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LED LENSER(レッドレンザー) I9R IRON 5609-RI 充電式 LEDライト

本日はLED LENSERの充電式ライトI9Rの屋外照射の様子をご紹介します。このライトは同社のモデルで唯一、Li-FePO4 26650充電池 を使用したモデルです。過去にも無かったと思います。インダストリーシリーズのみに存在するI9Rはいろんな意味で異色の存在です。しかし、発売は今年の初め頃だったと思いますが、業務関係ではI7R ダブルチャージャー 5507-DR同様人気のモデルです。

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こちらがLi-FePO4 26650充電池。3000mAh 3.2v 9.6Wh
コバルト系のリチウムイオン充電池に比べれば比較的安全なLi-FePO4を使用しております。単二乾電池を少し長くしたいような充電池です。同じタイプの充電池を使用したモデルではBIGBLUEのBLACK MOLLY 2及びBLACK MOLLY 3があります。どちらも水中ライトになりますので製品の仕様はかなり異なりますが、概ねこの手の大容量充電池を使用するライトは「明るい方へ」味付けした仕様になります。具体的には2000ルーメン以上出せるようなハイルーメンモデルです。

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3000ルーメン以上のライトは結構昔からあります。しかし、何れも短命です。

しかし、I9RはHiモードで400ルーメンと他社のライトに比べかなり控えめな設定となっております。理由は連続点灯にあります。同じタイプの充電池を使用して明るい状態で使えば点灯時間が短くなるのは想像がつきますね?ただ、実際問題としては発熱が激しく最も明るいモードでは短時間しか使えません。上記でご紹介した水中ライトは「水冷」されている状態なのでそういった明るさでの連続点灯が可能です。結局のところ、2000ルーメン以上出せるようなライトでも数分後には明るさを落とさなければならなくなります。「それで構わない」という方もいらっしゃるので、それがダメなわけではありませんがLED LENSERのI9Rはインダストリーシリーズというプロフェッショナル向けのモデルなので実用性が伴わないモデルであってはイケナイ訳です。

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それを踏まえてI9Rの照射ですが、ワイド、スポットの切替が可能なI9Rの屋外照射です。
I9RはHi/Lowの2段階切替のみターボモードもストロボ点滅もありません。Hiモードで連続点灯させて30分以上経過した後、撮影致しました。その間、ボディが熱くて持てなくなるようなことはありませんでした。ほんのり暖かくなる程度です。ワイドは広くフラットに広がります。比較的近距離であればワイドでの使用がベターです。スポットに絞ると一点を非常に明るく照らせます。点検などの作業をされる方であれば、全体を見渡し、スポットで「ここ!」と指示するように照らすことが出来ます。

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周囲が多少明るい場所では最ワイドだとあまり明るく照らせているように感じません。そんな時はスポットに絞って使います。照射距離が伸びるほどスポットの照射範囲は広がります。レンズ式の照射になるので周辺光はありませんので手前を明るく照らすことは出来ませんが、ワイドに切り替えることが出来るので適時切り替える必要があります。

I9Rに搭載されているLEDは比較的小さなものです。なので、スポットに絞った状態ではかなり飛びます。照射距離は最大で260m。あくまでも計測上の数値なので実際の照射距離とはことなると思います。ルーメンと照射距離はあまり関係がありません。例えばおなじLED LENSERでも1000ルーメンだせますP7Rの最大照射距離は210mです。搭載されているLEDがI9Rよりも大きいからです。

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専用チャージャーに装填して充電を行います。ACアダプターが付属します。
所定の場所にライトを挿す。使い終わった後に必ず元に戻すという動作が業務用では重要です。ライトの性能そのものは確かなものです。逆に言えばそんなに面白みのあるライトではありません。日々の業務のツールとして使うのであれば充分な性能を持ちます。他社のライトもそうですが、この手のプロ用ライトはヘタに大きなスペックを書いてきません。ツールとして確かなライトを選びたいのであれば、そういったモデルを選ぶべきです。

LED LENSER(レッドレンザー) I9R IRON 5609-RI 充電式 LEDライト