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OLIGHT (オーライト) H1 NOVA コンパクト&多目的 LED ヘッドライト

本日ご紹介するライトはOLIGHTの新商品 H1 NOVAというヘッドライトです。ヘッドライトといってもマウントからライトを外すことが出来る小型&多目的ライトでもあります。これまでOLIGHTがリリースしてきたヘッドライトの中では一番いい感じのモデルかと思います。ライト本体はもちろん、付属品の多さをみてもその「やる気」が感じられる内容です。小型で明るいのは勿論のこと、やはり配光がヘッドライトとして素晴らしい点が注目です。

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付属品として専用のソフトケースが付きます。ヘッドライトを入れるのに使う必要があるのか分かりませんが、予備の電池を入れるくらいのことには使えそうです。可愛らしいケースで良いですよ。

ライト本体をヘッドバンドに固定するマウントベースはシリコンゴム製です。柔らかく、耐熱性に優れた素材です。ライト本体が大きいと少し弱い感じもしますが、H1 NOVAほど小さいと全く問題なさそうです。

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マウントベースからライトだけを外すとこのようになります。全長×ボディ径×ヘッド径:58.5mm×21mm×21mm
成人男性の小指の平均長よりも短いボディ。本当に小さいです。ライトは「小さいが正義」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、私は必ずしもそうではないと思います。重要な操作性を犠牲にしたサイズダウンは改悪以外の何者でもありません。しかし、このH1 NOVAはL字型?のカタチになのでこれだけ小さくても操作性に不満を感じません。

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スイッチは頭頂部にあり、ボディよりも少しだけ低い位置にスイッチカバーがあります。スイッチの周りには僅かながらブルーにPVDコーティングされたリングベゼルがあります。これはレンズ部分にもあり、耐衝撃性を向上させるほか、審美性にも優れたパーツです。スイッチカバーがボディに対して面一ではないので物理的に誤点灯し難くなっております。スイッチの押し感自体はソフトですが、押し切った時の「押した感」が残る良好なものです。機械式のようなカチっとしたモノではありませんが個人的には好感触です。

そしてもう一つ気になったのがレンズの形状。表面は小さなハニカム状の格子の凹凸が付いたものですが、注目すべきはそこではなく、レンズ自体が凹んでいるのです。すり鉢状に内側にへこんでおり、レンズ中心部は逆に少し凸っております。コリメータレンズらしい形ではありますが、これで上手いこと拡散するのだろうか?と思えるものでした。単純に拡散光を得たのであればフロストレンズ(すりガラス)を使います。しかし、フロストレンズは透過性を意図的に落としたものなのでトーチルーメンは確実に落ちます。そして照射距離も極端に短くなります。ヘッドライトであれば「それでよし」とする意見もありますが、屋外で使ってみると「もうちょっと先を照らして欲しい」という不満が出てきます。その「もうちょっと」を解決してくれるのがこの独特なレンズではないかと思います。

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使用電池はCR123リチウム乾電池または16340形リチウムイオン充電池。ボディが非常に細いので18350は入りませんでした。電池の極性ですが、プラスがテール側を向きます。逆にしても点灯しません。電池を久しぶりに入れたときに間違い易いことなのでご注意下さい。逆にしたからと逝って壊れることはありません。


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クリップが付属しますのでポケットに挿したり、ヘッドバンドを首に掛けたりすることが出来ます。

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テールキャップの内側にはマグネットが付いており、鉄製のラックなどに貼り付けられます。まぁ、好き嫌いがはっきりと分かれるヤツなんですよね、マグネット。このライトではありませんが、同型の物で雪の日にタイヤにチェーンを巻きつけるのに役立ったことがあるので、これはこれで良いかな、と思っております。

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最大のセールスポイントであるこの配光。足元を照らしても中心光は無く均一に広範囲を照らすことが出来ます。全くと言っていいほどムラのない美しい配光です。それでいて光に「弱さ」を感じません。Lowモード15ルーメンであっても本当に手元しか照らせない、、、といったものではなく、充分に「前を照らして歩ける」くらいの明るさがあります。

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TURBO 500ルーメン

非常にワイドな配光です。頭に付けていると感覚的には「死角無し」です。非常にナチュラルな視野が手に入ります。ライトを付けているのを忘れるくらい、、、はオーバーな表現と思うかも知れませんが、それくらい使い易い視野が得られます。ただ、このミニマムなサイズなのでターボモードでは数分しか使えません。このライトには熱をモニターして自動で減光する機能があります。なので、冷ましてからつかってくれれば再びターボモードが使用可能です。仮にターボを使わなくてもHiモード180ルーメンでストレスなく使えるのは非常に優秀だと思います。使用電池がCR123サイズの電池になりますので乾電池を使用するといささかコストが掛かりますが、充電池も使えますので用途や頻度に応じて電池を使い分けていただくのがよろしいかな?と思います。

H1 NOVAの基本調光は3段階です。この三段階他にターボと微光の2モードがあります。スイッチをダブルクリックするとターボモードになります。消灯していても、点灯していてもターボにすぐに入ります。微光モードは消灯時にスイッチを長押しすると微光になります。ただし、微光に入力されてからもスイッチを押し続けるとロックアウトします。スイッチを押しても微光での間欠点灯しかしなくなります。ロックアウトを解除するには再びスイッチを長押しすればOKです。逆にロックアウトした状態であれば間欠点灯が出来るので仲間や相手にシグナルをマニュアルですることが出来ます。LEDはルーメンが低くても輝度(眩しさ)が高い光源になりますので少し離れたところからでも正面であれば点滅しているのが確認できます。
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小さい、明るい、広角照射!ヘッドライトに求められる多くの要望を満たしたモデルです。小型なので長時間の点灯が出来ないのは致し方ありません。どうしてもランタイムを重視するのであれば18650形充電池が使用できるものをお勧めします。例えばNITECORE HC30HC60のようなモデルです。しかし、スポーツやアクティビティでは小型で軽量であることが大きな武器になります。そしてH1 NOVAはトレッキングやランで最適な配光をユーザーに提供してくれます。ランタイムに関しては予備電池があれば事足ります。寒くて外に出るのが億劫な季節になりましたが、寒さに強いリチウム乾電池であれば雪山などでも使うことができるでしょう。この冬お薦めの小型ヘッドライトです。

OLIGHT (オーライト) H1 NOVA コンパクト&多目的 LED ヘッドライト