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JETBEAM(ジェットビーム) RRT-1 Luminus SST-40&ダブルプッシュ式テールスイッチ搭載
JETBEAM(ジェットビーム) RRT-2 Luminus SST-40&ダブルプッシュ式テールスイッチ搭載

JETBEAMの新製品、RRT-1とRRT-2についてのご紹介です。ヘッドの口径など一部を除き、ほとんど同一性能の兄弟機なので、一緒に紹介したいと思います。

どちらも18650電池を1本使用するミドルサイズのフラッシュライト。比較的コンパクトな部類ですが、スリムさを最重要視したOLIGHT S2などと比べればかなり大きく感じるクラスになります。注目点は採用例が少ないLUMINUS SST-40と、新しいテールスイッチの採用。

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LUMINUS SST-40。全体の雰囲気はXM-L2に似た印象を受けます。シルバーの台座、角のぽっちなどの特徴が一致し、あれ?とパッケージを見直してしまいました。あくまでもスペックシート上の話をすれば、XM-L2よりも光量が大きい他、効率も良いことになっています。2000mA(500〜1000ルーメン以下)でも5%以上高効率。さらに5Aまで受け入れる仕様。18650サイズのライトの新しいベンチマークになる・・・かもしれないLEDですね。

この2機種はリフレクタが少しだけ異なります。RRT-1の方はLEDの台座よりもリフレクタの底の方が小さい設計。XM-LやXML-2の頃は、LEDの台座よりもリフレクタの穴が大きい設計が多かったのですが、最近はジワリとLEDのドームに迫りつつあります。あくまでも光学設計上の話とすれば、リフレクタの底の部分の直径が小さい方が、中心光と周辺光の境界がなだらかになり、同じ中心光強度を稼ぐために必要なリフレクタの長さ(深さ)が短くなります。体感できるほどの違いがあるかはわかりません。しかし、メーカーは努力を続けているのは事実かと思います。

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ボディ全体に程よいナーリングが施され、握った感じは悪くありません。ヘッドやボディの凹凸も適度で、握りやすいボディです。ぱっと見の印象はよく似ている2本ですが、よく見るとRRT-1のボディの方が細く削られています。ヘッドのサイズに合わせたデザインかと思います。そのほかにも、ベゼルリング、ヘッドの飾りカット、ボディのロゴ周りの切削など細部に違いがあります。いずれも、RRT-2の方が古い時代のJETBEAMの特徴を色濃く受け継ぐ仕様ですね。

ご存知の方が現在も多いかどうか・・・、JETBEAMには数年前まで別のRRTシリーズがありました。RRT-1、RRT-2は共に型番が重複しています。以前のRRTシリーズはリング式調光システムを持った革新的なライトでした。同じ型番をもらったこの2本は、JETBEAMの意気込みが伺えるライトです。

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テールスイッチはガードのないタクティカルな形状。個人的にはこの形状が好きですけどね。一般的には、ガードがあり、できれば逆向きに立てられる形状の方が人気があるかと思います。

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そのテールスイッチは2種類の押し方が可能。これは通常のクリックスイッチ同様、ライトの軸方向に押すプッシュ。動作はフォワードクリッキースイッチと同様です。半押しで一時的な点灯が可能、クリック音がするまで押し込むと点灯状態が保持されます。点灯状態からの半押しでは何も起こらず、クリックすれば消灯できます。

撮影協力は久々のSATOMI-CHANです

特徴的なのはサイドプッシュ。スイッチブーツの横面を押してもよく、エッジ部分を斜めに押してもOK。かなり機敏に反応します。
点灯状態でサイドプッシュすると、明るさが変わります。サイドプッシュの長押しでストロボが発動。消灯状態からは、即座にストロボモードに入る仕様です。

この仕様は、物理的な形状は違うものの、NITECORE R25やKLARUS XT2Cなどと類似した処理になっています。NITECORE / KLARUSではレバー式のサブスイッチを使っていますが、RRT-1 / RRT-2では1つのスイッチの中にビルトイン。この仕様が皆様にどう評価されるかというのは気になります。

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リフレクタータイプのため、配光はナチュラルな感じ。飛ばし系のXP-L HIと比較すれば、周辺光が明るいのは好感触。このクラスのサイズで遠距離を照らすのは無理がありますので、個人的にはこういった濃密な光量を広く振り向ける方が理に適っている気もします。

口径の差による配光の差はあまり感じません。口径の小さいRRT-1の方が狭い配光になっているのが面白いのですが、これは先述のリフレクタの設計の違いが出ている部分かと思います。計測すれば当然RRT-2の集光度の方が高く、より高いカンデラ値になります。

ちょっと面白いのが明るさの設定で、18650電池とCR123AでMED&LOWの明るさが違います。理由は全く予想できません。LOW、MED共に、CR123Aの方が明るい設定。High:950 - Med:210/180 - Low:20/0.6という設定ですので、きめ細やかに明るさを変えるというよりは、Medを中心に使う設計思想のように感じます。


ここ1〜2年ほど、スリム&コンパクトな18650製品と40mmクラスのフルサイズの製品が印象的でしたが、このところその中間の、無理のないコンパクトサイズのリリースが多いような印象です。
スタンダードなサイズに新機軸を盛り込んできたJETBEAM RRTシリーズ。商品ページとブログの執筆の際にそれなりに使用しましたが、どちらも悪くない感触です。


JETBEAM(ジェットビーム) RRT-1 Luminus SST-40&ダブルプッシュ式テールスイッチ搭載
JETBEAM(ジェットビーム) RRT-2 Luminus SST-40&ダブルプッシュ式テールスイッチ搭載