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OLIGHT(オーライト) PL-1 II VALKYRIE ヴァルキリー LED ウェポンライト

アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するライトはOLIGHTの新商品 PL1 VALKYRIEです。以前ご紹介したPL1の後継モデルでございます。型番はPL2じゃないのね、と言うのが最初の感想です(笑)。バージョン2となる本製品ですが、全体的なデザインはそのままに製品仕様を大きく変えてきております。特に操作系。

ウェポンライトでオペレーションを大胆に変えるというのは実に稀なことです。しかし、OLIGHTのPL1が登場したのは2015年のことです。まだ2年経っていません。だからこそなのか、改善できる部分があれば早めにやりましょう!と言うのが中華メーカーのフットワークの軽いところであり、また、節操の無いところです。

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PL1 II はピストルやレールの付いたライフル等に装着可能なウェポンライトと呼ばれるライトです。普通のライトと異なり、GUNに装着して使用することを前提に作られたもので、その形状は特殊です。黎明期の頃は筒型の懐中電灯をただくっ付けたようなものが多かったですが、近年は洗練されたデザインのボディが増えております。また、搭載LEDの急速な進化によりより少ない電圧、つまり少ない電池本数で強力な閃光を放つモデルが増えてきております。

操作性ですが、基本的にシングルアウトプット。つまり調光機能がありません。明るさの変えられるウェポンライトも存在しますが、数は少ないです。なぜ調光機能が無いかというと基本的に「その必要が無いから」です。IR(赤外線)をメインとしない通常のモデル場合、その閃光で相手の視界を奪ったり、抵抗の意思を削いだり、暗い場所を照らしてターゲットを認識することに使われます。ハンドガンへの装着を前提としたものは概ね小さく、このPL1 IIもCR123乾電池1本使用のコンパクトなモデルです。他社のモデルに比べ細く、ホルスターへの引っ掛かりが少ないのも特徴です。

次に従来品との違いを紹介します。

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PL1 IIは従来品に付いていた青色のサブLEDがオミットされております。サブLEDがあった部分にはラジエター状の放熱フィンが確りと施されております。ウェポンライト、特にハンドガンに装着するようなモデルの場合、常時点灯して使用することはあまり考慮されていないので放熱に関してはさほど重視されたものをあまり見たことがありません。しかし、このモデルに関して言えばやはり「青、、、要らなかった?」と言うのがその理由のように思えます。過去の他社製品にもナビゲーションライト、という名目でサブLEDが付いているモデルは存在しました。しかし、現在はそういったモデルを目にすることは殆どありません。また、サブLEDを搭載することで操作が煩雑になることを避けた可能性があります。とりあえず、サブLEDは要らないから放熱フィンを設けておこうか、、、と言うのが本音ではないでしょうか?

ベゼルリングがシルバーからブラックに変りました。小さな変化ですが、シルバーの反射を嫌ったユーザーは少なくないようです。それがどれほどの効果があるか分かりませんが、ブラックの方が精悍でかっこいいかな?よく見るとヘッドの滑り止めのナーリングも細かくなってますね。

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レールへの装着はスルーレバー方式。レバーを前方に倒すとクランプが開き、片側をレールに合わせてレバーを閉じると固定されます。レバーの硬さですが、スムーズかつ確りしたものです。個人的な印象ですが、従来品よりも感触は良くなりました。従来品はちょっと華奢だった印象がありましたが、本製品はそんな感じがありません。レバー自体も少し幅広になったのではないでしょうか?

スイッチですがテール部分に左右二個あります。どちらを押しても点灯します。利き手を問わないものなのでレフティーの方も操作しやすいと思います。で、大幅に変った操作性ですが、従来品はチョン押しを二回素早くするとオートストロボ点滅に入力できましたが、本製品は出来ません。ストロボ点滅させるには左右のスイッチを同時に押し込まないと作動しません。つまり、従来品のサブLEDの作動と同じものです。ストロボ点滅の有無に関してはウェポンライトユーザーの間では大きく意見が分かれるところです。必要、不要、それぞれ考え方が分かれます。現時点でOLIGHTは限りなく「不要」と判断したようです。咄嗟の動作で左右のスイッチを同時押しはまずありえません。

通常点灯は従来と同じ。長押しでモーメンタリー(間欠点灯)、チョン押しで常時点灯です。

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使用電池はCR123乾電池1本のみ。ヘッド側にプラス極が来ます。トリセツを見る限り16340の充電池の使用は出来ないようです。

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全長78mm ×ボディ径31mm ×高さ38mm 重量約105g (電池含まず)

単セルのウェポンライトの類と比較してもかなり小型。ボディが全てアルミ合金製なので重さはそれなりです。製品の質感や完成度はOLIGHTをご利用の方であれば悪くは無いことは承知いただけると思います。しかし、ウェポンライトの分野でOLIGHTの知名度はまだまだのようです。

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MAX450ルーメン 配光は基本的にワイド拡散光!やや近距離では中心光の存在をかなり感じることが出来ますが、少し距離が離れると全体を照らすように光が散ります。非常に見やすく視認性の高い配光です。TIRなどのレンズを使用したものに比べると照射距離にやや不満を感じるかも知れません。しかし、このライトは遠方照射を狙ったモデルではないので、ハンドガン装着であればこのような配光の方が使い易いと思います。


OLIGHTの本格的なウェポンライトの第二弾のPL1 II。概ね従来品の改善を目指したモデルかと思います。オペレーションの変化はどうなんでしょうね?ストロボ点滅大好き!っていう方も少なくないのでどのように評価されるか気になるところです。

バックグランドの無い、実績のないところから挑戦する者はいつでもハングリーでなければなりません。
PL1 IIとはそういったライトかと思います。これからも貪欲に進化し続けることを期待します。

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