300系ではレイルから外さなければ電池交換できませんが、XH15であれば本体はハンドガンにつけたまま電池交換ができます。その代わり専用工具が必須。どちらが手間かはわかりませんが、飛び抜けて問題になることはないかとは思います。

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XH15もパドル式のスイッチを搭載。SUREFIREのハンドガン用ウェポンライトの特徴・・・ですが、残念なことが一つあります。それは前方に押してのモメンタリ点灯ができなくなったこと。左右どちらかに傾けてのコンスタント点灯は同じです。常時点灯を重視するユーザーの方が数の上では多いかと思いますので、一般的には問題ないかと思いますが、ちょっと寂しい感じもしますね。

HD1-Rのメカを楽しむにはX300UH-Bよりもこちらがおすすめかな。お値段もお安く、堅牢な樹脂ボディで軽く、おすすめしやすいモデルです。MAXVISIONも同時に確認できますし、デザイン的にも満足感が高く、サバイバルゲームにも気楽に持って行きやすいかと。ご興味があるようでしたら、一押しさせていただきたいアイテムです。

SUREFIRE(シュアファイア) XH15 ウェポンライト MasterFire対応&MaxVision搭載 350lm