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STREAMLIGHT (ストリームライト) 117 PROTAC HL USB プロタック 充電式 LEDヘッドランプ

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介する商品はハイルーメンの充電式LED ヘッドライト プロタックHL USBでございます。ライト本体にマイクロUSBポートを内蔵し、付属するケーブルで充電が可能です。もちろん、充電池も付属します。ランコストを気にすることなく明るい光を照射できるモデルです。ユニークなフィルターカバーを装備し、配光や色も変えることができます。

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最大1000ルーメンを照射できるライトユニットはバッテリーケースと一体になったワンピースタイプ。故にその外観は迫力の大きさです。マネキンの頭が小さいとは言え、実際に手にすると少々驚きます。つい先日ご紹介した同社の充電式ヘッドランプ BANDITとは対極を成す製品です。充電池込みで230g。18650充電池を使用するハンディライトであればさほど「重過ぎる」とはいえないそれもヘッドランプでは流石に軽い違和感を覚えるサイズと重さです。

ディフォルトで付属する布ゴムバンドは2バンドタイプで頭部に確りとマウントすることが出来ます。ライトユニットが付いているマントベースにはノッチが付いており、上下の角度調整が可能。これだけ重いボディなのでノッチの硬さはそれなりにあります。ここの部分がショボイとヘッドライトとして用を成しません。メーカーによってはシリコンバンドのテンションで固定するものもありますが、比較的大柄のライトユニットの場合はそれだと不満に感じることがあります。オーソドックスな「カチッ、カチッ」と動くノッチタイプの方が正解なような気がします。

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フィルターカバーはこのように装着します。使用しないときはスイッチボタンの反対側に嵌めておけます。紛失の恐れが無く合理的。ディフォルトでは拡散用のディヒューザーレンズが装着されております。中心光軸の太いビームパターンを散らし、光りを柔らかくし近距離での照射に適した配光にします。

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ディヒューザーを装着するとフィルターの透過率の関係で明るさは当然落ちます。基本的には近距離を照射する時に使用するものなので多少明るさは落ちても視認性と作業効率は向上させることが出来ます。

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付属するグリーンとレッドのカラーレンズ。フィルターカバーはシリコンゴム製で伸縮するので工具なしでレンズ交換が可能。少し押し広げて嵌めるだけです。

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ノーマルの白色光に比べるとやはり明るさは落ちますが、かなり強烈な赤と緑の世界になります。緑は野生動物が認識し難い色。夜間の動物観察などに適します。赤はナイトビジョンの確保に最適。といっても1000ルーメンでは無駄に明るいのでMedかLowモードに明るさをは落として使うことをおススメします。

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使用電源は74175リチウムイオン充電池。サイズは18650と同じ。汎用の18650形充電池も使用可能ですが、ライト本体に装填しての充電は出来ません。充電は付属する74175のみとなります。117-9
明るさの推移はこんな感じ。1000ルーメンで点灯できるモデルとしては標準的 特に過不足は感じません。ただ、ある程度実用性を持った使い方をするなら400ルーメンのMedモードに落として使った方が良いですね。実際に点灯させて感じたのは「それほど熱くない」ということです。1000ルーメンで光るライトはサイズが小さいとかなり熱を持ちます。このヘッドライトの大きなボディは放熱に一役買っております。もっと小さなボディにすることも出来るでしょうが、敢えてそれをしないのもストリームライトの特徴の一つです。

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レンズは低反射コーティングが施されたガラスレンズ。透明度が高く効率的に光りを飛ばします。リフレクターは鏡面仕上げなので中心光は絞られます。さほど大きくは無いベゼル径ですが中心光はいい感じに集光され遠方を照射することが出来ます。

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手前から置くまで明るい!
1000ルーメンはやはり明るい!リフレクタータイプなのでユーザーの近いところから遠くまで照らせるのがこのヘッドランプの最大のメリットです。ヘッドランプという近距離でのハンズフリーで作業する為の灯具としてはオーバースペックなところもあります。しかし、「より明るく、広範囲に」に照らしたいのであればこのヘッドライトは選択肢の一つに入れて欲しいです。

STREAMLIGHT (ストリームライト) 117 PROTAC HL USB プロタック 充電式 LEDヘッドランプ