JETBEAM (ジェットビーム) DC-R10 充電機能付き LEDライト
本日ご紹介するアイテムはJETBEAM DC-R10 充電機能の付いた16340(CR123形)充電池1本で使用可能なコンパクトなフラッシュライトです。先日ご紹介したDC-R20の兄弟機で、こちらはよりコンパクトなモデルになります。共通点としてはテール部分に付属のアタッチメントリングが付くことです。小さなボディに対してゴツいリングが付く様はなかなか面白いです。
ルックスはかつてのJETBEAMらしいもの。結構前のモデルに似たものがあったような気もしますが、、、気のせいでしょうか?個人的には昨今のモデルの中ではとてもクールなデザインをしていると思います。テールのキュッとすぼまった部分とかキュートでしょ?
スイッチはヘッドのサイドスイッチ。全長が98.5mmとかなりコンパクトなのでちょっと押し難い、というか持ちにくい感もあります。18650充電池1本のモデルの方がやはり持ちやすいですね。最近のJETBEAMはサイドスイッチモデルが多く、少々食傷気味。テールスイッチモデルだったら良かったのになぁ〜などと思ってしまいます。どのメーカーもテール部分に「機能」を追加し、付加価値を高めようとしている気がします。リングが付いたり、マグネットが付いたり、ネジ穴があったりと、、、。もちろん、そういうモデルがあっても良いのですが、新商品にテールスイッチモデルがあっても良いんじゃないかな?と思いました。現状単セルでJETBEAMでテールスイッチが付いているのってRRT0SEとM-PA10くらいですから。
充電はスイッチの反対側にあるマイクロUSBポートより行います。充電池の16340または18350を入れて使うことができます。充電池を入れないと充電できませからね、当たり前ですけど。
比較的浅めの鏡面リフレクターにXP-Lが搭載されております。レンズは両無反射コーティングされた強化ミネラルガラスを使用。傷に強く、透過性に優れ、効率的に光りを前方へと飛ばします。 搭載LEDがXP-Lでも封緘樹脂が平らなHiではないところが良い感じ。スムースリフレクターですが、深さも広さも無いヘッドにHiをつけてもさほど恩恵が得られない為か、その必要が無い為か、理由は定かではありませんが、配光自体は素直で使い易いものだと思いました。
充電池他にも乾電池のCR123も使えます。ただし、最大でも326ルーメンとなります。まぁ、充分明るいですけどね。明るさはターボモードも含めると4段階調光が可能。熱くなく握っていられるのはHiモードの113ルーメンがベストな感じ。CR123を使った時の326ルーメンもそこまで熱くなりません。リチウムイオン充電池を使った750ルーメンは短時間使用を心がけてください。
スムースリフを使用しているので基本は集光なのですが、中心部のみが酷く明るくなることも無く、至って素直で綺麗な配光です。逆にXP-Lを積んでいる割には遠くに飛ばない、などの考え方も出来なくはありませんが、このサイズのライトですし、あまりそこは期待して欲しくないです。単セルでポケットサイズで充分な性能を持ったライトとしては良いモデルだと思います。
ちょっと残念なのは明るさの設定ですかね、4段階あってもこのライトのHiモード115ルーメンはさほど明るくはありません。ターボモードの明るさを見た後では尚更そう感じてしまうでしょう。Midの45ルーメンとか使うことはあるんだろうか?と訝しく思ってしまいます。基本的に小さく元気なライトは人気があります。しかし、実際に使ってみると一番明るいところの数値よりも、一段階ないしは二段階下の明るさがどの程度なのか?が実用上重要だったりします。角ばったヘッドやテールのデザインが素敵なライトだけにちょっと勿体無いかな〜と思いました。
JETBEAM (ジェットビーム) DC-R10 充電機能付き LEDライト