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H2T 雷光四眼 (RAICOU YON GAN) P60互換 XP-L Hi×4 リチウムイオン充電池専用 ドロップインLEDモジュール

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するアイテムはH2Tが製造するSUREFIRE P60バルブ互換のLEDモジュール 雷光四眼の最新モデルでございます。従来品はCREE社のXP-G2を4灯搭載した1000ルーメンのモデルでしたが、この度XP-L Hiに載せ換えMAX3200ルーメンまで出力できるようにしたハイルーメンモデルです。

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雷光四眼の迫力あるレンズ
4灯あるLEDは各々小さなレンズを介して光を飛ばします。一つ一つのレンズは小さく深くも無いので集光性はあまりありません。どちらかと言えば拡散系の配光であり、近距離からドバッッ!と広がる光です。風防レンズの向こうに見える入り組んだ配線が如何にもカスタムモジュールと言った雰囲気を漂わせます。

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ランタイム重視の三眼などと違う点は接点部に電流のバイパスとなるケーブルが付いていること。大電流を流すにあたって接点にバイパスを作り故障を防止しております。可動電圧は6-9Vですが、6VつまりCR123乾電池2本では本来の明るさが出ません。3200ルーメンを引き出すにはプロテクション回路のないハイレートで放電するIMR16340等のリチウムマンガン充電地の使用が前提となります。

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室内での照射では死角のない広い配光が得られます。
リフレクターモデルと異なり、中心光のない配光です。スポットな中心光は至近距離出なければ確認出来ず、光は直ぐに拡散して広く広がります。照射される側に立つと、どの位置に立っていても光源が目に入る位置に立つと眩しくて直視できないほど眩しく感じました。

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屋外で光の広がりと照射距離を見てみましょう。人通りのない木々で覆われた街路樹。

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かなり手前から光が広がっているのが分かるかと思います。スポットに光が遠くに飛ぶわけではありませんので、中心光軸がハッキリと見えるような「飛んでる感」はありませんが、その有り余るパワーで闇をなぎ払ったように見えます。こんなにも手前から明るく照らせると思いませんでしたので正直驚きました。

この雷光四眼ですが、ホストとなるライトに制限があります。正確にはそのスイッチに制限があります。クリックして常時点灯させるようなクリッキースイッチのモデルでは使えません。6PやC2と言った押している時だけ点灯するモーメンタリースイッチの使用が推奨されております。また、非常に熱を持ちますので常時点灯は出来ません。間欠点灯のみでの使用となります。

SUREFIREに限った話ではありませんが、機械式のクリッキースイッチの接点は大電流が流れた場合に焼き付いて接点不良となる可能性があります。中華系の18650を多本数突っ込んで数千ルーメンでるようなライトの多くが電子式スイッチを採用しているのはその為といわれております。

通常のドロップインモジュールと比べると使用条件に縛りの多いモデルではありますが、「より明るいもの」を求めるお客様には是非お試しいただきたいアイテムです。

H2T 雷光四眼 (RAICOU YON GAN) P60互換 XP-L Hi×4 リチウムイオン充電池専用 ドロップインLEDモジュール