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NITECORE (ナイトコア) LR30- CRI 高演色 LEDランタン

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するアイテムはNITECOREの携帯ランタン LR30-CRIです。CRIと品名についておりますのでこちらは高演色モデルとなります。太陽光下での色味に近い光が得られるタイプとなります。ボディはその殆どが樹脂製で軽量かつコンパクト。全体的に丸みを帯びたモナカのような形状をしており、従来のランタン然としたデザインというよりは、4wのミニ蛍光灯を光源としたライトのような感じのモデルです。

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幅:86.8mm × 奥行:26mm x 高さ:38mm 
スイッチはボディにあるプッシュスイッチ。スイッチ長押しで点灯。必ずLowモードで点灯し、点灯後にプッシュする毎に明るくなります。暗所での利用の場合、いきなりHiモードで点灯するよりも目に優しい仕様となっております。スイッチ長押しで消灯となります。
消灯時に長押しせずにワンプッシュすると装填されております電池のステータスをブルーの点滅でユーザーに知らせます。ダブルクリックすると赤色灯が点灯。赤色灯点灯後、スイッチをプッシュするとスロー点滅、SOS点滅とシグナルモードに移行します。これをキャンセルさせるには一度消灯させる必要があります。

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使用電池に特徴があります。18650形充電池1本またはCR123乾電池2本が使用可能。恐らく18650形充電池を使用する方が多いかと思います。このサイズのボディだと単三電池1本が限界かと思います。しかし、単三ン電池1本では明るく光らせることは難しく、ランタイムも知れております。しかし、容量の大きな18650充電池を使用すればランタイムも稼げます。Hiモード205ルーメンで3時間強、Midモード85ルーメンで8時間30分。キャンプなどでメインの光源として使用するにはちょっと心もとないところもありますが、就寝スペースやソロテントで使用する分にはHiモードで使用することも無いと思いますので充分に利用できる場面はあると思います。

ボディ底面に強力なマグネットが2つ内蔵されております。外側についていないのがポイント。外側に付いておりますと、貼り付けた面が傷付き難いというメリットがあります。磁力は多少弱くなりますが必要充分な強さかと思います。

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底面にはシリコン製のワッカ状のバンドがあり、何かに引っ掛けたり、括ることが出来ます。金属面でないものへの装着などに利用できます。ただ、このバンドがそこまで立派なもので無いので金属製のフックとかでも良かったのかな?と思いました。

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赤色灯点灯時
なかなか明るく光ます。夜目保護を謳う目的としてはちょっと明るすぎないですかね?っていうくらいです。マーカーとしては優秀ですが、ナイトビジョンとしてはもう少し明るさを落として欲しかったかな?

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コンパクトなので携帯性に優れます。防災袋に入れておくにしてもこのサイズなら邪魔にならないでしょう。しかも放電に強いCR123乾電池が使用できますので長期間の保管に適しております。常用目的なら18650形充電池を使用し、長期保管ならCR123乾電池がおススメです。

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このライトの優れている点はもう一つ。このように持つと眩しくありません。従来のランタンらしい形状の物はどうしても全方向に光を散らすのが目的となるので視界に近いところでかざすとユーザーが眩しく感じてしまうのが欠点でした。グレアガードなどを装備したモデルも若干ありますが、そもそも形が従来型と大きく異なるのでその弊害もありません。

乳白色のカバーによって光は均一に散るので遠くを照らすことは出来ません。このサイズであればテント内のランタンとしてはもちろん、クルマのボンネットの内側に貼り付けてメンテナンスにも使えますし、高演色を活かして撮影などの補助灯としても使えるかと思います。使用電源が単三電池などのごく一般的に入手可能な電池ではないのでやや上級者向けのアイテム。既に18650充電池などお持ちの方であれば利用シーンも増えるかな?18650を使わせる辺りがNITECOREらしい製品かと思いました。


NITECORE (ナイトコア) LR30- CRI 高演色 LEDランタン